25日21時35分=2021年=
ハープとチェロのコンサート
中郷区のはーとぴあ中郷で10月24日午後、「マイタウン・コンサート2021in中郷」というクラシックコンサートがあった。ハープとチェロの組み合わせを聴いたのは初めてだった。生の楽器の音色を堪能した。

はーとぴあ中郷は2018年7月の「風間杜夫落語独演会」以来。今回はクラシック音楽だ。小さいホールだが、世界三大ピアノと言われる「ベーゼンドルファー」を備えている(舞台裏で楽器のチューニング用に使っていたようだ)。
コロナ禍のため、470席の半分を使用不可にしているので、安心して演奏が聴けた。もちろん、検温、消毒、半券のセルフもぎりなどもやっていた。

今回のコンサートはハープが山宮るり子さん、チェロが奥村景さん。2人とも新潟市出身で、幼少の頃、一緒に遊んでいたという。
さて、11月17日のブログではハープについて書いたので、今回はチェロを中心に書きたい。
チェロという弦楽器を初めて知ったのは、高校生だった1971年に見た映画「小さな恋のメロディ」だった。映画の中で、メロディに恋をしたダニー(マーク・レスター)は、音楽室でダニーが弾くチェロと、メロディ(トレイシー・ハイド)のリコーダーで2人だけのセッションを楽しむ。この場面が可愛らしくてすごく好きで、チェロの響きも印象に残った。
チェロはヨーヨー・マさんのCDでしか聴いていなかったけど、生で聴くチェロは格別だ。低音弦の響きが体に直接伝わってくる。また、複雑な倍音域はどんなステレオでも再生できない。
第1部では、奥村さんが編曲した「日本民謡メドレー」がおもしろかった。竹田の子守唄や会津磐梯山、こきりこ節、大漁唄い込みなどをアレンジしたものだ。第2部の「スコティッシュメドレー」も奥村さんのアレンジで、ケルト音楽好きの嗜好がうかがえる。
私が好きな「無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 プレリュード」は、ヨーヨー・マの演奏とはまた違って、良かった。
プログラムは次の通り。アンコールはオペラの間奏曲だった。
【第1部】
①白鳥 サン=サーンス
②スペイン風セレナーデ グラズノフ
③ノクターン ボロディン
④シチリアーノ フォーレ
⑤日本民謡メドレー 奥村景編曲
⑥無伴奏チェロ組曲第1番より 前奏曲(チェロソロ) バッハ
⑦睡蓮(チェロソロ) ハウゲン
⑧ファンダンゴ(チェロソロ) ソッリマ
【第2部】
①モルダウ スメタナ
②アヴェ・マリア ピアソラ
③スコティッシュメドレー 奥村景編曲
④ノクターン ベッリーニ
⑤奇想的小品 チャイコフスキー
アンコール:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 マスカーニ
今日の
最低気温6.5度、最高気温18.2度。曇り。
○……衆議院選挙と同時に行われる「最高裁判所裁判官国民審査」。裁判官が適格か不適格か国民がチェックするものだ。今回は15人中、11人が審査対象となっている。
辞めさせたい裁判官に「×」を付けるわけだが、国民は関心がないので、×を付ける人はあまりいない。
県選管から公報が届いたので、ざっと目を通してみた。
全員が略歴や関与した裁判、裁判官としての心構えを書いているが、一人だけこれらのほかに「趣味など」という見出しを立て、11行(319字)にわたって、山歩き、チューリップやバラの栽培の楽しみについて書いている人がいる。また、略歴の中に、中学校時代は軟式テニス部、高校ではバドミントン部に所属していたことを書いている。
趣味を楽しむのはいいが、最高裁判所判事が国民審査の公報に書くことではない。ねぇ、岡正晶さん。

はーとぴあ中郷は2018年7月の「風間杜夫落語独演会」以来。今回はクラシック音楽だ。小さいホールだが、世界三大ピアノと言われる「ベーゼンドルファー」を備えている(舞台裏で楽器のチューニング用に使っていたようだ)。
コロナ禍のため、470席の半分を使用不可にしているので、安心して演奏が聴けた。もちろん、検温、消毒、半券のセルフもぎりなどもやっていた。

今回のコンサートはハープが山宮るり子さん、チェロが奥村景さん。2人とも新潟市出身で、幼少の頃、一緒に遊んでいたという。
さて、11月17日のブログではハープについて書いたので、今回はチェロを中心に書きたい。
チェロという弦楽器を初めて知ったのは、高校生だった1971年に見た映画「小さな恋のメロディ」だった。映画の中で、メロディに恋をしたダニー(マーク・レスター)は、音楽室でダニーが弾くチェロと、メロディ(トレイシー・ハイド)のリコーダーで2人だけのセッションを楽しむ。この場面が可愛らしくてすごく好きで、チェロの響きも印象に残った。
チェロはヨーヨー・マさんのCDでしか聴いていなかったけど、生で聴くチェロは格別だ。低音弦の響きが体に直接伝わってくる。また、複雑な倍音域はどんなステレオでも再生できない。
第1部では、奥村さんが編曲した「日本民謡メドレー」がおもしろかった。竹田の子守唄や会津磐梯山、こきりこ節、大漁唄い込みなどをアレンジしたものだ。第2部の「スコティッシュメドレー」も奥村さんのアレンジで、ケルト音楽好きの嗜好がうかがえる。
私が好きな「無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 プレリュード」は、ヨーヨー・マの演奏とはまた違って、良かった。
プログラムは次の通り。アンコールはオペラの間奏曲だった。
【第1部】
①白鳥 サン=サーンス
②スペイン風セレナーデ グラズノフ
③ノクターン ボロディン
④シチリアーノ フォーレ
⑤日本民謡メドレー 奥村景編曲
⑥無伴奏チェロ組曲第1番より 前奏曲(チェロソロ) バッハ
⑦睡蓮(チェロソロ) ハウゲン
⑧ファンダンゴ(チェロソロ) ソッリマ
【第2部】
①モルダウ スメタナ
②アヴェ・マリア ピアソラ
③スコティッシュメドレー 奥村景編曲
④ノクターン ベッリーニ
⑤奇想的小品 チャイコフスキー
アンコール:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 マスカーニ
今日の足跡
最低気温6.5度、最高気温18.2度。曇り。
○……衆議院選挙と同時に行われる「最高裁判所裁判官国民審査」。裁判官が適格か不適格か国民がチェックするものだ。今回は15人中、11人が審査対象となっている。
辞めさせたい裁判官に「×」を付けるわけだが、国民は関心がないので、×を付ける人はあまりいない。
県選管から公報が届いたので、ざっと目を通してみた。
全員が略歴や関与した裁判、裁判官としての心構えを書いているが、一人だけこれらのほかに「趣味など」という見出しを立て、11行(319字)にわたって、山歩き、チューリップやバラの栽培の楽しみについて書いている人がいる。また、略歴の中に、中学校時代は軟式テニス部、高校ではバドミントン部に所属していたことを書いている。
趣味を楽しむのはいいが、最高裁判所判事が国民審査の公報に書くことではない。ねぇ、岡正晶さん。
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