16日20時35分=2021年=
「雪花の虎」10巻で完結

東村アキコさんの歴史漫画「雪花の虎」が遂に完結した。このほど発刊された第10巻が最終刊となった。「上杉謙信女性説」を元に、最終巻は歴史に残る激戦「川中島の戦い」が繰り広げられた。
実際は計5回、12年余りに及ぶ川中島の戦いだが、この漫画では一番激しい戦いだった「第四次」の戦いだけが描かれる。最終巻でずいぶん端折ったものだ。作者は最初から10巻で終わらせる予定だったという。
さて、激しい戦いの最中、虎は月のものが始まって腹痛に苦しむ。お腹を温めようと女の姿になって須坂の山奥の「仙仁温泉」に行く。そのことを知った信玄は、温泉で再び虎と運命の出会いを果たす。「もしや、あなたがあの時の……」。
とんでもない恋愛話に発展するのはどうかと思うが、全巻を通じて、歴史的な検証もきっちりしていて、かなり楽しめた。なんといっても、美しくも凛々しい女謙信が魅力的だ。
次の歴史漫画を楽しみにしている。
先日、蔦屋書店高田西店へ行ったら、入り口に平積みしてあり、原画らしきパネルが展示されていた。

今日の足跡
最低気温1.6度、最高気温15.5度。曇のち晴れ。高田の積雪36cm、新井の積雪61cm。

○……上越市の土肥菓子店で、いちご大福を購入。普通の豆大福もおいしいが、春限定のいちご大福もおいしい。
イチゴの酸味、あんこの甘さのバランスがちょうどよい。餅がしっかりしていて、歯ごたえがいい。
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