15日21時37分=2022年=
桂宮治が「笑点」の新メンバーになってから妙高市初登場
昨年11月23日の「新真打三人会」のとき、桂宮治さんは「笑点」新メンバーになるとは一言も言っていなかった。テレビ局から止められていたらしい。今年新メンバーとして登場してからは一躍、人気落語家の仲間入りをした。今日、新井ふれあい会館で開かれた三人会は、桂宮治人気で、満員売り切れの盛況だった。

司会の宮信明さんが「落語会は初めての人は?」と会場に問いかけたところ、半数が手を挙げた。「笑点」の威力は凄まじい。


今日の三人会は、最初に3人によるトークと抽選会があった。トップバッターは二ツ目の若手、三遊亭遊子(ゆうこ)、続いて林家たい平の一番弟子の三味線漫談の林家あずみ、そしてトリが桂宮治である。
3人によるトークでいつもながら、「とん汁のたちばな」の話になった。「今日はたちばなで食べようとしたら混んでいて、30人ぐらい並んでいた」「ディズニーランドより並んでいた」「池袋演芸場のお客さんよりいた」という。
その話が本番まで続いていて、桂宮治さんがスタッフにとん汁以外の昼食がないかと聞いたところ、「きたない所ときれいな店のどちらがいいか」と言われ、「杉村屋」に案内されたそうだ。「行きましょう」となり、行ったら潰れそうな民家みたいな所だった(笑)という。予約で満席のため断られたというけれど、ホントかな。
次に「オーモリ」に行ったけれど、混んでいて入れず。結局、楽屋で弁当ととん汁(パック詰め?)の昼食になったようだ。
さて、トリの桂宮治さんだが、夏の落語の定番「お化け長屋」をやった。以前、立川談志がやったのを聞いたことがある。
↓「情熱大陸」に出演した桂宮治(4月)



ざっとあらすじを説明すると、長屋に1軒空きができた。全部埋まると家賃の催促も厳しくなるからと、借り手が付かないように長屋の杢兵衛と源兵衛は一計を案じる。空き家には幽霊が出るということにするのだ。
最初に来た借り手は怪談話を怖がって退散。次に来たのは江戸っ子で、怖がるどころか、礼金・敷金なし、家賃なしの好条件を喜び、すぐに越してくる。
長屋の連中は驚き、引っ越して来た男を脅かそうと、寺の鐘をついたり、障子がひとりでにスーッと開くなどの仕掛けをするというドタバタ話。今なら「事故物件」の話だ。
宮治さんは、マクラで観客を引き付けて、その勢いを落語にぶっつける。テンポの緩急がうまいし、笑いのツボを心得ている。
最初に高座に上がった三遊亭遊子は、しゃべりは上手だし声もいいが、ツボの抑え方が弱い。「大工調べ」という難しいネタを選んだのもどんなものだろうか。
林家あずみは歌と三味線がうまいし、終始笑顔で感じが良い。
今日の
最低気温10.4度、最高気温17.9度。曇り。
○……李相日監督の映画「流浪の月」を見たいけれど、上越では上映予定がない。T・ジョイ長岡か、新潟万代へ見に行くのも面倒くさいな。
白石和彌監督の「死刑にいたる病」も見に行かなくては。J-MAXシアターで上映中。

○……松山にシャガが咲いていた。少し前までは群落になっていたのだが、ずいぶん少なくなった感じがする。

司会の宮信明さんが「落語会は初めての人は?」と会場に問いかけたところ、半数が手を挙げた。「笑点」の威力は凄まじい。


今日の三人会は、最初に3人によるトークと抽選会があった。トップバッターは二ツ目の若手、三遊亭遊子(ゆうこ)、続いて林家たい平の一番弟子の三味線漫談の林家あずみ、そしてトリが桂宮治である。
3人によるトークでいつもながら、「とん汁のたちばな」の話になった。「今日はたちばなで食べようとしたら混んでいて、30人ぐらい並んでいた」「ディズニーランドより並んでいた」「池袋演芸場のお客さんよりいた」という。
その話が本番まで続いていて、桂宮治さんがスタッフにとん汁以外の昼食がないかと聞いたところ、「きたない所ときれいな店のどちらがいいか」と言われ、「杉村屋」に案内されたそうだ。「行きましょう」となり、行ったら潰れそうな民家みたいな所だった(笑)という。予約で満席のため断られたというけれど、ホントかな。
次に「オーモリ」に行ったけれど、混んでいて入れず。結局、楽屋で弁当ととん汁(パック詰め?)の昼食になったようだ。
さて、トリの桂宮治さんだが、夏の落語の定番「お化け長屋」をやった。以前、立川談志がやったのを聞いたことがある。
↓「情熱大陸」に出演した桂宮治(4月)



ざっとあらすじを説明すると、長屋に1軒空きができた。全部埋まると家賃の催促も厳しくなるからと、借り手が付かないように長屋の杢兵衛と源兵衛は一計を案じる。空き家には幽霊が出るということにするのだ。
最初に来た借り手は怪談話を怖がって退散。次に来たのは江戸っ子で、怖がるどころか、礼金・敷金なし、家賃なしの好条件を喜び、すぐに越してくる。
長屋の連中は驚き、引っ越して来た男を脅かそうと、寺の鐘をついたり、障子がひとりでにスーッと開くなどの仕掛けをするというドタバタ話。今なら「事故物件」の話だ。
宮治さんは、マクラで観客を引き付けて、その勢いを落語にぶっつける。テンポの緩急がうまいし、笑いのツボを心得ている。
最初に高座に上がった三遊亭遊子は、しゃべりは上手だし声もいいが、ツボの抑え方が弱い。「大工調べ」という難しいネタを選んだのもどんなものだろうか。
林家あずみは歌と三味線がうまいし、終始笑顔で感じが良い。
今日の足跡
最低気温10.4度、最高気温17.9度。曇り。
○……李相日監督の映画「流浪の月」を見たいけれど、上越では上映予定がない。T・ジョイ長岡か、新潟万代へ見に行くのも面倒くさいな。
白石和彌監督の「死刑にいたる病」も見に行かなくては。J-MAXシアターで上映中。

○……松山にシャガが咲いていた。少し前までは群落になっていたのだが、ずいぶん少なくなった感じがする。
- 関連記事
-
- 妙高演劇フェスで別役実作「いかけしごむ」 (2022/10/01)
- 上越市出身の三遊亭白鳥師匠が「笑点」に (2022/09/18)
- 桂宮治が「笑点」の新メンバーになってから妙高市初登場 (2022/05/15)
- 「新真打三人会」に出た桂宮治さんが笑点の新メンバーに (2022/01/23)
- 今年真打になった落語家の三人会 (2021/11/23)
スポンサーサイト