総裁選後のタイミングで見た映画「総理の夫」

【評】★５つが最高。☆は半分
★★★☆

4人が立候補して混戦になった自民党総裁選が終わったばかりのタイミングで鑑賞した映画「総理の夫」。女性総理誕生の可能性もあったわけで、面白く見させてもらった次第。J-MAXシアターで上映中。



主役となった夫婦は、少数野党の党首を務めている凛子（中谷美紀）と、鳥類学者の相馬日和（田中圭）。





日和はある朝、凛子から「もし私が総理大臣になったら何か不都合ある？」と意味深な話を投げかけられる。質問の意図を探ってもはぐらかされた日和は、そのまま野鳥観察の出張に出かけ、電波の届かない孤島で10日間を過ごす。しかし、その間に世間は激変。凛子が史上初の女性内閣総理大臣に選出されていた。

なぜ少数野党の女性党首が総理大臣になったかというと、福祉の充実と消費増税を訴えていた凛子の人気を政治利用するために連立内閣を作り、消費増税法案が通ったら総理の座から蹴落とそうとする原久郎（岸部一徳）の策略だった。

そのため、法案が通ると、夫の日和に対し色仕掛けでスキャンダルを狙ったり、研究に支障が出るなど、総理の夫は引きずり回される。

ネタバレになるので、内容の紹介はここまで。最後にもう一波乱があるが、ハッピーエンドなので心配なく。終わってみれば、夫婦の純愛ストーリーだった。

とても楽しい映画で、気分良く劇場を出られた。

今日の足跡（そくせき）

最低気温20.1度、最高気温28.9度。快晴。



○……庭のキンモクセイが咲き始めた。昨日あたりから急にオレンジ色の花と、強い芳香が出てきた。昨年は10月6日だったので2日早く咲いた。

↓46号本塁打

↓大谷の最終打席。三振に倒れた


○……大谷翔平は最終試合で、46号となる先頭打者本塁打を放った。弾丸ライナーだった。本塁打王には2本足りなかったが、100打点も達成した。大リーグ史上でも大谷は特筆すべき活躍をした。素晴らしいシーズンだった。

○……週明けは株式市場が急落。組閣が発表される日なのに、どうしたわけか。発足した岸田政権に期待感がないのか。それとも、中国恒大問題が尾を引いているためか。まだ続くかもしれない。