25日21時25分=2022年=
91歳の主演男優、そして監督
【評】★5つが最高。☆は半分
★★★☆
91歳のクリント・イーストウッド監督の新作である。2003年の「ミステックリバー」や2004年の「ミリオンダラー・ベイビー」あたりから監督としての実力が発揮され、以降は毎年1本ほどのペースで映画を発表しているが、駄作が1本もない。今回の「クライ・マッチョ」は監督、製作のほかに主演男優も務める。今年は監督デビュー50周年だという。見ないわけにはいかない。J-MAXシアターで上映中。

「クライ・マッチョ」は、落ちぶれた元ロデオスターの男が、親の愛を知らない少年とともにメキシコからアメリカ国境を旅する中で「本当の強さ」の新たな価値観に目覚めていく姿を描いたヒューマンドラマ。ロードムービーのようなスタイルで撮影している。


クリント・イーストウッドはこれまでの映画のように、過去の栄光を捨てきれず、孤独で、頑固で、義理堅い男、マイク・マイロを演じた。
生意気な不良少年のラフォを連れて旅をする中で、男の友情が生まれていく。淡々と描写する映像を通じ、温かなものがしみじみと伝わってくる。

マイクはロデオ界のスターとして一世を風靡したが、落馬事故をきっかけに落ちぶれ、一家は離散した。だが、昔撮った杵柄で、暴れ馬を手なづけたり、獣医よろしく病気やけがを治したりする。車や家電製品も修理するし、料理、ダンス……なんでも来いだ。「年の功」ってやつだな。
当初は「誰も信じない」と心を閉ざしていたラフォだったが、老いぼれだが、体を張って守ってくれ、生き方を示してくれるマイクに憧れ、ひかれていく。この辺の流れがとても自然で、監督の力量と経験が生きている。
闘鶏用のニワトリ“マッチョ”を抱えて旅をするが、これが大事な伏線になっている。
最後はハッピーエンドで、ホッとした。
今日の
最低気温-1.2度、最高気温6.0度。晴れのち曇り。
↓配膳ロボットの「さむたろう」

○……昼食に「カルビ屋 三夢」で好物の石焼ビビンバを食べた。コンビランチは、石焼きビビンバに肉1品とスープ、サラダが付いて1090円(税込み)の安さ。
この店は配膳ロボットを導入していて、前回来た時にニックネームを募集していた。その名前が決まり、壁に貼ってあった。「さむたろう」に決まったようだ(ボディにも書いてあった)。
上越は雪国には違いないが、ちょっと寒すぎる名前だと思う。
★★★☆
91歳のクリント・イーストウッド監督の新作である。2003年の「ミステックリバー」や2004年の「ミリオンダラー・ベイビー」あたりから監督としての実力が発揮され、以降は毎年1本ほどのペースで映画を発表しているが、駄作が1本もない。今回の「クライ・マッチョ」は監督、製作のほかに主演男優も務める。今年は監督デビュー50周年だという。見ないわけにはいかない。J-MAXシアターで上映中。

「クライ・マッチョ」は、落ちぶれた元ロデオスターの男が、親の愛を知らない少年とともにメキシコからアメリカ国境を旅する中で「本当の強さ」の新たな価値観に目覚めていく姿を描いたヒューマンドラマ。ロードムービーのようなスタイルで撮影している。


クリント・イーストウッドはこれまでの映画のように、過去の栄光を捨てきれず、孤独で、頑固で、義理堅い男、マイク・マイロを演じた。
生意気な不良少年のラフォを連れて旅をする中で、男の友情が生まれていく。淡々と描写する映像を通じ、温かなものがしみじみと伝わってくる。

マイクはロデオ界のスターとして一世を風靡したが、落馬事故をきっかけに落ちぶれ、一家は離散した。だが、昔撮った杵柄で、暴れ馬を手なづけたり、獣医よろしく病気やけがを治したりする。車や家電製品も修理するし、料理、ダンス……なんでも来いだ。「年の功」ってやつだな。
当初は「誰も信じない」と心を閉ざしていたラフォだったが、老いぼれだが、体を張って守ってくれ、生き方を示してくれるマイクに憧れ、ひかれていく。この辺の流れがとても自然で、監督の力量と経験が生きている。
闘鶏用のニワトリ“マッチョ”を抱えて旅をするが、これが大事な伏線になっている。
最後はハッピーエンドで、ホッとした。
今日の足跡
最低気温-1.2度、最高気温6.0度。晴れのち曇り。
↓配膳ロボットの「さむたろう」

○……昼食に「カルビ屋 三夢」で好物の石焼ビビンバを食べた。コンビランチは、石焼きビビンバに肉1品とスープ、サラダが付いて1090円(税込み)の安さ。
この店は配膳ロボットを導入していて、前回来た時にニックネームを募集していた。その名前が決まり、壁に貼ってあった。「さむたろう」に決まったようだ(ボディにも書いてあった)。
上越は雪国には違いないが、ちょっと寒すぎる名前だと思う。
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