23日20時53分=2023年=
「新潟ジャズストリート」その2
西堀前通にあるジャズ喫茶「A7」は、LP、CD約15,000枚というコレクションを持ち、アルテックの「A7」という名器のスピーカーを、真空管アンプで鳴らしている店だ。コードの「A7」かと思ったら違った。マスターが飼っている太めの猫「清正(きよまさ)」は、ジャズの大音量にも平気で、自分の定位置で気持ちよく寝ている。マスター以外では、一番ジャズを聴いているのは清正じゃないだろか。
↓「A7」のアイドル清正

細い階段を上ると店は2階にある。店内は奥に細長く、長いカウンターがある。演奏場所はトイレの前の狭い部分なので、大きな編成のバンドは無理。カルテットぐらいが限界だろう。演奏が始まるとトイレに入れないという事態になるので、早めに済ませるように呼びかけていた。

演奏は、桑原佳代さん(p)と、山根純平さん(b)という変わった組み合わせのデュオ。最初の曲は、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の中で演奏されたサッチモの曲「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」から始まった。ピアノの桑原さんは、ピアノの講師だが、ジャズピアノは3年目だという。スタンダード曲やポップスが中心だったが、メモを無くしてしまった上、バーボンのせいで途中から眠ってしまった。曲名を紹介できないのが残念だ。デューク・エリントンの曲は「A列車で行こう」だったと思う。
↓LIFE

さて、最後の3会場目は東堀通のイタリアンレストランの「LIFE」。西堀通りから鍛冶小路を経て約350m。とても素敵なレストランだ。早めに入店しカウンターに座った。夕食を兼ねて、カツサンドとビールを注文。ハンバーガーのようなカツサンドが絶品だった。
↓おいしかったカツサンドとビール

演奏は「Jazz Gatchia(ジャズ・ガチャ)というトリオ。超個性的なボーカルの渡辺直子さんと、ギター、ドラムス(パーカッション)という組み合わせだ。ジャズ喫茶スワンを中心に活動しているグループらしく、コロナ禍の最盛期には、コメリで買ってきた農業用ハウスのシートを上から張ってその中で演奏したそうだ。イスラムの人が顔を覆うヒジャブのようなマスクをして歌った人もいたそうで、特にボーカル、管楽器は苦労したようだと話していた。
マイルス・デイヴィスの演奏で知られる「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」、カウント・ベイシーの曲「キュート」、サンバの名曲「ソ・ダンソ・サンバ」と続く。

チェット・ベイカーの歌で知られる「エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー」は、何をやってもだめでついていない男をうたった曲との紹介。向こう見ずな挑戦する馬鹿な男だが、生涯に一度だけ恋をした。電報も電話も、速達便も送ったのにあなたの返事は「グッド・バイ」。郵便料金は着払いだったという泣けるとくる曲だった。
さて、デューク・エリントンの曲は「サテンドール」を歌った。渡辺さんはスキャットを駆使して、おしゃれに歌っていた。続いて映画音楽で知られる「黒いオルフェ」。メロディがきれいだ。
続いて演奏したマイルス・デイビスの「four」の歌詞の説明をしてくれた。人生には4つの大切なことがあって、「真実」「誇りを持つこと」「幸福」そして「愛」だという。なるほど。ジャズには多くの人の人生が詰まっているなぁ。
「ワン・ノート・サンバ」は最初に入った会場「喫茶マキ」でも歌った曲だ。「ボーン・トゥ・ビー・ブルー(ブルーに生まれついて)」は同名映画の主題歌。渡辺さんはヘレン・メレルが晩年に歌ったのを聴いて感動したそうだ。
さて、最後の曲は「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」。手拍子も出て、すごく盛り上がった。アンコールは郷ひろみの「男の子、女の子」の替え歌。いやー、楽しかった。渡辺さんはエンターテイナーだな。
今日の
最低気温-0.6度、最高気温10.6度。曇り。
○……松任谷由実のデビュー50周年を記念した全国アリーナツアーの日程が決まった。朱鷺メッセで7月8日(土)と9日(日)の2日間。開演は8日が午後6時30分、9日が午後6時だ。チケットは9900円。チケットの発売日は決まっていない。チケットが取れるなら行きたい。

