10日22時42分=2022年=
レトロな「観光急行」に乗って糸魚川へ
仕事で糸魚川市に行くことになった。どうせ行くなら、日本海ひすいラインを走る昔懐かしい国鉄形電車を使った「観光急行」に乗りたいと思い、車で行かず電車で行くことにした。
↓直江津駅での観光急行

↓先頭車両は「クハ455-701」

「観光急行」は旧国鉄製車両を活用した新たな観光列車で、昨年7月4日から土日曜、祝日のみ運行している。車両は昨年3月までJR七尾線を運行していた455系1両と413系2両の計3両で、JR西日本から購入したものだ。いずれも運行してから50~60年が経過している“大ベテラン”の車両である。
↓クラウドファンディングを呼びかける掲示

このうち、クハ455-701は間もなく検査期限を迎える。そのため、検査費用の一部の500万円を募るクラウドファンディングを立ち上げたところ、わずか2日間で達成。残りの2両も2024年1月に検査期限を迎えるため、目標額を1500万円に引き上げ、来年1月15日まで引き続き募集している。(公式サイト:https://www.echigo-tokimeki.co.jp/information/detail?id=1756)
観光急行は直江津駅と糸魚川、市振の各駅間を1日1往復ずつ走る。乗車には乗車券のほか、国鉄時代をほうふつとさせる硬券タイプの急行券が販売されている。急行券は大人500円。
車両検査が来年1月4日から3月中旬まで行われるため、観光急行はその間、運休となる。その前に乗っておこうと思ったのだ。
↓有間川駅

直江津駅に着くと、3両編成の車両があった。1両目のクハ455-701が指定席、あとの2両(モハ412-6、クモハ413-6)は自由席だ。レトロな配色で、昔を思い出させる。さっそく1両目に乗り込んだが、指定席はネットで予約しなければいけないのを知らなかった。自由席はかろうじて進行方向右側の席が少し空いていたので良かった。なぜ右側かというと、海が見えるからだ。
↓能生駅で

観光急行なので、11:26に直江津を出てから12:20着の糸魚川までどこの駅でも乗り降りできない。能生駅で15分以上止まったので、車両の撮影会のようになっていた。海を望む有間川駅、地下駅の筒石駅などでは徐行し、解説が流れた。
↓車窓から見える日本海

窓からはおだやかな日本海が見えたが、自動車で通るときと違う景色だった。トンネル内の音、早川の鉄橋を渡る音も新鮮だった。
今回は直江津で乗り換え時間が短かったので、硬券の急行券を買えなかったのが残念。ベテランの乗り鉄はその点、抜け目がない。
それにしても、鉄道ファンって新しいことより、古いことを大事にする。デジタル時代に逆行しているから面白いんだろうな。にわか鉄道ファンはなかなか理解できない。
今日の
最低気温4.7度、最高気温13.7度。晴れのち曇り。
○……これから年末にかけて見たい映画。まずは二宮和也、北川景子主演の「ラーゲリより愛を込めて」と、湯沢ロケの「天上の花」の2作かな。展覧会は新潟市の伊勢丹で始まる「バンクシー展」に行きたい。年末はいろいろと忙しいが、見たいものは何とか時間を作って行くしかない。
○……坂口安吾の幻の探偵小説が掲載された文芸誌「新潮」を読みたいと思い、7日の発売日に行ったが、本県では1日遅れだという。明日になれば入る予定だというので、一応予約してきたが、翌日、書店から電話が来て「入荷がなかった」という。他の店から取り寄せるらしいが、まだ連絡が来ない。妙高市に大型書店がなくなり、こんなときは本当に不便だ。
↓直江津駅での観光急行

↓先頭車両は「クハ455-701」

「観光急行」は旧国鉄製車両を活用した新たな観光列車で、昨年7月4日から土日曜、祝日のみ運行している。車両は昨年3月までJR七尾線を運行していた455系1両と413系2両の計3両で、JR西日本から購入したものだ。いずれも運行してから50~60年が経過している“大ベテラン”の車両である。
↓クラウドファンディングを呼びかける掲示

このうち、クハ455-701は間もなく検査期限を迎える。そのため、検査費用の一部の500万円を募るクラウドファンディングを立ち上げたところ、わずか2日間で達成。残りの2両も2024年1月に検査期限を迎えるため、目標額を1500万円に引き上げ、来年1月15日まで引き続き募集している。(公式サイト:https://www.echigo-tokimeki.co.jp/information/detail?id=1756)
観光急行は直江津駅と糸魚川、市振の各駅間を1日1往復ずつ走る。乗車には乗車券のほか、国鉄時代をほうふつとさせる硬券タイプの急行券が販売されている。急行券は大人500円。
車両検査が来年1月4日から3月中旬まで行われるため、観光急行はその間、運休となる。その前に乗っておこうと思ったのだ。
↓有間川駅

直江津駅に着くと、3両編成の車両があった。1両目のクハ455-701が指定席、あとの2両(モハ412-6、クモハ413-6)は自由席だ。レトロな配色で、昔を思い出させる。さっそく1両目に乗り込んだが、指定席はネットで予約しなければいけないのを知らなかった。自由席はかろうじて進行方向右側の席が少し空いていたので良かった。なぜ右側かというと、海が見えるからだ。
↓能生駅で

観光急行なので、11:26に直江津を出てから12:20着の糸魚川までどこの駅でも乗り降りできない。能生駅で15分以上止まったので、車両の撮影会のようになっていた。海を望む有間川駅、地下駅の筒石駅などでは徐行し、解説が流れた。
↓車窓から見える日本海

窓からはおだやかな日本海が見えたが、自動車で通るときと違う景色だった。トンネル内の音、早川の鉄橋を渡る音も新鮮だった。
今回は直江津で乗り換え時間が短かったので、硬券の急行券を買えなかったのが残念。ベテランの乗り鉄はその点、抜け目がない。
それにしても、鉄道ファンって新しいことより、古いことを大事にする。デジタル時代に逆行しているから面白いんだろうな。にわか鉄道ファンはなかなか理解できない。
今日の足跡
最低気温4.7度、最高気温13.7度。晴れのち曇り。
○……これから年末にかけて見たい映画。まずは二宮和也、北川景子主演の「ラーゲリより愛を込めて」と、湯沢ロケの「天上の花」の2作かな。展覧会は新潟市の伊勢丹で始まる「バンクシー展」に行きたい。年末はいろいろと忙しいが、見たいものは何とか時間を作って行くしかない。
○……坂口安吾の幻の探偵小説が掲載された文芸誌「新潮」を読みたいと思い、7日の発売日に行ったが、本県では1日遅れだという。明日になれば入る予定だというので、一応予約してきたが、翌日、書店から電話が来て「入荷がなかった」という。他の店から取り寄せるらしいが、まだ連絡が来ない。妙高市に大型書店がなくなり、こんなときは本当に不便だ。
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