20日22時08分=2021年=
ヒッチコック監督の名作「見知らぬ乗客」
おもしろかったなぁ。さすがヒッチコックである。1951年制作の名作だけれど、今回プライム・ビデオで初めて見た。
「太陽がいっぱい」の作家パトリシア・ハイスミスが原作で、偵小説作家レイモンド・チャンドラーが脚色、それをヒッチコック監督がメガホンを取った映画なので、面白くないわけがない。


テニス選手ガイ・ヘインズ(ファーリー・グレンジャー)は、不貞な妻ミリアムと離婚して上院議員の娘アンと再婚することを望んでいた。ある日、ガイは列車の中でブルーノ(ロバート・ウォーカー)という男性に出会う。
ブルーノはガイがミリアムと別れたがっていることをなぜか知っており、彼の父親を殺してくれるなら自分がミリアムを殺そうと交換殺人を持ちかける。そうすればお互いに動機がないので、捕まる心配もないという。


ガイはブルーノが冗談を言っていると思い、取り合わなかった。しかし、ブルーノは遊園地で男友達と楽しむミリアムを絞殺してしまった。そして、ガイにも殺人を実行するよう付きまとう。殺害すべき父親の滞在先の見取り図、鍵、さらに拳銃までが送られてくる
一言でいうと「交換殺人」の話である。まさか冗談かと思っていたら本当に殺人が行われ、「次はお前の番だ」と迫られる恐怖を、奇妙で不気味な物語に仕立てた手腕は素晴らしい。
↓クライマックスのメリーゴーラウンドのシーン

クライマックスは、証拠品となるガイのライターを遊園地に置きに行こうとするブルーノと、ガイが試合を早く終わらせてブルーノを追おうとするシーンを交互に描き、緊迫感を演出する。メリーゴーラウンドの暴走シーンは、スピード感とスリルがあった。
この映画はモノクロだが、モノクロの明暗が恐怖を倍加していると思う。
今日の
最低気温23.0度、最高気温32.9度。晴れ。
○……東京五輪の開会式は23日だが、早くも明日、ソフトボールの初戦を迎える。上野投手がまだ現役で投げているのはすばらしい。
ほぼ無観客で行われる東京五輪。入場料収入はないし、大会費用はどうするつもりなのだろうか。IOCから大会スポンサー料の一部をもらってもいいのではないだろうか。経済効果もほとんどないだろう。大会理念もかすんでいる。
○……東京の感染者は1387人。県内はなんと36人が感染。オリンピックの選手村で感染が出ているのが気になる。
「太陽がいっぱい」の作家パトリシア・ハイスミスが原作で、偵小説作家レイモンド・チャンドラーが脚色、それをヒッチコック監督がメガホンを取った映画なので、面白くないわけがない。


テニス選手ガイ・ヘインズ(ファーリー・グレンジャー)は、不貞な妻ミリアムと離婚して上院議員の娘アンと再婚することを望んでいた。ある日、ガイは列車の中でブルーノ(ロバート・ウォーカー)という男性に出会う。
ブルーノはガイがミリアムと別れたがっていることをなぜか知っており、彼の父親を殺してくれるなら自分がミリアムを殺そうと交換殺人を持ちかける。そうすればお互いに動機がないので、捕まる心配もないという。


ガイはブルーノが冗談を言っていると思い、取り合わなかった。しかし、ブルーノは遊園地で男友達と楽しむミリアムを絞殺してしまった。そして、ガイにも殺人を実行するよう付きまとう。殺害すべき父親の滞在先の見取り図、鍵、さらに拳銃までが送られてくる
一言でいうと「交換殺人」の話である。まさか冗談かと思っていたら本当に殺人が行われ、「次はお前の番だ」と迫られる恐怖を、奇妙で不気味な物語に仕立てた手腕は素晴らしい。
↓クライマックスのメリーゴーラウンドのシーン

クライマックスは、証拠品となるガイのライターを遊園地に置きに行こうとするブルーノと、ガイが試合を早く終わらせてブルーノを追おうとするシーンを交互に描き、緊迫感を演出する。メリーゴーラウンドの暴走シーンは、スピード感とスリルがあった。
この映画はモノクロだが、モノクロの明暗が恐怖を倍加していると思う。
今日の足跡
最低気温23.0度、最高気温32.9度。晴れ。
○……東京五輪の開会式は23日だが、早くも明日、ソフトボールの初戦を迎える。上野投手がまだ現役で投げているのはすばらしい。
ほぼ無観客で行われる東京五輪。入場料収入はないし、大会費用はどうするつもりなのだろうか。IOCから大会スポンサー料の一部をもらってもいいのではないだろうか。経済効果もほとんどないだろう。大会理念もかすんでいる。
○……東京の感染者は1387人。県内はなんと36人が感染。オリンピックの選手村で感染が出ているのが気になる。
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Comment
【ブログ「おれはここで生きている」のコメント欄に書き込んだ自分のコメントの転載】ジモンさんのYouTubeを視聴して思い出したことがあります。上越市内の事業所に勤務していた30年ほど前のことです。お店の名前は忘れてしまいましたが、高田は東本町の食堂が能生川の漁師から仕入れる天然ウナギの蒲焼きをメニューに出していたのです。仕入れは不定期のため冷凍保存のウナギでしたが、当時としても驚くほどリーズナブル、すなわち養殖ウナギと変わらない料金なのに、クセや臭みはなく、関西風の調理で供される蒲焼きの美味だったこと。味をしめて、足しげく通ったころが懐かしく思い出されます。
オリジン弁当の鹿児島産うな重(税込2160円)を食べました。臭みも小骨もなく、皮までやわらかくて満足できました。ボリュームも57歳にはじゅうぶんでした。店の並びには「なか卯」と「松屋」もあり、ともにうなぎを宣伝するのぼりやポスターが目につきました。うなぎをまた食べたくなったら、「ほっともっと」や「すき家」も含めて情報収集・吟味のうえ、オリジン弁当より安い価格の商品を試しに食べてみるつもりです。
コメントありがとうございました。
高田で天然ウナギを出していた食堂があったのは初耳でした。
子供の頃、矢代川で捕れたヤツメウナギは食べた記憶があります。
いまは天然ウナギは有りえませんね。
高田で天然ウナギを出していた食堂があったのは初耳でした。
子供の頃、矢代川で捕れたヤツメウナギは食べた記憶があります。
いまは天然ウナギは有りえませんね。