21日23時34分=2022年=
全線開通した只見線に乗ってきた
10月1日に会津川口~只見間が復旧し、会津若松ー小出間の延長135.2kmが全通した全国有数の秘境路線「只見線」に乗ってきた。紅葉がまだ少し残っていて、晩秋の雰囲気が楽しめた。
只見線は2011年7月の新潟・福島豪雨で鉄橋の流失や線路の崩壊など甚大な被害を受けた。同区間は三つの橋が流され、約11年にわたり不通となり代行バスの運行が続いていていた。沿線では「再会、只見線」「おかえり只見線」「地域の宝 只見線」などののぼり旗を掲げて歓迎していた。
また、沿線地域では「みんなで手をふろう条例」というのがあり、走る列車を見ながら手を振る人がたくさんいた。
トキ鉄の新井駅を7:35に出発。直江津駅からほくほく線に乗り換えて、8:02発のほくほく線で六日町へ。六日町発9:23の上越線で9:43に小出に到着した。ここまでは、新聞を読んでいたらあっという間に過ぎた。
小出で3時間ほど昼食を食べるなどして過ごし、いよいよ只見線に乗車である。小出13:12発の会津若松行きだ。会津若松の到着は17:24で、既に暗くなっているはずだ。
↓只見線の車両に乗車

↓小出を出発

30分ほど前に只見線のホームに行った。2両編制である。始発なので既に乗客が乗っていた。幸い座席は何席か空いていた。もっと早く来ていれば、前の車両(2両編成)に乗れたのだが、失敗した。でも、座れて良かった。
13:12の発車時間には、既に座席は埋まり、立っている人も多かった。その後、途中の駅で乗り込んだ人は、立ち乗りである。4時間あまりを立っているのは辛そうだ。
↓手作りロボット、タダミーと只見セン

↓手を振る住民

小出駅を出発して次の駅、藪神駅では手作りロボット、タダミーと只見センが手を振ってくれた。
↓入広瀬

入広瀬駅は山菜共和国で有名になったことを思い出す。西村京太郎のトラベルミステリー「急行奥只見殺人事件」で、3人目となる殺人事件が起きる駅でもある。
大白川駅を過ぎると、新潟県から福島県に入る。右手側に田子倉湖が見えた。座った席と反対側だったので、写真が撮れなかった。湖は田子倉ダムの建設によりできた人造湖である。かなり大きい。
↓只見駅では多くの人が乗り込んできた

↓第七橋梁

そして只見駅を過ぎると「会津○○」という駅名が多くなる。午後3時過ぎ、会津大塩と会津横田間の第七只見川橋梁に差し掛かった。この橋梁は豪雨で流され、復旧した3つの橋の一つだ。晴天に恵まれ、川の色が美しい。
↓会津川口駅手前の只見川

↓本名駅を過ぎた所

↓本名発電所

↓第四橋梁

本名駅手前に東北電力の本名発電所があった。本名駅を過ぎた所に、のぼり旗が何本か立っていた。越後川口の前後から、只見川を左側に見て走るようになる。美しい景色に見とれてしまう。会津水沢駅手前の第四橋梁を渡ると、只見川は右手側に移ってしまった。
橋梁を渡っている最中の只見川の写真を撮るためには、スマホの地図アプリで確認しながら撮る必要がある。あっという間に過ぎてしまうので、アプリを使わないと撮影のタイミングを逃してしまう。スマホのバッテリーがどんどん減っていく。
↓第一橋梁

↓映画「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」に出てくる滝谷郷鉄橋(映画より)

会津西方を過ぎて第一橋梁を過ぎ、滝谷手前に滝谷郷鉄橋がある。映画「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」の冒頭部分に出てくる鉄橋を渡る電車の美しい場面だ。ここを過ぎると住宅が多くなり、美しい景色は終わりになる。それと同時に、日が暮れて暗くなってきた。
↓会津高田駅の旧駅舎(映画より)

↓寅さんが駅舎で女子高生に取り囲まれる場面(映画より)

終点の会津若松から4つ前の駅、会津高田駅は、映画で寅さんが夢から覚めると、女子高生に囲まれている場面で出てくる駅舎である。今は新しい駅舎になってしまった。駅の西側にある小林食堂では、ロケ中に渥美清さんがラーメンを食べたことから、「寅さんの支那そば」があるそうだ。
17:24に予定通り、会津若松駅に到着。これで4時間12分の只見線の乗り鉄は終了だ。長いようで短い旅だった。
今日の
最低気温10.9度、最高気温19.8度。晴れのち曇り。
↓会津若松駅