↓「A7」のアイドル清正

細い階段を上ると店は2階にある。店内は奥に細長く、長いカウンターがある。演奏場所はトイレの前の狭い部分なので、大きな編成のバンドは無理。カルテットぐらいが限界だろう。演奏が始まるとトイレに入れないという事態になるので、早めに済ませるように呼びかけていた。

演奏は、桑原佳代さん(p)と、山根純平さん(b)という変わった組み合わせのデュオ。最初の曲は、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の中で演奏されたサッチモの曲「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」から始まった。ピアノの桑原さんは、ピアノの講師だが、ジャズピアノは3年目だという。スタンダード曲やポップスが中心だったが、メモを無くしてしまった上、バーボンのせいで途中から眠ってしまった。曲名を紹介できないのが残念だ。デューク・エリントンの曲は「A列車で行こう」だったと思う。
↓LIFE

さて、最後の3会場目は東堀通のイタリアンレストランの「LIFE」。西堀通りから鍛冶小路を経て約350m。とても素敵なレストランだ。早めに入店しカウンターに座った。夕食を兼ねて、カツサンドとビールを注文。ハンバーガーのようなカツサンドが絶品だった。
↓おいしかったカツサンドとビール

演奏は「Jazz Gatchia(ジャズ・ガチャ)というトリオ。超個性的なボーカルの渡辺直子さんと、ギター、ドラムス(パーカッション)という組み合わせだ。ジャズ喫茶スワンを中心に活動しているグループらしく、コロナ禍の最盛期には、コメリで買ってきた農業用ハウスのシートを上から張ってその中で演奏したそうだ。イスラムの人が顔を覆うヒジャブのようなマスクをして歌った人もいたそうで、特にボーカル、管楽器は苦労したようだと話していた。
マイルス・デイヴィスの演奏で知られる「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」、カウント・ベイシーの曲「キュート」、サンバの名曲「ソ・ダンソ・サンバ」と続く。

チェット・ベイカーの歌で知られる「エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー」は、何をやってもだめでついていない男をうたった曲との紹介。向こう見ずな挑戦する馬鹿な男だが、生涯に一度だけ恋をした。電報も電話も、速達便も送ったのにあなたの返事は「グッド・バイ」。郵便料金は着払いだったという泣けるとくる曲だった。
さて、デューク・エリントンの曲は「サテンドール」を歌った。渡辺さんはスキャットを駆使して、おしゃれに歌っていた。続いて映画音楽で知られる「黒いオルフェ」。メロディがきれいだ。
続いて演奏したマイルス・デイビスの「four」の歌詞の説明をしてくれた。人生には4つの大切なことがあって、「真実」「誇りを持つこと」「幸福」そして「愛」だという。なるほど。ジャズには多くの人の人生が詰まっているなぁ。
「ワン・ノート・サンバ」は最初に入った会場「喫茶マキ」でも歌った曲だ。「ボーン・トゥ・ビー・ブルー(ブルーに生まれついて)」は同名映画の主題歌。渡辺さんはヘレン・メレルが晩年に歌ったのを聴いて感動したそうだ。
さて、最後の曲は「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」。手拍子も出て、すごく盛り上がった。アンコールは郷ひろみの「男の子、女の子」の替え歌。いやー、楽しかった。渡辺さんはエンターテイナーだな。
今日の足跡
最低気温-0.6度、最高気温10.6度。曇り。
○……松任谷由実のデビュー50周年を記念した全国アリーナツアーの日程が決まった。朱鷺メッセで7月8日(土)と9日(日)の2日間。開演は8日が午後6時30分、9日が午後6時だ。チケットは9900円。チケットの発売日は決まっていない。チケットが取れるなら行きたい。

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