20日21時35分=2022年=
糸魚川「ヒスイ探し」の人生模様
6月17日のNHK「ドキュメント72hors」という番組で放送した「新潟 ヒスイ探しの海岸で」は、糸魚川市親不知の海岸にヒスイを探しに来る人たちを3日間追い続けた。単なるヒスイ探しが、病む心を治したり、夫を亡くした妻の生きがいになったりしていた。それぞれにいろいろなものを抱えて、海岸に集まって来ていたのだ。
↓親不知のヒスイ海岸。海の色もヒスイ色なのが不思議

↓ヒスイの旅

親不知海岸のヒスイは、日本最大のヒスイがある小滝川ヒスイ峡の上流から、長い年月をかけて原石が川を下り、海流に流され、波に洗われて海岸にたどり着く。
↓ヒスイ拾いをする人たち

↓これがヒスイ

一種の宝探しなのだろうが、すぐに見つかることもあれば、1日かけても見つからないこともある。
第一、拾った石がヒスイかどうかも分からない。拾ったヒスイを売るのを目的にする人もいれば、ヒスイでアクセサリーを作って世話になった人にあげる人もいる。
誕生日に夫婦でやってきて、「モノはいらない」と話す妻。拾ったのが本物のヒスイでなくてもいいと、思い出を持ち帰る姿がすてきだった。
数十年も前、親不知海岸でヒスイ拾いをしたことがある。1時間も探していたら、腰が痛くなってやめてしまった。
↓早朝から器具を持ってヒスイを探す人

朝の3時からライトをつけて探す人、腰まで海につかって探す人、専用の器具を作って探す人……古代人を魅了させたヒスイには、その深い色と同じほど、深い魅力がありそうだ。
今日の
最低気温19.3度、最高気温31.0度。晴れ。
○……6月14日放送の「アナザーストーリー」の「天才激突!黒澤明VS勝新太郎」は面白かったな。

↓勝新太郎の会見

↓黒澤明監督の会見

1979年の夏の出来事。黒澤明監督の新作映画『影武者』のロケ中に主役の勝新太郎が突然、降板したのだ。世界的巨匠の黒澤と、「座頭市」名をなした大スターの勝。二人の天才の間に何があったかを追った番組だった。
結局は、二人の個性、自我のぶつかり合いだった。調整役もいなかった。
映画の細部まで自分の世界を寸分違わずに作り上げていく黒澤は、セリフをアドリブで変えてしまうような勝を思い通りに使えなかったことが我慢ならなかった。
↓親不知のヒスイ海岸。海の色もヒスイ色なのが不思議

↓ヒスイの旅

親不知海岸のヒスイは、日本最大のヒスイがある小滝川ヒスイ峡の上流から、長い年月をかけて原石が川を下り、海流に流され、波に洗われて海岸にたどり着く。
↓ヒスイ拾いをする人たち

↓これがヒスイ

一種の宝探しなのだろうが、すぐに見つかることもあれば、1日かけても見つからないこともある。
第一、拾った石がヒスイかどうかも分からない。拾ったヒスイを売るのを目的にする人もいれば、ヒスイでアクセサリーを作って世話になった人にあげる人もいる。
誕生日に夫婦でやってきて、「モノはいらない」と話す妻。拾ったのが本物のヒスイでなくてもいいと、思い出を持ち帰る姿がすてきだった。
数十年も前、親不知海岸でヒスイ拾いをしたことがある。1時間も探していたら、腰が痛くなってやめてしまった。
↓早朝から器具を持ってヒスイを探す人

朝の3時からライトをつけて探す人、腰まで海につかって探す人、専用の器具を作って探す人……古代人を魅了させたヒスイには、その深い色と同じほど、深い魅力がありそうだ。
今日の足跡
最低気温19.3度、最高気温31.0度。晴れ。
○……6月14日放送の「アナザーストーリー」の「天才激突!黒澤明VS勝新太郎」は面白かったな。

↓勝新太郎の会見

↓黒澤明監督の会見

1979年の夏の出来事。黒澤明監督の新作映画『影武者』のロケ中に主役の勝新太郎が突然、降板したのだ。世界的巨匠の黒澤と、「座頭市」名をなした大スターの勝。二人の天才の間に何があったかを追った番組だった。
結局は、二人の個性、自我のぶつかり合いだった。調整役もいなかった。
映画の細部まで自分の世界を寸分違わずに作り上げていく黒澤は、セリフをアドリブで変えてしまうような勝を思い通りに使えなかったことが我慢ならなかった。
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