18日20時15分=2022年=
「乗り放題パス」旅行記② 宇都宮餃子食べ比べ
茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」で、見渡す限り真っ赤なコキアを見た後、宇都宮市に向かった。もちろん餃子の町を巡って餃子三昧する計画。しかし、予想外のことが……。
今回の旅は、ホテルだけ予約して、行き当たりばったりの計画だった。その方が絶対に楽しい。しかし、3日間フルにパスを使うには、乗る新幹線や特急を決めておかないとまずい。一方、店はあらかじめ決めないことにした。
・国営ひたち海浜公園→海浜公園西口 直通シャトルバス(約10分)
・勝田駅15:21→上野駅16:38 JRひたち18号特急品川行
・上野駅16:42→宇都宮駅17:25 東北・北海道新幹線 やまびこ147号仙台行
↓ひたち18号

↓3つのランプの説明

↓天井にあるランプ

新幹線を使って遠くに行くことがあまりなかったので、いろいろと分からないことだらけだった。驚いたのがJR常磐線の特急「ひたち」や「ときわ」。JR東日本のE657系という電車だ。座席を指定せずに列車に乗っても、座席上の天井のランプで座席指定の状況が分かるという仕組み。緑色のランプが付いていたら予約済み席。黄色が点灯していたら、この先の駅から予約がある。赤色は空席なのだ。また、座席指定をしなくても、差額なしで座席指定に変更できる。こんな電車に初めて乗った。事前に座席指定をとるより、自由度があっていいと思う。でも、びっくりした。
それから、上野で「ひたち」から「東北・北海道新幹線」への乗り換え時間はわずか4分。エスカレーターが2台あり、あとは地下へ階段で下る。最後は思いっきり走った。ギリギリで飛び乗ったのはいいが、なんとグリーン車とグランクラスの間だった。「通り抜け禁止」と表示されていたので、次の駅まで15分間、トイレに入っていた。
↓宇都宮駅西口の「餃子のビーナス」石像

宇都宮駅には17時25分に到着。西口に設置されている「餃子のビーナス」へ直行した。ビーナスが餃子の皮に包まれた彫刻で、宇都宮市の特産の大谷石を使った、高さ1.6mのものだ。よく知られている像のようで、観光客が次々と来て記念撮影していた。
↓餃子通り

駅前のホテルにチェックインした後、餃子店巡りに出発した。目指すは「餃子通り」だ。「宮島町通り」は、昔から餃子店が立ち並ぶエリアで、2018年4月に「餃子通り」と命名されたという。大通りから1本入った路地だった。餃子通りには以下の5店舗がある。徒歩で約15分。
・宇都宮みんみん本店
・餃子専門店 正嗣 (まさし)宮島本店
・餃子のキャロル
・とんきっき(本来は漢字)
・餃子 悟空
↓餃子形のバス停表示

↓街灯も餃子の形

餃子通りに着いたが、既に暗くなった。バス停の看板や、街灯が餃子の形をしている。「餃子通り」という横断幕が掲げられていた。
↓「みんみん」本店も早々と閉店(午後6時30分頃)

「正嗣」と「みんみん」が宇都宮餃子の2大巨頭と言われているので、まずは両店を目指した。だが、「正嗣」は既に売り切れで閉店。「みんみん」も売り切れで後片付けをしていた。スマホで調べたら午後8時までの営業なのだが。この日は土曜だったので、売り切れにより閉店が早まったようだ。
「みんみん」の人に聞いたら、「来らっせ(きらっせ)」という餃子のテーマパークがあり、みんみんも営業中だという。30店舗以上の餃子が食べられるそうだ。
馬場通りにある「MEGAドンキ・ホーテラパーク宇都宮」の地下にあるそうで、宇都宮餃子会が運営している。餃子通りから歩いて5分ほどで到着した。
↓「来らっせ」常設店舗

↓「来らっせ」日替わり店舗

「来らっせ」には常設店舗として、「宇都宮みんみん」「めんめん」「香蘭」「龍門」「さつき」と、5つの人気店の餃子がある。また、日替わり店舗として、30店舗の餃子を日替わりで提供している。常設店と日替わり店の受付は別なので、両方食べたければ再度並ぶ必要がある。
宇都宮餃子は初めてなので、まずは常設店舗の順番を待った。受付の人から番号札をもらって順番を待った。15分ほどして番号が呼ばれ、店内に入ることができた。
常設店舗には6店が店を構え、カウンター席やテーブル席がある。1人客なので「みんみん」のカウンターに案内され、餃子の注文の仕方をレクチャーされた。「みんみん」のカウンターに座ったが、「みんみん」以外の店の餃子は、それぞれのレジでお金を払うと運んできてくれるシステムだという。
↓番号札を置いてビールを飲みながら待つ

