16日21時55分=2023年=
十日町市の「ちんころ市」に長蛇の列
十日町市の節季市「ちんころ市」、松之山の「むこ投げ、すみ塗り」、野沢温泉村の「道祖神祭り」を一度見てみたいと思い、友人を誘ってでかけてきた。今日は「ちんころ市」を紹介したい。
↓色が鮮やかでかわいらしいちんころ


農家の人々が、主に冬期間の副業として竹やわら等で作った生活用品、民芸品を持ち寄って始めた市場に由来。犬や十二支を型どった小さなしんこ細工の「ちんころ」が人気で、別名「チンコロ市」とも呼ばれる。今年は1月15日と22日の2回開催することになった(例年は4回)。
しんこ(米の粉)を蒸して細工をし、食紅で着色して仕上げる。ちんころとはもともと、犬のことを指す。現在では干支にちなんだものが多いようだ。福を招く縁起物として飾ったり、贈り物にする。大きさは3cmほどだ。とてもカラフルで可愛らしいのも人気の理由のようだ。
以前は商店街で朝市のように売っていたらしい。昨年はコロナ禍のためチンコロのみの販売だったが、今年は飲食の屋台も出店し、本来の節季市として3年ぶりに行われた。キナーレの屋外に並んだ店舗は3つあった。
↓1時間前からすごい行列

↓ちんころの入場開始

毎年、買い求める人で行列ができ、昼前に売り切れるそうなので、家を午前7時に出発し、午前9時ごろに会場に到着した。駐車場が少なく、もう少し遅ければ駐車できないところだった。販売開始は10時からなので1時間前なのだが、既に150人〜200人ほどが行列を作っていた。先頭の人は何時から並んでいるのだろう。
↓会場に入ってからも行列

売りきれたら困るので、祈るような気持ちで時間が来るのを待った。販売開始頃にはキナーレを取り囲むように数百人が行列を作っていたと思う。入り口で消毒をして入場。お目当ての「中条ちんころ伝承会」の店舗に並んだ。
↓いろいろなちんころ




買ったばかりのチンコロはまだ少しやわらかい。それが次第に固くなり、細かいヒビが入ってくる。ヒビが入れば入るほど幸せな年になるという。1個300円。友達にあげる分などを含め10個を買って来た。
なんと、1時間後の午前11時にはすべて売り切れたらしい。並んだ人は全員買えたかな。
↓樹脂製のちんころ

最近は樹脂製のチンコロを販売する店も出ていた。プラスチックケースに入ったものや、小さな座布団付きのものもある。米の粉で作ったチンコロと違い、長持ちするので、最近は干支を1個ずつ買う人も多いという。12年かければ、全部そろうことになる。
↓帰りに立ち寄ったベルナティオにいた4匹の子犬。これぞ本物のちんころだ。

今日の
最低気温1.8度、最高気温4.7度。曇り、一時小雨。
↓川霧にけむる信濃川(津南町)

○……十日町には飯山〜117号経由で行った。途中から千曲川沿いに川霧が立ち、幻想的な雰囲気に包まれた。10月27日の第4次川中島の戦いで、上杉謙信は川霧を利用し、夜間に静かに千曲川を渡ったことを思い浮かべた。戦いはこれで上杉軍優勢で始まったのだった。
新潟県に入り津南町を通りかかった頃、千曲川から名を変えた信濃川に濃い川霧が立ち、幻想的な雰囲気になった。まるで、富岡惣一郎の絵の世界か、水墨画のようだった。
↓色が鮮やかでかわいらしいちんころ


農家の人々が、主に冬期間の副業として竹やわら等で作った生活用品、民芸品を持ち寄って始めた市場に由来。犬や十二支を型どった小さなしんこ細工の「ちんころ」が人気で、別名「チンコロ市」とも呼ばれる。今年は1月15日と22日の2回開催することになった(例年は4回)。
しんこ(米の粉)を蒸して細工をし、食紅で着色して仕上げる。ちんころとはもともと、犬のことを指す。現在では干支にちなんだものが多いようだ。福を招く縁起物として飾ったり、贈り物にする。大きさは3cmほどだ。とてもカラフルで可愛らしいのも人気の理由のようだ。
以前は商店街で朝市のように売っていたらしい。昨年はコロナ禍のためチンコロのみの販売だったが、今年は飲食の屋台も出店し、本来の節季市として3年ぶりに行われた。キナーレの屋外に並んだ店舗は3つあった。
↓1時間前からすごい行列

↓ちんころの入場開始

毎年、買い求める人で行列ができ、昼前に売り切れるそうなので、家を午前7時に出発し、午前9時ごろに会場に到着した。駐車場が少なく、もう少し遅ければ駐車できないところだった。販売開始は10時からなので1時間前なのだが、既に150人〜200人ほどが行列を作っていた。先頭の人は何時から並んでいるのだろう。
↓会場に入ってからも行列

売りきれたら困るので、祈るような気持ちで時間が来るのを待った。販売開始頃にはキナーレを取り囲むように数百人が行列を作っていたと思う。入り口で消毒をして入場。お目当ての「中条ちんころ伝承会」の店舗に並んだ。
↓いろいろなちんころ




買ったばかりのチンコロはまだ少しやわらかい。それが次第に固くなり、細かいヒビが入ってくる。ヒビが入れば入るほど幸せな年になるという。1個300円。友達にあげる分などを含め10個を買って来た。
なんと、1時間後の午前11時にはすべて売り切れたらしい。並んだ人は全員買えたかな。
↓樹脂製のちんころ

最近は樹脂製のチンコロを販売する店も出ていた。プラスチックケースに入ったものや、小さな座布団付きのものもある。米の粉で作ったチンコロと違い、長持ちするので、最近は干支を1個ずつ買う人も多いという。12年かければ、全部そろうことになる。
↓帰りに立ち寄ったベルナティオにいた4匹の子犬。これぞ本物のちんころだ。

今日の足跡
最低気温1.8度、最高気温4.7度。曇り、一時小雨。
↓川霧にけむる信濃川(津南町)

○……十日町には飯山〜117号経由で行った。途中から千曲川沿いに川霧が立ち、幻想的な雰囲気に包まれた。10月27日の第4次川中島の戦いで、上杉謙信は川霧を利用し、夜間に静かに千曲川を渡ったことを思い浮かべた。戦いはこれで上杉軍優勢で始まったのだった。
新潟県に入り津南町を通りかかった頃、千曲川から名を変えた信濃川に濃い川霧が立ち、幻想的な雰囲気になった。まるで、富岡惣一郎の絵の世界か、水墨画のようだった。
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