15日22時10分=2022年=
美人林の「根開き」
十日町市へ行く途中、遠回りして松之山の美人林に立ち寄った。ブナの「根開き」を見るためである。「根開き」は「ねあき」または「ねびらき」と読み、俳句の春の季語である。「木の根開き」ともいう。「根明き」と書く場合もある。
「根開き」は雪消えに伴って、木の根元の周囲から雪が解け出し、そこが丸くくぼんだ状態のこと。木の幹は黒いので太陽の熱を吸収し、温かいから周りの雪が解けやすい。田んぼの雪を早く消すため、くん炭をまくのと同じ原理だ。
3月中旬から「根開き」が見られるが、今はブナの芽吹きと重なり、一段と美しいと思う。「根開き」は、シラカバの木も美しいと言われるが、ブナが一番だ。
国道353号線沿い堺松入口から美人林へ入ろうとしたが、道路除雪をしていなくて、冬期通行止め中だった。戻って、坂下入口からキョロロの方へ入った。
駐車場まで除雪がしてあったが、美人林までは雪渓の上を歩いていかなくてはならない。雪がザラメ状態になっていたので、スニーカーでも大丈夫だった。
↓美人林の標柱

「美人林」の標柱はようやく3文字が現れた状態。今年は積雪が多かったようだ。晴れていれば最高だったが、霧が少し出ていて幻想的な感じも見られた。芽吹き始めたブナの新緑が美しい。樹齢はおよそ90年と若いブナなので細くてスタイルが良く、背筋がスッと伸びているような美しさ。だから、美人林なのかも。



今日の
最低気温?度、最高気温?度。雨。

○……松之山へ向かう途中、国道253号沿いにある松代の「儀明の棚田」を見た。今年、農水省の「つなぐ棚田遺産」に認定された。
4月下旬になると山桜が咲き、カメラマンで大混雑する。霧が出て幻想的な情景だが、カメラマンは誰もいなかった。
「根開き」は雪消えに伴って、木の根元の周囲から雪が解け出し、そこが丸くくぼんだ状態のこと。木の幹は黒いので太陽の熱を吸収し、温かいから周りの雪が解けやすい。田んぼの雪を早く消すため、くん炭をまくのと同じ原理だ。
3月中旬から「根開き」が見られるが、今はブナの芽吹きと重なり、一段と美しいと思う。「根開き」は、シラカバの木も美しいと言われるが、ブナが一番だ。
国道353号線沿い堺松入口から美人林へ入ろうとしたが、道路除雪をしていなくて、冬期通行止め中だった。戻って、坂下入口からキョロロの方へ入った。
駐車場まで除雪がしてあったが、美人林までは雪渓の上を歩いていかなくてはならない。雪がザラメ状態になっていたので、スニーカーでも大丈夫だった。
↓美人林の標柱

「美人林」の標柱はようやく3文字が現れた状態。今年は積雪が多かったようだ。晴れていれば最高だったが、霧が少し出ていて幻想的な感じも見られた。芽吹き始めたブナの新緑が美しい。樹齢はおよそ90年と若いブナなので細くてスタイルが良く、背筋がスッと伸びているような美しさ。だから、美人林なのかも。



今日の足跡
最低気温?度、最高気温?度。雨。

○……松之山へ向かう途中、国道253号沿いにある松代の「儀明の棚田」を見た。今年、農水省の「つなぐ棚田遺産」に認定された。
4月下旬になると山桜が咲き、カメラマンで大混雑する。霧が出て幻想的な情景だが、カメラマンは誰もいなかった。
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