05日22時20分=2022年=
日本人が好きな映画の第1位 「ショーシャンクの空に」
昨年12月19日に放送した「日本人が好きな映画ランキングTOP100」で第1位となった映画が「ショーシャンクの空に」だった。数十年前に見てすごく感動した映画である。それが元旦の日、NHKのBSプレミアムで放送されたのだ。




改めて見て、細かいところまで入念に作られていて、非の打ち所のない映画だと思った。
いわゆる「脱走もの」の映画だが「大脱走」や「アルカトラズからの脱出」などとは違い、刑務所の中を描きながらも、脱走シーンは後で明かされるのみで、占める割合は少ない。
いわば、映画は脱走の伏線が大半を占めていて、脱走の成功を明かされた後に、すべてのからくりが分かる仕掛け。
最たるものが刑務所の独房から掘り進めたトンネルを隠すために貼られた女優のポスター。20年以上の年月を象徴するようにリタ・ヘイワースからマリリン・モンロー、ラクエル・ウェルチと変わっていく。
独房の抜き打ち検査で、所長とアンディ(ティム・ロビンス)が交わす聖書についての言葉が、脱獄を暗示している。
所長がアンデイに「好きな聖書の句は?」と聞くと「気をつけよ。家の主がいつ来るやも」(マルコ13章35節)と答える。反対に所長の最愛の句は「私は世の光。従うものは闇を歩くことなし」(ヨハネ8章12節)と答えるのだった。
好きなシーンがある。ある日、アンディは放送室を占拠して刑務所じゅうにモーツァルトの『フィガロの結婚』のオペラを流す。天使のような美しい歌声に囚人たちは聞き惚れる。
ロビンスは2週間の懲罰房行きとなり、戻った彼は「地獄だったろう」と聞かれて「モーツァルトを聴いていたから快適だった」った」と答える。「レコードなど聴けるわけがないじゃないか」と笑う仲間たちに「頭の中で聴いていたんだ。音楽は決して人から奪えないのさ」。けだし、名セリフだった。
冤罪で服役するという重い状況ながら、最後は脱獄のからくりが明かされ、ハッピーエンドを迎える。爽快な映画だった。
今日の
最低気温-0.7度、最高気温3.5度。曇り一時雪。



○……使用期限が迫ってきたので、妙高市の「地域応援ギフト券」を使って、近所の寿し店でちょっと豪華なコース料理。カンパチのしゃぶしゃぶ、和牛のステーキ、タラバガニの刺し身、フグの唐揚げなど、どれもおいしかった。
お酒もいろいろ飲んだ。最後に飲んだ鹿児島の芋焼酎は「タイガーandドラゴン」。寅年にちなんで頼んだ。鹿児島切子のグラスも素敵だった。




改めて見て、細かいところまで入念に作られていて、非の打ち所のない映画だと思った。
いわゆる「脱走もの」の映画だが「大脱走」や「アルカトラズからの脱出」などとは違い、刑務所の中を描きながらも、脱走シーンは後で明かされるのみで、占める割合は少ない。
いわば、映画は脱走の伏線が大半を占めていて、脱走の成功を明かされた後に、すべてのからくりが分かる仕掛け。
最たるものが刑務所の独房から掘り進めたトンネルを隠すために貼られた女優のポスター。20年以上の年月を象徴するようにリタ・ヘイワースからマリリン・モンロー、ラクエル・ウェルチと変わっていく。
独房の抜き打ち検査で、所長とアンディ(ティム・ロビンス)が交わす聖書についての言葉が、脱獄を暗示している。
所長がアンデイに「好きな聖書の句は?」と聞くと「気をつけよ。家の主がいつ来るやも」(マルコ13章35節)と答える。反対に所長の最愛の句は「私は世の光。従うものは闇を歩くことなし」(ヨハネ8章12節)と答えるのだった。
好きなシーンがある。ある日、アンディは放送室を占拠して刑務所じゅうにモーツァルトの『フィガロの結婚』のオペラを流す。天使のような美しい歌声に囚人たちは聞き惚れる。
ロビンスは2週間の懲罰房行きとなり、戻った彼は「地獄だったろう」と聞かれて「モーツァルトを聴いていたから快適だった」った」と答える。「レコードなど聴けるわけがないじゃないか」と笑う仲間たちに「頭の中で聴いていたんだ。音楽は決して人から奪えないのさ」。けだし、名セリフだった。
冤罪で服役するという重い状況ながら、最後は脱獄のからくりが明かされ、ハッピーエンドを迎える。爽快な映画だった。
今日の足跡
最低気温-0.7度、最高気温3.5度。曇り一時雪。



○……使用期限が迫ってきたので、妙高市の「地域応援ギフト券」を使って、近所の寿し店でちょっと豪華なコース料理。カンパチのしゃぶしゃぶ、和牛のステーキ、タラバガニの刺し身、フグの唐揚げなど、どれもおいしかった。
お酒もいろいろ飲んだ。最後に飲んだ鹿児島の芋焼酎は「タイガーandドラゴン」。寅年にちなんで頼んだ。鹿児島切子のグラスも素敵だった。
- 関連記事
-
- 韓国映画の実力を知らしめる「白頭山大噴火」 (2022/01/14)
- 続編は成功したのか? 映画「ドントブリーズ2」 (2022/01/10)
- 日本人が好きな映画の第1位 「ショーシャンクの空に」 (2022/01/05)
- 2021年公開の外国映画 私的ベスト5 (2022/01/03)
- 2021年公開の日本映画 私的ベスト5 (2022/01/01)
スポンサーサイト