14日16時09分=2021年=
「十三川」という川名の不思議
今日は田町流雪溝組合の江刈りの日。田町をはじめ、末広町、学校町、白山町などの流雪溝は、十三川から取水している。その流路沿いの草を刈り、取水口などを点検した。矢代地区から、錦町の新井総合公園脇を通り渋江川に合流する川で、「十三川水辺公園」もある。流雪溝の水源としてなくてはならない川である。
↓十三川の田町流雪溝取入口付近

ところで、「十三川」とは珍しい川名だ。川が13本流れているわけではない。ずっと不思議に思っていたので、調べてみた。
地名辞典の「新潟県の地名」(平凡社)、「新潟県地名大辞典」(角川書店)には載っていない。
↓十三川橋

↓十三川水辺公園

だが、いろいろ調べてみると「十三仏」や「十三塚」に関係がありそうだ。
「十三」という数字について、「新潟県地名考」(五十嵐秀太郎著)では、「人の死後、初七日から三十三年後の忌明けまで十三の忌がある。それに十三の仏を割り当てて法事を営む習俗が、室町時代から行われた」とある。さらに「豪族などがその塚を造って祖先を供養したもので、その塚のあるところ。小字名として、各地にみられる」とある。
「新潟県の地名」によると、県内には「十三仏塚」(旧北魚沼郡)「十三塚」(旧岩船郡)、「十三仏村」(旧栃尾市)という地名がある。
ウィキペディアによると、「十三塚」について、「民間信仰による土木構造物である。一般には13基の塚(マウンド)から構成される。また地名となっているところもある。本来は十三仏に由来するとされているが、それぞれの塚の伝承では必ずしもそうなってはおらず、数も13に限定されていない」と説明している。
これらから考えると、十三川という川名は、「十三仏」や「十三塚」と関係ありそうだ。上流の矢代地区に「十三塚」があったのではないだろうか。
今日の
最低気温5.6度、最高気温17.7度。曇り。今朝はずいぶん冷え込んだ。この秋、一番の冷え込みだった。
○…… 土日曜とも穏やかな日だったので、道の駅あらいはにぎやかだった。土産物売り場のカンパーナあらいが混雑していたので、遠くから来た人がお土産を買い求めていたのだろう。
○……スーパーやホームセンターでは、早くも正月用品のしめ縄やお供えなどが並び始めた。冬タイヤの交換、お歳暮、年賀はがき、クリスマス、大掃除など、年末までにすることがたくさんある。気持ちが急かされる。
↓十三川の田町流雪溝取入口付近

ところで、「十三川」とは珍しい川名だ。川が13本流れているわけではない。ずっと不思議に思っていたので、調べてみた。
地名辞典の「新潟県の地名」(平凡社)、「新潟県地名大辞典」(角川書店)には載っていない。
↓十三川橋

↓十三川水辺公園

だが、いろいろ調べてみると「十三仏」や「十三塚」に関係がありそうだ。
「十三」という数字について、「新潟県地名考」(五十嵐秀太郎著)では、「人の死後、初七日から三十三年後の忌明けまで十三の忌がある。それに十三の仏を割り当てて法事を営む習俗が、室町時代から行われた」とある。さらに「豪族などがその塚を造って祖先を供養したもので、その塚のあるところ。小字名として、各地にみられる」とある。
「新潟県の地名」によると、県内には「十三仏塚」(旧北魚沼郡)「十三塚」(旧岩船郡)、「十三仏村」(旧栃尾市)という地名がある。
ウィキペディアによると、「十三塚」について、「民間信仰による土木構造物である。一般には13基の塚(マウンド)から構成される。また地名となっているところもある。本来は十三仏に由来するとされているが、それぞれの塚の伝承では必ずしもそうなってはおらず、数も13に限定されていない」と説明している。
これらから考えると、十三川という川名は、「十三仏」や「十三塚」と関係ありそうだ。上流の矢代地区に「十三塚」があったのではないだろうか。
今日の足跡
最低気温5.6度、最高気温17.7度。曇り。今朝はずいぶん冷え込んだ。この秋、一番の冷え込みだった。
○…… 土日曜とも穏やかな日だったので、道の駅あらいはにぎやかだった。土産物売り場のカンパーナあらいが混雑していたので、遠くから来た人がお土産を買い求めていたのだろう。
○……スーパーやホームセンターでは、早くも正月用品のしめ縄やお供えなどが並び始めた。冬タイヤの交換、お歳暮、年賀はがき、クリスマス、大掃除など、年末までにすることがたくさんある。気持ちが急かされる。
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