○……会津若松に着いたときは既に真っ暗。駅舎の写真は翌日に撮影した。白虎隊の像があり、動く赤べこがあった。なかなか、雰囲気がある駅舎だ。
只見線は2011年7月の新潟・福島豪雨で鉄橋の流失や線路の崩壊など甚大な被害を受けた。同区間は三つの橋が流され、約11年にわたり不通となり代行バスの運行が続いていていた。沿線では「再会、只見線」「おかえり只見線」「地域の宝 只見線」などののぼり旗を掲げて歓迎していた。
また、沿線地域では「みんなで手をふろう条例」というのがあり、走る列車を見ながら手を振る人がたくさんいた。
トキ鉄の新井駅を7:35に出発。直江津駅からほくほく線に乗り換えて、8:02発のほくほく線で六日町へ。六日町発9:23の上越線で9:43に小出に到着した。ここまでは、新聞を読んでいたらあっという間に過ぎた。
小出で3時間ほど昼食を食べるなどして過ごし、いよいよ只見線に乗車である。小出13:12発の会津若松行きだ。会津若松の到着は17:24で、既に暗くなっているはずだ。
↓只見線の車両に乗車

↓小出を出発

30分ほど前に只見線のホームに行った。2両編制である。始発なので既に乗客が乗っていた。幸い座席は何席か空いていた。もっと早く来ていれば、前の車両(2両編成)に乗れたのだが、失敗した。でも、座れて良かった。
13:12の発車時間には、既に座席は埋まり、立っている人も多かった。その後、途中の駅で乗り込んだ人は、立ち乗りである。4時間あまりを立っているのは辛そうだ。
↓手作りロボット、タダミーと只見セン

↓手を振る住民

小出駅を出発して次の駅、藪神駅では手作りロボット、タダミーと只見センが手を振ってくれた。
↓入広瀬

入広瀬駅は山菜共和国で有名になったことを思い出す。西村京太郎のトラベルミステリー「急行奥只見殺人事件」で、3人目となる殺人事件が起きる駅でもある。
大白川駅を過ぎると、新潟県から福島県に入る。右手側に田子倉湖が見えた。座った席と反対側だったので、写真が撮れなかった。湖は田子倉ダムの建設によりできた人造湖である。かなり大きい。
↓只見駅では多くの人が乗り込んできた

↓第七橋梁

そして只見駅を過ぎると「会津○○」という駅名が多くなる。午後3時過ぎ、会津大塩と会津横田間の第七只見川橋梁に差し掛かった。この橋梁は豪雨で流され、復旧した3つの橋の一つだ。晴天に恵まれ、川の色が美しい。
↓会津川口駅手前の只見川

↓本名駅を過ぎた所

↓本名発電所

↓第四橋梁

本名駅手前に東北電力の本名発電所があった。本名駅を過ぎた所に、のぼり旗が何本か立っていた。越後川口の前後から、只見川を左側に見て走るようになる。美しい景色に見とれてしまう。会津水沢駅手前の第四橋梁を渡ると、只見川は右手側に移ってしまった。
橋梁を渡っている最中の只見川の写真を撮るためには、スマホの地図アプリで確認しながら撮る必要がある。あっという間に過ぎてしまうので、アプリを使わないと撮影のタイミングを逃してしまう。スマホのバッテリーがどんどん減っていく。
↓第一橋梁

↓映画「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」に出てくる滝谷郷鉄橋(映画より)

会津西方を過ぎて第一橋梁を過ぎ、滝谷手前に滝谷郷鉄橋がある。映画「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」の冒頭部分に出てくる鉄橋を渡る電車の美しい場面だ。ここを過ぎると住宅が多くなり、美しい景色は終わりになる。それと同時に、日が暮れて暗くなってきた。
↓会津高田駅の旧駅舎(映画より)

↓寅さんが駅舎で女子高生に取り囲まれる場面(映画より)

終点の会津若松から4つ前の駅、会津高田駅は、映画で寅さんが夢から覚めると、女子高生に囲まれている場面で出てくる駅舎である。今は新しい駅舎になってしまった。駅の西側にある小林食堂では、ロケ中に渥美清さんがラーメンを食べたことから、「寅さんの支那そば」があるそうだ。
17:24に予定通り、会津若松駅に到着。これで4時間12分の只見線の乗り鉄は終了だ。長いようで短い旅だった。
今日の足跡
最低気温10.9度、最高気温19.8度。晴れのち曇り。
↓会津若松駅

○……会津若松に着いたときは既に真っ暗。駅舎の写真は翌日に撮影した。白虎隊の像があり、動く赤べこがあった。なかなか、雰囲気がある駅舎だ。
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