円谷英二の名作! 1960年の特撮「ガス人間第１号」

東宝特撮1960年の作品。変身人間シリーズ第３弾で、最高傑作の誉高い作品が、Amazonプライムビデオに入った。いわば、幻の傑作ということになる。見なけりゃ損の映画だ。



なにしろ、監督は本多猪四郎で、円谷英二が特技監督という再考の布陣。CGがない時代に、どんな映像表現をみせてくれるか、胸が踊った。







さっそく、拝見させてもらった。最初から最後まで無駄な部分がなく、最高のエンターテインメント作品。銀行強盗が「ガス人間」で、煙のように消えるので、絶対に捕まらない。透明人間と同じである。ガス人間が反抗を予告し、警察と新聞記者が追う痛快無比のストーリーだ。





その上、ヒロインの八千草薫の美しさを堪能した。生年月日を調べると、八千草薫は当時29歳の若さ。美しさ、気品、日本舞踊などどれも素晴らしかった。左卜全も懐かしい。

↓走っているミゼットを見られただけで感動した


1960年の作品ということで、当時の東京のレトロ感がいい。走っている車の中にミゼットがあった。信号が切り替わるときに、ジリジリジリとベルが鳴るのに驚いた。

↓新聞記者の女性のカメラにはストロボではなく、バルブのフラッシュが

↓犯人の声の録音には、オープンリールデッキが活躍


ほかに、カメラのフラッシュバルブ、オープンリールのテープデッキなど、いろいろな点で懐かしさ満点だ。

今日の足跡（そくせき）

最低気温-0.8度、最高気温4.2度。朝方小雪、次第に曇りから晴れ。高田の午前9時の積雪134cm、新井は159cm。来月5日頃まで気温が高い状態が続くようで、雪の心配はあまりなさそうだ。

○……「柏崎潮風マラソン」が予定通り、5月16日（日）に行われるようだ。種目を郊外を走るハーフマラソンに統一し、県内在住者に限定。ゼッケンとチップは郵送にして、開会式や表彰はしない。スタートは一斉ではなく、順次行う。走る時以外はマスク着用など、徹底した防止策を取って行うようだ。

この方法なら、多くの大会は実施できると思う。給水をどうするかが考えどころ。無人にすればいいだろうけれど。既にランネット限定でエントリーが始まっている。

◇公式サイト
http://shiokaze-run.info/