24日17時22分=2022年=
映画「とんび」
【評】★5つが最高
★★★

重松清の原作だし、ドラマにもなっているので「ハズレはないな」と思って見に行った。展開がベタでやや駆け足だが、139分という長い映画にもかかわらず、飽きずに最後まで見ることができた。古き良き昭和が作り込まれていて、懐かしい気持ちで見ることができた。J-MAXシアターで上映中。
実親の愛を知らない不器用なヤス(阿部寛)が、不器用ながら息子旭を愛し、一人前に育て上げるストーリー。文字通り「鳶が鷹を生む」話。



ヤスは大酒飲みで喧嘩っ早い性格だが、子育てしているうちに親としての自覚が生まれる。仲間たちに支えられ、貯金をして家を買うまでになるのだ。子育ての物語だが、親が逆に子に育てられている。後半、アキラの作文が契機になり、2人のわだかまりを解消し、ぐっと近づくのがハイライト。誰しも涙して見る場面だ。

小料理屋「夕なぎ」の女将、たえ子を演じる薬師丸ひろ子の演技が素晴らしい。実娘との対面シーンは涙が止まらなかった。大島優子もうまい。
雪の舞う冬の夜、岸辺でヤスが旭を抱き、住職の海雲が旭の背中に手を当て言ったせりふ「海になれ」が素晴らしかった。海はどんなに雪が降っても包み込んでしまう。ヤスに海のような男になれと諭したのだった。素晴らしいシーンだった。
◇公式サイト
https://movies.kadokawa.co.jp/tonbi/
◇予告編
今日の
最低気温7.1度、最高気温23.6度。曇り。

○……道の駅あらいに野菜を買いに。とう菜を選んでいて「おかあちゃん」という品種名があったので、びっくり。野沢菜のとう菜の一種のようだ。
○……小野リサの曲をかけていたら、突然「ダンシング・クイーン」が流れてきたので驚いた。ほかの曲が紛れ込んだかと思ったら、歌声は聞き慣れた小野リサの声だった。たまには、こんな曲を歌いたくなるのだろうか。
★★★

重松清の原作だし、ドラマにもなっているので「ハズレはないな」と思って見に行った。展開がベタでやや駆け足だが、139分という長い映画にもかかわらず、飽きずに最後まで見ることができた。古き良き昭和が作り込まれていて、懐かしい気持ちで見ることができた。J-MAXシアターで上映中。
実親の愛を知らない不器用なヤス(阿部寛)が、不器用ながら息子旭を愛し、一人前に育て上げるストーリー。文字通り「鳶が鷹を生む」話。



ヤスは大酒飲みで喧嘩っ早い性格だが、子育てしているうちに親としての自覚が生まれる。仲間たちに支えられ、貯金をして家を買うまでになるのだ。子育ての物語だが、親が逆に子に育てられている。後半、アキラの作文が契機になり、2人のわだかまりを解消し、ぐっと近づくのがハイライト。誰しも涙して見る場面だ。

小料理屋「夕なぎ」の女将、たえ子を演じる薬師丸ひろ子の演技が素晴らしい。実娘との対面シーンは涙が止まらなかった。大島優子もうまい。
雪の舞う冬の夜、岸辺でヤスが旭を抱き、住職の海雲が旭の背中に手を当て言ったせりふ「海になれ」が素晴らしかった。海はどんなに雪が降っても包み込んでしまう。ヤスに海のような男になれと諭したのだった。素晴らしいシーンだった。
◇公式サイト
https://movies.kadokawa.co.jp/tonbi/
◇予告編
今日の足跡
最低気温7.1度、最高気温23.6度。曇り。

○……道の駅あらいに野菜を買いに。とう菜を選んでいて「おかあちゃん」という品種名があったので、びっくり。野沢菜のとう菜の一種のようだ。
○……小野リサの曲をかけていたら、突然「ダンシング・クイーン」が流れてきたので驚いた。ほかの曲が紛れ込んだかと思ったら、歌声は聞き慣れた小野リサの声だった。たまには、こんな曲を歌いたくなるのだろうか。
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