ジョン・カーペンター監督の「エスケープ・フロム・Ｌ.Ａ. 」

まだ見ていなかったジョン・カーペンター監督の「エスケープ・フロム・Ｌ.Ａ. 」（1996年）がAmazonプライムにあったのでレンタルで見た。1981年の「ニューヨーク1997」の続編という位置づけだが、リメイク作品とも言える。

↓津波を利用したサーフィン

↓ハンググライダーで空から攻撃


とにかく奇想天外なストーリー。ランボーを思い起こす「スネーク・プリスキン」というキャラクターが強烈。地震の津波を利用してサーフィンで車を追跡したり、ハンググライダーで空から銃撃したりと、これまたすごい発想。ジョン・カーペンター監督のユニークさが存分に発揮されている。

映画はアメリカ西海岸でマグニチュード9.6の大地震が起き、津波で本土から切り離され島となったロサンゼルスが舞台。巨大な防壁で囲まれ、警察隊が監視する新生道徳国アメリカの監獄島となる。新憲法に従わず市民権を失った者は全員、この島に追放され二度と出ることはできない。

アメリカ大統領の娘ユートピアは、キューバの革命家のような監獄島のボスの思想に傾倒し、全ての電気機器を破壊できるリモコンを奪い脱出ポッドから監獄島へ侵入する。大統領は、前作でNYの監獄島から大統領を救出した実績を持つ史上最も悪名高き犯罪者「スネーク・プリスキン」に目をつけ、自由と娘を殺すことを引き換えにロス市内に単身潜入させる。彼の体には死亡率100%のウイルス「プルトキシン7」が打たれ、神経組織破壊までのタイムリミットは8時間。時間までに装置の奪還が条件。解毒剤は任務成功時でなければ投与されない。スネークの孤独な戦いが始まる。

今日の足跡（そくせき）

最低気温-4.0度、最高気温8.8度。曇り、夜になって雨。

○……富山のJ-MAXシアターで、ジョン・カーペンターの映画を何本か上映していて、現在は「ゼイリブ」を上映中。上越ではやらないのは、2019年に高田世界館で「遊星からの物体X」「ハロウィン」「ゼイリブ」「ニューヨーク1997」などを上映しているからかもしれない。

「ザ・フォッグ」（1980年）を見たいけれど、DVDはメルカリでもAmazonでも売り切れている。どこかでレンタルしていないかな。

○……北京冬季五輪の女子フィギュアのショートプログラム。イギリスのN・マッケイという選手の演技で流れる歌で「チン、チン」を連発していた。どんな意味の歌詞か分からなかったけど、へんな想像をしてしまった。