11日16時04分=2022年=
腹にドンと響く音がすごい「片貝の花火」
コロナ禍で中止となっていた小千谷市の「片貝の花火」が3年ぶりに開催された。越後三大花火のうち片貝だけ見ていなかったので、ようやく実現できた。
夜になると視力が悪くなり、車で行くのは不安だったので、頸城自動車のグリーンツアーを利用した。新井営業所が始発なので酒も飲めるし、深夜になる帰りも寝ていられる。桟敷席の手配も、駐車場の手配もいらないし、弁当が付いているので、露店で並ばなくてもいい。
新井営業所から高田、直江津、柿崎まで何か所も止まって、客を乗せるので、時間はかかるが利用者にとっては便利だ。午後6時前に駐車場に到着。そこから歩いて10分ほどの淺原神社近くが打ち上げ会場だ。
↓淺原神社

首から下げるパスがあるので、桟敷席(有料観覧席)の入り口では消毒をするだけ。桟敷席の広さに驚いた。さすが越後三大花火だけある。桟敷席はコンパネを敷いたもので、1枡が8人分のところ、6人使用でゆったり座れた。コロナ対策のためだろうか。
↓露店

明るいうちに食事を済ませようと、バスの中で渡されたホテルハイマートの弁当とお茶で、夕食を食べ始めた。パスがあれば出入りは自由なので、露店の食べ物を食べてもいいが、どこも長蛇の列。弁当はありがたかった。
打ち上げまでに時間があったので、神社周辺を散策したが、すごい人でごった返していた。単なる花火大会ではなく、浅原神社の「秋季例大祭」に奉納する花火大会なのだ。お祭り+花火が楽しめる。
片貝は越後三大花火の一つで「海の柏崎」「川の長岡」「山の片貝」と称される。片貝は花火の打ち上げ場所の後ろが小高い屏風状の山となっていて、音が反射し豪快な破裂音を楽しめる。桟敷席のコンパネを通じ、下腹にズシンと来る。
さて、ビールを飲みながら花火の打ち上げを待っていたが、昨日は中秋の名月。探してもどこに月があるのかわからない。時間が経つにつれ、月が顔を出したが、花火の打ち上げと逆方向。残念ながら中秋の名月を背景にした花火の写真は撮れなかった。
打ち上げ開始は午後7時30分。四尺玉の打ち上げは午後10時なので、2時間半もある。打ち上げ数は2日間で1万5000発と、それほど多くない。なぜこんなに長いのだろうか。打ち上げが始まって分かった。奉納花火なので、還暦や誕生、成人、厄年、家内安全、会社の○周年など様々なメッセージが読み上げられるからだ。かなり長いメッセージもあるので、時間がかかる。「酒癖根絶祈願」というおもしろいものもあった。
↓尺玉50発入り超特大スターマイン
三尺玉、スターマインの間に、尺玉や7号が打ち上がる。時間差で打ち上げる「追い打ち」や「3段打ち」、同時に上げる「同時打ち」などがあった。
↓尺玉

片貝の花火を見ると、尺玉の美しさに改めて感動する。種類もいろいろあって楽しめる。花火の基本は尺玉だと思う。
花火の価格表を見ると、尺玉(10号)が54,500円、七号玉が25,700円など。スターマインは18万円以上だという。アナウンスを聞いていると、個人や仲間で打ち上げているのが多く、これが伝統なのだなと思った。大企業はほとんどない。
↓山車と花火

花火が打ち上がる間に電飾をほどこした祭り屋台(山車)が桟敷席を練り歩き、笛や太鼓の音が響き渡る。これが花火の雰囲気を盛り上げるのだ。
↓日本一の「三尺玉」動画
↓正三尺玉

↓世界一の「正四尺玉」
さて、午後10時ちょうど。四尺玉の打ち上げだ。航空法により、三尺玉以上は時間通りに打ち上げないといけないんだという。四尺玉は直径約120cm、重さ約420kg、高度、開花直径ともに800mという巨大なものだ。実物大模型が飾られていたが、これが800mまで打ち上げられるというのは信じられない。
三尺玉も迫力はすごかったが、世界一の四尺玉はそれ以上。空気が振動して風のように押し寄せ、ドンという音はコンパネを通じて振動として伝わってくる。今回の四尺玉は「昇天銀竜黄金千輪二段咲き」。
帰りはすごい渋滞となったが、これも予定取り。家に着いたのは午前1時30分すぎ。花火見物はバスツアーが楽だと思った。
今日の
最低気温20.8度、最高気温32.2度。晴れ。
○……片貝の花火で撮影してきた動画を、パソコンで再生した際、ラインアウトにステレオを接続してみた。ビクターのスピーカーJS-750はウーハー(低温用)が口径38cmという日本最大級(?)の大きさ。三尺玉、四尺玉の低音はかなりドンと腹に響くので、片貝を思い出しながら動画を再生した。
夜になると視力が悪くなり、車で行くのは不安だったので、頸城自動車のグリーンツアーを利用した。新井営業所が始発なので酒も飲めるし、深夜になる帰りも寝ていられる。桟敷席の手配も、駐車場の手配もいらないし、弁当が付いているので、露店で並ばなくてもいい。
新井営業所から高田、直江津、柿崎まで何か所も止まって、客を乗せるので、時間はかかるが利用者にとっては便利だ。午後6時前に駐車場に到着。そこから歩いて10分ほどの淺原神社近くが打ち上げ会場だ。
↓淺原神社

