30日21時04分=2022年=
阿部サダヲ演じる殺人鬼に背筋が凍りつく
【評】★5つが最高、☆は半分
★★★☆
「凶悪」「孤狼の血」の白石和彌監督の作品だけに、期待感を持って映画「死刑にいたる病」を見に行った。阿部サダヲが演じる“狂気”の殺人鬼に背筋が凍りついた。まさに日本の「ハンニバル」「コレクター」だ。

その男、榛村(阿部サダヲ)がターゲットにするのは、黒髪で、制服をきちんと校則通りに着るような真面目な高校生。男女を問わないので、性的な目的ではない。殺したその数は、20人を超える。
言葉巧みに近づき、親切にして心を開かせる。榛村は誰もが心を許してしまう雰囲気を持っているのだ。誘拐後は被害者を縛り付けてから爪を1枚1枚ペンチではがすなど、いつも決まった順番でなぶる。泣きながら「助けてくれ」と叫ぶ表情を楽しみ、苦しむ様子を美しいものでも見るように眺める。残虐な場面の映像は美しい。美しさを感じてしまう自分が怖くなった。


グロいシーンは目をそむけたくなり、トラウマになりそうなほど。この手のサイコ映画が苦手な人は見ないほうがいいと思う。面白かったが、2度目は見る気がしない。思い出すのも怖いので、ストーリーには触れないでおく。
阿部サダヲの鬼気迫る演技はもちろんだが、岡田健史も素晴らしかった。
J-MAXシアターで鑑賞。平日の割には客が多かった。既に上映は終了した。
今日の
最低気温14.2度、最高気温29.0度。晴れ。
○……上越市安塚区では、午後1時43分に32度を記録したそうだ。5月の観測史上では最高だという。
○……これ、案外おいしい。鶏半身揚げで有名な新潟の鳥専門店「せきとり」監修のスナック「カレー揚げせん」。ビール350mlを飲むのにちょうど良い量(35g入り)だ。ひとくちサイズで食べやすい。新潟限定発売。大袋もあるようだが、上越では見かけない。

★★★☆
「凶悪」「孤狼の血」の白石和彌監督の作品だけに、期待感を持って映画「死刑にいたる病」を見に行った。阿部サダヲが演じる“狂気”の殺人鬼に背筋が凍りついた。まさに日本の「ハンニバル」「コレクター」だ。

その男、榛村(阿部サダヲ)がターゲットにするのは、黒髪で、制服をきちんと校則通りに着るような真面目な高校生。男女を問わないので、性的な目的ではない。殺したその数は、20人を超える。
言葉巧みに近づき、親切にして心を開かせる。榛村は誰もが心を許してしまう雰囲気を持っているのだ。誘拐後は被害者を縛り付けてから爪を1枚1枚ペンチではがすなど、いつも決まった順番でなぶる。泣きながら「助けてくれ」と叫ぶ表情を楽しみ、苦しむ様子を美しいものでも見るように眺める。残虐な場面の映像は美しい。美しさを感じてしまう自分が怖くなった。


グロいシーンは目をそむけたくなり、トラウマになりそうなほど。この手のサイコ映画が苦手な人は見ないほうがいいと思う。面白かったが、2度目は見る気がしない。思い出すのも怖いので、ストーリーには触れないでおく。
阿部サダヲの鬼気迫る演技はもちろんだが、岡田健史も素晴らしかった。
J-MAXシアターで鑑賞。平日の割には客が多かった。既に上映は終了した。
今日の足跡
最低気温14.2度、最高気温29.0度。晴れ。
○……上越市安塚区では、午後1時43分に32度を記録したそうだ。5月の観測史上では最高だという。
○……これ、案外おいしい。鶏半身揚げで有名な新潟の鳥専門店「せきとり」監修のスナック「カレー揚げせん」。ビール350mlを飲むのにちょうど良い量(35g入り)だ。ひとくちサイズで食べやすい。新潟限定発売。大袋もあるようだが、上越では見かけない。

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