まずは、「みんみん」の餃子(6個300円)と、生ビール(550円)を注文。お金を払うと、店名と番号が付いた札を渡された。餃子を焼いている間に、「香蘭」の店頭へ行き、餃子を注文。「みんみんにいます」と言って番号札をもらってきた。着座して間もなく、「みんみん」の餃子が運ばれてきた。
↓「みんみん」の餃子

細身の餃子で6個が美しく並んでいた。この店では特製のラー油が有名らしい。餃子をラー油だけにつけ口に運んでみた。口に入れた瞬間、肉汁などがジュワーっと口に広がった。皮は薄くてパリッと焼き上がっている。そこへ生ビールをグビッと流し込んだ。超うまい。
↓「香蘭」の餃子

食べているうちに、「香蘭」の餃子が運ばれてきた。みんみんより、やや太めの形。この店はねぎ塩餃子が人気らしい。あとで分かってちょっと残念だった。この店の餃子も肉汁がたっぷりで、実においしい。
↓「めんめん」の羽根つき餃子

食べ終わる前に3店目へ突入。今度は「めんめん」へ行って注文。同じ6個だが、390円と少し高いのは羽根つき餃子のためだろうか。羽根はパリッパリに焼いてあり、香ばしい。餃子には濃い目に味が付いているので、なにも付けなくても食べられる。ビールの酔いも回ってきて、食べ比べしても味が分からない。その上、お腹がいっぱい。4店目は断念し、餃子18個で食べ比べは終了だ。
餃子通りや「来らっせ」だけではなく、駅周辺にもネギ味噌焼餃子が人気の「青源」、「宇味家(ウマイヤ)」、丸い形の餃子の「餃天堂(ギョウテンドウ」など、餃子の有名店があったが、胃袋は一つなのが残念だった。
初めて宇都宮餃子を食べて分かったのは、有名店の餃子を食べるには、夜より昼が良さそうだ。中でも人気店の「正嗣」は売り切れが早いので、夜になってはもう遅い。
今回は焼餃子だけだったが、次に行くときは水餃子や揚餃子を食べてみたい。
今日の
最低気温12.7度、最高気温15.2度。曇りで早朝と午後から小雨。
○……東北電力の「冬の節電チャレンジキャンペーン」が今月7日から始まった。12月31日までにエントリーすると、もれなく「よりそうeポイント」が2000ポイントもらえるという。
電気代高騰の折、ポイントが貰えるのはありがたいが、節電ができなくてもペナルティーはないという。節電してもしなくても2000ポイントが貰えるが、節電の取り組みに応じて特典が用意されているようだ。
無理のない範囲で取り組めばいいらしい。とりあえず、エントリーして2000ポイントをもらうことにした。実際にポイントがもらえるのは来年1月まで待たなくてはいけない。
今回の旅は、ホテルだけ予約して、行き当たりばったりの計画だった。その方が絶対に楽しい。しかし、3日間フルにパスを使うには、乗る新幹線や特急を決めておかないとまずい。一方、店はあらかじめ決めないことにした。
・国営ひたち海浜公園→海浜公園西口 直通シャトルバス(約10分)
・勝田駅15:21→上野駅16:38 JRひたち18号特急品川行
・上野駅16:42→宇都宮駅17:25 東北・北海道新幹線 やまびこ147号仙台行
↓ひたち18号

↓3つのランプの説明

↓天井にあるランプ

新幹線を使って遠くに行くことがあまりなかったので、いろいろと分からないことだらけだった。驚いたのがJR常磐線の特急「ひたち」や「ときわ」。JR東日本のE657系という電車だ。座席を指定せずに列車に乗っても、座席上の天井のランプで座席指定の状況が分かるという仕組み。緑色のランプが付いていたら予約済み席。黄色が点灯していたら、この先の駅から予約がある。赤色は空席なのだ。また、座席指定をしなくても、差額なしで座席指定に変更できる。こんな電車に初めて乗った。事前に座席指定をとるより、自由度があっていいと思う。でも、びっくりした。
それから、上野で「ひたち」から「東北・北海道新幹線」への乗り換え時間はわずか4分。エスカレーターが2台あり、あとは地下へ階段で下る。最後は思いっきり走った。ギリギリで飛び乗ったのはいいが、なんとグリーン車とグランクラスの間だった。「通り抜け禁止」と表示されていたので、次の駅まで15分間、トイレに入っていた。
↓宇都宮駅西口の「餃子のビーナス」石像

宇都宮駅には17時25分に到着。西口に設置されている「餃子のビーナス」へ直行した。ビーナスが餃子の皮に包まれた彫刻で、宇都宮市の特産の大谷石を使った、高さ1.6mのものだ。よく知られている像のようで、観光客が次々と来て記念撮影していた。
↓餃子通り

駅前のホテルにチェックインした後、餃子店巡りに出発した。目指すは「餃子通り」だ。「宮島町通り」は、昔から餃子店が立ち並ぶエリアで、2018年4月に「餃子通り」と命名されたという。大通りから1本入った路地だった。餃子通りには以下の5店舗がある。徒歩で約15分。
・宇都宮みんみん本店
・餃子専門店 正嗣 (まさし)宮島本店
・餃子のキャロル
・とんきっき(本来は漢字)
・餃子 悟空
↓餃子形のバス停表示