首から下げるパスがあるので、桟敷席(有料観覧席)の入り口では消毒をするだけ。桟敷席の広さに驚いた。さすが越後三大花火だけある。桟敷席はコンパネを敷いたもので、1枡が8人分のところ、6人使用でゆったり座れた。コロナ対策のためだろうか。
↓露店

明るいうちに食事を済ませようと、バスの中で渡されたホテルハイマートの弁当とお茶で、夕食を食べ始めた。パスがあれば出入りは自由なので、露店の食べ物を食べてもいいが、どこも長蛇の列。弁当はありがたかった。
打ち上げまでに時間があったので、神社周辺を散策したが、すごい人でごった返していた。単なる花火大会ではなく、浅原神社の「秋季例大祭」に奉納する花火大会なのだ。お祭り+花火が楽しめる。
片貝は越後三大花火の一つで「海の柏崎」「川の長岡」「山の片貝」と称される。片貝は花火の打ち上げ場所の後ろが小高い屏風状の山となっていて、音が反射し豪快な破裂音を楽しめる。桟敷席のコンパネを通じ、下腹にズシンと来る。
さて、ビールを飲みながら花火の打ち上げを待っていたが、昨日は中秋の名月。探してもどこに月があるのかわからない。時間が経つにつれ、月が顔を出したが、花火の打ち上げと逆方向。残念ながら中秋の名月を背景にした花火の写真は撮れなかった。
打ち上げ開始は午後7時30分。四尺玉の打ち上げは午後10時なので、2時間半もある。打ち上げ数は2日間で1万5000発と、それほど多くない。なぜこんなに長いのだろうか。打ち上げが始まって分かった。奉納花火なので、還暦や誕生、成人、厄年、家内安全、会社の○周年など様々なメッセージが読み上げられるからだ。かなり長いメッセージもあるので、時間がかかる。「酒癖根絶祈願」というおもしろいものもあった。
↓尺玉50発入り超特大スターマイン
三尺玉、スターマインの間に、尺玉や7号が打ち上がる。時間差で打ち上げる「追い打ち」や「3段打ち」、同時に上げる「同時打ち」などがあった。
↓尺玉

片貝の花火を見ると、尺玉の美しさに改めて感動する。種類もいろいろあって楽しめる。花火の基本は尺玉だと思う。
花火の価格表を見ると、尺玉(10号)が54,500円、七号玉が25,700円など。スターマインは18万円以上だという。アナウンスを聞いていると、個人や仲間で打ち上げているのが多く、これが伝統なのだなと思った。大企業はほとんどない。
↓山車と花火

花火が打ち上がる間に電飾をほどこした祭り屋台(山車)が桟敷席を練り歩き、笛や太鼓の音が響き渡る。これが花火の雰囲気を盛り上げるのだ。
↓日本一の「三尺玉」動画
↓正三尺玉

↓世界一の「正四尺玉」
さて、午後10時ちょうど。四尺玉の打ち上げだ。航空法により、三尺玉以上は時間通りに打ち上げないといけないんだという。四尺玉は直径約120cm、重さ約420kg、高度、開花直径ともに800mという巨大なものだ。実物大模型が飾られていたが、これが800mまで打ち上げられるというのは信じられない。
三尺玉も迫力はすごかったが、世界一の四尺玉はそれ以上。空気が振動して風のように押し寄せ、ドンという音はコンパネを通じて振動として伝わってくる。今回の四尺玉は「昇天銀竜黄金千輪二段咲き」。
帰りはすごい渋滞となったが、これも予定取り。家に着いたのは午前1時30分すぎ。花火見物はバスツアーが楽だと思った。
今日の足跡
最低気温20.8度、最高気温32.2度。晴れ。
○……片貝の花火で撮影してきた動画を、パソコンで再生した際、ラインアウトにステレオを接続してみた。ビクターのスピーカーJS-750はウーハー(低温用)が口径38cmという日本最大級(?)の大きさ。三尺玉、四尺玉の低音はかなりドンと腹に響くので、片貝を思い出しながら動画を再生した。
- 関連記事
-
- ヒスイを加工した「長者ヶ原遺跡」 (2022/09/29)
- ブラタモリにも登場した「フォッサマグナミュージアム」 (2022/09/28)
- 腹にドンと響く音がすごい「片貝の花火」 (2022/09/11)
- 柿崎納涼花火大会 (2022/08/12)
- 第98回野尻湖花火大会 (2022/07/31)
スポンサーサイト