23日20時01分=2022年=
吉田拓郎のテレビ「卒業」で思うこと
吉田拓郎が最後のテレビ出演となる番組「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」が21日に放送された。私が高校生の頃、拓郎は若者のカリスマであり、レコードを擦り切れるほど聞き、眠い目をこすって深夜放送「パックインミュージック」を聴いたものだ。

日本のシンガーソングライターの草分け的存在の拓郎も、後期高齢者の76歳。岡林信康も同じ76歳。高石ともやは80歳だが、まだ現役だ。泉谷しげると小田和正は74歳。井上陽水と南こうせつ、谷村新司は73歳。さだまさしは70歳。女性ではイルカが71歳、ユーミン68歳。
↓泉谷しげるがコメント

鬼籍に入ったのは高田渡(2005年、56歳で没)、遠藤賢司(2017年、70歳で没)、加川良(2017年69歳で没)。今年4月7日には、中川イサトが75歳で亡くなった。
フォークソングはギター1本あれば、自分で作った歌詞に曲を乗せて歌うことができる。これは日本の音楽史上、最も画期的なことだった。だれでもシンガーソングライターになれた。つたない詞であっても、自分の主義主張や考え方、恋愛観などを表現できた。
そのフォークシンガーの代表である吉田拓郎の詞は人生の指南役であり、彼はギターの先生でもあった。さんまさんが「歌詞で人生を教えてもらった」と話していたのに同感。
だが、拓郎の「結婚しようよ」、かぐや姫の「神田川」、クライマックスの「花嫁」頃から、フォークソングはビジネスになり、テレビにも出演するようになった。サブカルチャーがメインカルチャーとなり、社会批判の目もなくなっていった。
私はそれまで夢中になっていたフォークソングと、だんだん距離を置くようになった。大学時代はラグタイムなどのギター演奏に夢中になり、それ以後は人が作った曲を歌うよりも、作詞・作曲の方が面白くなった。20代後半からは子育てで中断。子供が大きくなると音楽はクラシックや、ジャズの方に関心が行くようになった。演奏はピアノやギターもたまにするが、今はウクレレのソロ演奏が好きだ。

ともあれ、吉田拓郎が最後のテレビ出演となり、年内で活動の一線から退くという。一つの時代が終わったのだ。
番組では番組のテーマ曲「全部だきしめて」や「洛陽」のほか、最後に新たに詞を書いた曲「Sayonara あいしてる」を披露した。



↓あいみょん

あいみょんの歌を評価し「日常をうまく描く人だなと思った。その上で見方が現代的なんだ。それがするどいんだよな」という。「曲の自由さ」もあいみょんから学んだという。

拓郎は昔からMCが上手だった。演奏よりしゃべりの方が多いステージもあった。今回の話も面白かった。「ギターは3、4台だけしか持っていない。今はエレキ2台、アコギ1台だけかな。3、4台は持って死ぬ」という。
深夜放送で聴いた記憶があるけれど、拓郎が音楽に触れるきっかけはなにか、という話。「兄が大学生の頃、東京でジャズピアノをアルバイトで弾いていて、クラブで働いていた女の人を連れて広島に帰ってきた。その人がすごく素敵な女の人で、俺もこんな人とくっつきたいなと思った。兄貴がピアノなら俺も何か音楽やろうと」と話していた。
↓これでさよなら

今日の
最低気温22.2度、最高気温25.9度。曇りときどき雨。
○……上越市内でレギュラーガソリンが156円まで下がっていた。1リットルあたり38円40銭の補助金が投入された上、欧米の利上げで原油価格が下落したという。ガソリン価格には消費税などを含め1リットル当たり約60円も税金が含まれているわけだから、38円程度の補助金を投入しても消費者を守るためには当然のことだ。
○……配管の銅パイプが腐食し、水漏れしていた電気温水器。今日は入れ替え工事が行われ、新しい温水器が入った。腐食し易いパイプは銅ではなく、ステンレスだという。作業時間は2時間半程度。手際よい作業に感心した。さっそく、お湯を入れて風呂に入った。
聞いてみると、電気温水器の寿命は10~15年だという。水回りのトラブルはこれでおしまいになるといいのだが。