↓街灯も餃子の形

餃子通りに着いたが、既に暗くなった。バス停の看板や、街灯が餃子の形をしている。「餃子通り」という横断幕が掲げられていた。
↓「みんみん」本店も早々と閉店(午後6時30分頃)

「正嗣」と「みんみん」が宇都宮餃子の2大巨頭と言われているので、まずは両店を目指した。だが、「正嗣」は既に売り切れで閉店。「みんみん」も売り切れで後片付けをしていた。スマホで調べたら午後8時までの営業なのだが。この日は土曜だったので、売り切れにより閉店が早まったようだ。
「みんみん」の人に聞いたら、「来らっせ(きらっせ)」という餃子のテーマパークがあり、みんみんも営業中だという。30店舗以上の餃子が食べられるそうだ。
馬場通りにある「MEGAドンキ・ホーテラパーク宇都宮」の地下にあるそうで、宇都宮餃子会が運営している。餃子通りから歩いて5分ほどで到着した。
↓「来らっせ」常設店舗

↓「来らっせ」日替わり店舗

「来らっせ」には常設店舗として、「宇都宮みんみん」「めんめん」「香蘭」「龍門」「さつき」と、5つの人気店の餃子がある。また、日替わり店舗として、30店舗の餃子を日替わりで提供している。常設店と日替わり店の受付は別なので、両方食べたければ再度並ぶ必要がある。
宇都宮餃子は初めてなので、まずは常設店舗の順番を待った。受付の人から番号札をもらって順番を待った。15分ほどして番号が呼ばれ、店内に入ることができた。
常設店舗には6店が店を構え、カウンター席やテーブル席がある。1人客なので「みんみん」のカウンターに案内され、餃子の注文の仕方をレクチャーされた。「みんみん」のカウンターに座ったが、「みんみん」以外の店の餃子は、それぞれのレジでお金を払うと運んできてくれるシステムだという。
↓番号札を置いてビールを飲みながら待つ

まずは、「みんみん」の餃子(6個300円)と、生ビール(550円)を注文。お金を払うと、店名と番号が付いた札を渡された。餃子を焼いている間に、「香蘭」の店頭へ行き、餃子を注文。「みんみんにいます」と言って番号札をもらってきた。着座して間もなく、「みんみん」の餃子が運ばれてきた。
↓「みんみん」の餃子

細身の餃子で6個が美しく並んでいた。この店では特製のラー油が有名らしい。餃子をラー油だけにつけ口に運んでみた。口に入れた瞬間、肉汁などがジュワーっと口に広がった。皮は薄くてパリッと焼き上がっている。そこへ生ビールをグビッと流し込んだ。超うまい。
↓「香蘭」の餃子

食べているうちに、「香蘭」の餃子が運ばれてきた。みんみんより、やや太めの形。この店はねぎ塩餃子が人気らしい。あとで分かってちょっと残念だった。この店の餃子も肉汁がたっぷりで、実においしい。
↓「めんめん」の羽根つき餃子

食べ終わる前に3店目へ突入。今度は「めんめん」へ行って注文。同じ6個だが、390円と少し高いのは羽根つき餃子のためだろうか。羽根はパリッパリに焼いてあり、香ばしい。餃子には濃い目に味が付いているので、なにも付けなくても食べられる。ビールの酔いも回ってきて、食べ比べしても味が分からない。その上、お腹がいっぱい。4店目は断念し、餃子18個で食べ比べは終了だ。
餃子通りや「来らっせ」だけではなく、駅周辺にもネギ味噌焼餃子が人気の「青源」、「宇味家(ウマイヤ)」、丸い形の餃子の「餃天堂(ギョウテンドウ」など、餃子の有名店があったが、胃袋は一つなのが残念だった。
初めて宇都宮餃子を食べて分かったのは、有名店の餃子を食べるには、夜より昼が良さそうだ。中でも人気店の「正嗣」は売り切れが早いので、夜になってはもう遅い。
今回は焼餃子だけだったが、次に行くときは水餃子や揚餃子を食べてみたい。
今日の足跡
最低気温12.7度、最高気温15.2度。曇りで早朝と午後から小雨。
○……東北電力の「冬の節電チャレンジキャンペーン」が今月7日から始まった。12月31日までにエントリーすると、もれなく「よりそうeポイント」が2000ポイントもらえるという。
電気代高騰の折、ポイントが貰えるのはありがたいが、節電ができなくてもペナルティーはないという。節電してもしなくても2000ポイントが貰えるが、節電の取り組みに応じて特典が用意されているようだ。
無理のない範囲で取り組めばいいらしい。とりあえず、エントリーして2000ポイントをもらうことにした。実際にポイントがもらえるのは来年1月まで待たなくてはいけない。
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