18日21時50分=2021年=
2020年公開の外国映画「私的ベスト10」
2020年公開映画の「私的ベスト10」を選んでみた。今日は外国映画だが、コロナ禍であまり映画館に通えなかったため、日本映画と同様にベスト10が選べなかった。
見た映画を良かった順に並べただけになってしまった。

①「パラサイト 半地下の家族」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4523.html
貧富の差という社会問題を扱いながら、奇抜な展開で度肝を抜き、大いに笑わせ、楽しませてくれた。こんな映画はこれまでに見たことがない。韓国映画の実力を、世界に知らしめた。第92回アカデミー賞作品賞の作品。先日、テレビで早くも放送された。
②「フェアウェル」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4793.html
映画の舞台は近代化が進む中国。高層マンションが立ち並ぶが、人々の考え方や伝統はすぐに変わるものではない。助からない病は本人に告げないという伝統と、人権を第一に考える近代的な考えのギャップ。冠婚葬祭など、リアルな中国の生活、文化などを通じて、命について考えさせられる。
③「TENET テネット」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4761.html
映画は“時間が逆行”する世界を描いている。それも逆再生の世界と現実世界が同じ画面の中で同時進行していく。その不可思議な世界で主人公が格闘したり、銃撃戦をしたり、カーチェイスを繰り広げたりする圧倒的な映像体験が味わえた。
④「リチャード・ジュエル」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4668.html
1996年のアトランタ五輪で大会期間中に起きた爆弾テロをめぐる実話をクリント・イーストウッド監督が熟練の手腕で、胸を打つ実録風ドラマに仕立てた。人を見かけで差別する危険性を提起している。
⑤「透明人間」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4744.html
H・G・ウェルズ「透明人間」が原作というので、先入観を持って見てしまった。良い意味で期待を裏切られ、二転、三転のストーリーに驚き、ラストシーンに驚愕した。「女は強し」と。
⑥「1917 命をかけた伝令」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4592.html
「制限時間内に目的地まで到着できるか」という“走れメロス”的な常道が、全編「ワンカット風」という特殊撮影でうまくワサビが効いた。もう一つの魅力は「分かりやすさ」である。「パラサイト 半地下の家族」とアカデミー賞作品賞を争ったが、今日的な意義としてはパラサイトが勝っていた。
⑦「ジュディ 虹の彼方に」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4628.html
レニー・ゼルウィガーは完璧な演技をし、歌もすごくうまい。だが、映画自体は平凡で、はっきり言って歌う場面以外はたいくつだ。再起をかけたロンドン公演も、単なる気まぐれ歌手で、焦点が絞り込めていない。これじゃ、同情の余地がない。
【関連記事】
◇2019年公開の外国映画「私的ベスト10」(2020.1.9)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4490.html
◇2019年公開の日本映画「私的ベスト10」(2020.1.8)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4491.html
今日の
最低気温-3.0度、最高気温5.3度。曇り。高田の積雪141cm、新井の積雪149cm。
○……昨日、今日と僅かに降雪があった。今夜から明日にかけて、上越の平野部では最大20cmの雪が降り、風が強いという。だが、それを過ぎれば、気温が上がるようだ。
○……第55回全米映画批評家協会賞が発表され、『ノマドランド』が作品賞、監督賞、女優賞、撮影賞の4冠に輝いたという。ノマドっていうのは遊牧民のこと。企業の経済破綻とともに住処を失い、最愛の夫も亡くした女性(フランシス)が、車上生活者(現代のノマド”として放浪の旅を続けるさまを描いている。
第77回ベネチア国際映画祭では金獅子賞、第45回トロント国際映画祭では観客賞を受賞。早く見たい映画だ。
見た映画を良かった順に並べただけになってしまった。

①「パラサイト 半地下の家族」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4523.html
貧富の差という社会問題を扱いながら、奇抜な展開で度肝を抜き、大いに笑わせ、楽しませてくれた。こんな映画はこれまでに見たことがない。韓国映画の実力を、世界に知らしめた。第92回アカデミー賞作品賞の作品。先日、テレビで早くも放送された。
②「フェアウェル」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4793.html
映画の舞台は近代化が進む中国。高層マンションが立ち並ぶが、人々の考え方や伝統はすぐに変わるものではない。助からない病は本人に告げないという伝統と、人権を第一に考える近代的な考えのギャップ。冠婚葬祭など、リアルな中国の生活、文化などを通じて、命について考えさせられる。
③「TENET テネット」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4761.html
映画は“時間が逆行”する世界を描いている。それも逆再生の世界と現実世界が同じ画面の中で同時進行していく。その不可思議な世界で主人公が格闘したり、銃撃戦をしたり、カーチェイスを繰り広げたりする圧倒的な映像体験が味わえた。
④「リチャード・ジュエル」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4668.html
1996年のアトランタ五輪で大会期間中に起きた爆弾テロをめぐる実話をクリント・イーストウッド監督が熟練の手腕で、胸を打つ実録風ドラマに仕立てた。人を見かけで差別する危険性を提起している。
⑤「透明人間」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4744.html
H・G・ウェルズ「透明人間」が原作というので、先入観を持って見てしまった。良い意味で期待を裏切られ、二転、三転のストーリーに驚き、ラストシーンに驚愕した。「女は強し」と。
⑥「1917 命をかけた伝令」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4592.html
「制限時間内に目的地まで到着できるか」という“走れメロス”的な常道が、全編「ワンカット風」という特殊撮影でうまくワサビが効いた。もう一つの魅力は「分かりやすさ」である。「パラサイト 半地下の家族」とアカデミー賞作品賞を争ったが、今日的な意義としてはパラサイトが勝っていた。
⑦「ジュディ 虹の彼方に」
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4628.html
レニー・ゼルウィガーは完璧な演技をし、歌もすごくうまい。だが、映画自体は平凡で、はっきり言って歌う場面以外はたいくつだ。再起をかけたロンドン公演も、単なる気まぐれ歌手で、焦点が絞り込めていない。これじゃ、同情の余地がない。
【関連記事】
◇2019年公開の外国映画「私的ベスト10」(2020.1.9)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4490.html
◇2019年公開の日本映画「私的ベスト10」(2020.1.8)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-4491.html
今日の足跡
最低気温-3.0度、最高気温5.3度。曇り。高田の積雪141cm、新井の積雪149cm。
○……昨日、今日と僅かに降雪があった。今夜から明日にかけて、上越の平野部では最大20cmの雪が降り、風が強いという。だが、それを過ぎれば、気温が上がるようだ。
○……第55回全米映画批評家協会賞が発表され、『ノマドランド』が作品賞、監督賞、女優賞、撮影賞の4冠に輝いたという。ノマドっていうのは遊牧民のこと。企業の経済破綻とともに住処を失い、最愛の夫も亡くした女性(フランシス)が、車上生活者(現代のノマド”として放浪の旅を続けるさまを描いている。
第77回ベネチア国際映画祭では金獅子賞、第45回トロント国際映画祭では観客賞を受賞。早く見たい映画だ。
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