日本のシンガーソングライターの草分け的存在の拓郎も、後期高齢者の76歳。岡林信康も同じ76歳。高石ともやは80歳だが、まだ現役だ。泉谷しげると小田和正は74歳。井上陽水と南こうせつ、谷村新司は73歳。さだまさしは70歳。女性ではイルカが71歳、ユーミン68歳。
↓泉谷しげるがコメント

鬼籍に入ったのは高田渡(2005年、56歳で没)、遠藤賢司(2017年、70歳で没)、加川良(2017年69歳で没)。今年4月7日には、中川イサトが75歳で亡くなった。
フォークソングはギター1本あれば、自分で作った歌詞に曲を乗せて歌うことができる。これは日本の音楽史上、最も画期的なことだった。だれでもシンガーソングライターになれた。つたない詞であっても、自分の主義主張や考え方、恋愛観などを表現できた。
そのフォークシンガーの代表である吉田拓郎の詞は人生の指南役であり、彼はギターの先生でもあった。さんまさんが「歌詞で人生を教えてもらった」と話していたのに同感。
だが、拓郎の「結婚しようよ」、かぐや姫の「神田川」、クライマックスの「花嫁」頃から、フォークソングはビジネスになり、テレビにも出演するようになった。サブカルチャーがメインカルチャーとなり、社会批判の目もなくなっていった。
私はそれまで夢中になっていたフォークソングと、だんだん距離を置くようになった。大学時代はラグタイムなどのギター演奏に夢中になり、それ以後は人が作った曲を歌うよりも、作詞・作曲の方が面白くなった。20代後半からは子育てで中断。子供が大きくなると音楽はクラシックや、ジャズの方に関心が行くようになった。演奏はピアノやギターもたまにするが、今はウクレレのソロ演奏が好きだ。

ともあれ、吉田拓郎が最後のテレビ出演となり、年内で活動の一線から退くという。一つの時代が終わったのだ。
番組では番組のテーマ曲「全部だきしめて」や「洛陽」のほか、最後に新たに詞を書いた曲「Sayonara あいしてる」を披露した。



↓あいみょん

あいみょんの歌を評価し「日常をうまく描く人だなと思った。その上で見方が現代的なんだ。それがするどいんだよな」という。「曲の自由さ」もあいみょんから学んだという。

拓郎は昔からMCが上手だった。演奏よりしゃべりの方が多いステージもあった。今回の話も面白かった。「ギターは3、4台だけしか持っていない。今はエレキ2台、アコギ1台だけかな。3、4台は持って死ぬ」という。
深夜放送で聴いた記憶があるけれど、拓郎が音楽に触れるきっかけはなにか、という話。「兄が大学生の頃、東京でジャズピアノをアルバイトで弾いていて、クラブで働いていた女の人を連れて広島に帰ってきた。その人がすごく素敵な女の人で、俺もこんな人とくっつきたいなと思った。兄貴がピアノなら俺も何か音楽やろうと」と話していた。
↓これでさよなら

今日の足跡
最低気温22.2度、最高気温25.9度。曇りときどき雨。
○……上越市内でレギュラーガソリンが156円まで下がっていた。1リットルあたり38円40銭の補助金が投入された上、欧米の利上げで原油価格が下落したという。ガソリン価格には消費税などを含め1リットル当たり約60円も税金が含まれているわけだから、38円程度の補助金を投入しても消費者を守るためには当然のことだ。
○……配管の銅パイプが腐食し、水漏れしていた電気温水器。今日は入れ替え工事が行われ、新しい温水器が入った。腐食し易いパイプは銅ではなく、ステンレスだという。作業時間は2時間半程度。手際よい作業に感心した。さっそく、お湯を入れて風呂に入った。
聞いてみると、電気温水器の寿命は10~15年だという。水回りのトラブルはこれでおしまいになるといいのだが。
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