15日22時18分=2021年=
「日本人のおなまえ」 富山と新潟が分断されてるワケは?
6月10日に放送されたNHKの「日本人のおなまえ」で、本州を真っ二つに分断する東西日本の名字の分け目が紹介された。日本海側の富山県と新潟県は人の交流がなく、名字も全然違うのはなぜか。そこには天下の険、親不知・子不知があった。


ゲストは糸魚川市出身の川合俊一と富山市出身の柴田理恵。この2人を分断しているものは何なのか。
新潟県と富山県の名字ベスト10を見ると、同じ名字があるのは「山田」だけ。名字研究家の盛岡浩さんによると、「隣り合っている県で、これだけきっぱり違うのは本州ではここだけ」という。
↓富山県では「おまん」が通じない

富山県人に聞くと、「新潟とは行き来がない」「言葉がわからない」という。隣の県なのになぜか。




↓日本海側のライン

それは天下の険「親不知」。子不知と合わせ、延長は15kmに及ぶ。1800万年前に断層ができ、剥がれ落ちて断崖絶壁ができたという。この地形のため、人々の往来が妨げられたのだ。
↓隣り合わせの町で多い苗字が違う

では内陸部の分け目はどこか。それは天下分け目の戦いがあった「関ヶ原」だという。



岐阜県関ヶ原に、関東風と関西風の食文化の分岐点があり、両方の味を食べさせる食堂を紹介していた。ここへ行ってみたい! また、関ヶ原町は、西の丸餅と、東の角餅のちょうど境目になるそうだ。

今から1300年以上前に、壬申の乱(672年)があり、戦いに勝った天武天皇が治安維持のため、関ヶ原に3つの関所を作った。実は関ヶ原の「関」は関所の関だったという。また、「関東」「関西」の語源になったのも、この関所が基準だったという。


↓言葉も違う

↓内陸のラインが完成

なぜ、ここに関所を作ったかというと、深い谷、左右に迫っている山、ここしか行き場がない場所だから。関ヶ原の戦いもこの地形だからこその必然だったという。

↓名字の分け目が完成した!

最後は太平洋側の分け目。だが、人の往来が激しく、きっぱりしたラインがない。名字の分布を調べると、津と松阪の間に分け目がある。そこには暴れ川の雲出川があった。水害で橋が流れるなどして、人の往来が少なかったのである。
こうして、日本列島の東西を分断する名字の分け目のラインが完成した。あぁ、面白かった。
今日の
最低気温19.6度、最高気温25.2度。晴れのち曇り。


○……高田公園の西堀に行ってみた。ここ何年か西堀のハスの生育が良くないが、ことしもよろしくない。水面に浮き葉が少なく、水面の面積が多い。今年も水面を埋め尽くすようなハスの花は見られないだろう。


ゲストは糸魚川市出身の川合俊一と富山市出身の柴田理恵。この2人を分断しているものは何なのか。
新潟県と富山県の名字ベスト10を見ると、同じ名字があるのは「山田」だけ。名字研究家の盛岡浩さんによると、「隣り合っている県で、これだけきっぱり違うのは本州ではここだけ」という。
↓富山県では「おまん」が通じない

富山県人に聞くと、「新潟とは行き来がない」「言葉がわからない」という。隣の県なのになぜか。




↓日本海側のライン

それは天下の険「親不知」。子不知と合わせ、延長は15kmに及ぶ。1800万年前に断層ができ、剥がれ落ちて断崖絶壁ができたという。この地形のため、人々の往来が妨げられたのだ。
↓隣り合わせの町で多い苗字が違う

では内陸部の分け目はどこか。それは天下分け目の戦いがあった「関ヶ原」だという。



岐阜県関ヶ原に、関東風と関西風の食文化の分岐点があり、両方の味を食べさせる食堂を紹介していた。ここへ行ってみたい! また、関ヶ原町は、西の丸餅と、東の角餅のちょうど境目になるそうだ。

今から1300年以上前に、壬申の乱(672年)があり、戦いに勝った天武天皇が治安維持のため、関ヶ原に3つの関所を作った。実は関ヶ原の「関」は関所の関だったという。また、「関東」「関西」の語源になったのも、この関所が基準だったという。


↓言葉も違う

↓内陸のラインが完成

なぜ、ここに関所を作ったかというと、深い谷、左右に迫っている山、ここしか行き場がない場所だから。関ヶ原の戦いもこの地形だからこその必然だったという。

↓名字の分け目が完成した!

最後は太平洋側の分け目。だが、人の往来が激しく、きっぱりしたラインがない。名字の分布を調べると、津と松阪の間に分け目がある。そこには暴れ川の雲出川があった。水害で橋が流れるなどして、人の往来が少なかったのである。
こうして、日本列島の東西を分断する名字の分け目のラインが完成した。あぁ、面白かった。
今日の足跡
最低気温19.6度、最高気温25.2度。晴れのち曇り。


○……高田公園の西堀に行ってみた。ここ何年か西堀のハスの生育が良くないが、ことしもよろしくない。水面に浮き葉が少なく、水面の面積が多い。今年も水面を埋め尽くすようなハスの花は見られないだろう。
- 関連記事
-
- NHK「美の壺スペシャル レトロ建築」で高田世界館が紹介 (2021/06/20)
- 旅番組で「高原鉄道でゆく!初夏の新潟」放送 (2021/06/19)
- 「日本人のおなまえ」 富山と新潟が分断されてるワケは? (2021/06/15)
- 本当は会場で見たかった「NHKのど自慢」 (2021/06/07)
- 懐かしい「ウルトラセブン」再放送中 (2021/04/24)
スポンサーサイト