08日20時36分=2023年=
子供の発達障害がよく分かるドラマ「リエゾン」
1月20日から始まったドラマ「リエゾン~こどものこころ診療所~」をTVerで3話分を見た。毎週金曜夜11時15分からの放送だ。医療ドラマは「白い巨塔」「ナースのお仕事」「救命病棟24時」「孤高のメス」など、これまでもいろいろあったが、メスを持たない医師という設定は初めてだと思う。一言で発達障害というけれど、SLD、ASD、ADHDなどいろいろあることを知った。身近に発達障害の子どもがいるので、接するのにとても勉強になったドラマだった。
本作では郊外の児童精神科クリニック「さやま・こどもクリニック」を舞台に、自らも発達障害を抱える院長と研修医の凸凹コンビが、発達障害をはじめ、様々な生きづらさを抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿を描いている。
主演は朝ドラ「エール」で熱演し、夏の甲子園球場で「栄冠は君に輝く」を独唱した感動を思い出す山崎育三郎。自ら発達障害(ASD)を抱え、誰よりもその苦悩を理解する佐山(山崎育三郎)は、叔母が営んでいた小さな児童精神科クリニックを引き継いでいる。佐山とともに、発達障害の子どもに向き合う研修医・遠野志保役を演じる松本穂香も、発達障害(ADHD)を抱えている。病院で研修医時代、ある重大な失敗を犯してしまい、「医者になることを諦めろ」と言われたが、佐山との出会いが運命を変えた。ここまでが1話目。

2話目は、志保は「さやま・こどもクリニック」で研修医になる。ある日、川島雅紀(戸塚純貴)が佐山に相談にやってくる。川島が訪問介護を行っているうつ病患者は小学4年生の娘・悠里と2人で暮らしているのだが、どうやら悠里が不登校で、発達障害(ADHD)の疑いもあるという。佐山の指示で、川島とともに滝川の家を訪ねた志保は、ごみだらけの部屋を目にする。後日、クリニックにやってきた父はキチンとして別人のよう。「悠里のために頑張る」という前向きな父の言葉に、佐山は逆に不安を感じる。「うつ病の人が、自分の未来を明るく話すのは要注意」だからだ。数日後、クリニックに警察から電話が入る。児童相談所は2人を無理やり引き離そうとするが……。
3話目。「さやま・こどもクリニック」に、発達障害の疑いのある6歳の女児、柿崎希が母親とやって来る。佐山は志保に、予診を行うように指示する。希は誰彼構わず話しかけては、一方的に早口で話し続けてしまう傾向がある。後日、志保は診断の結果、「ASD・自閉スペクトラム症」であることを伝える。だが、母は激しく動揺して、通常学級に入れるつもりだと言い張って診断書を断る。ボールを使ってゲーム感覚で人の話を聞きながら話をすることを教え始めると、徐々に成果が出てくるが……。
↓スノードロップ(著作権フリー画像)

3話目に出てくる花、スノードロップの話が良かった。早春、可憐なスノードロップの花が咲きはじめ、希が跳びはねて喜んだ。佐山が希の母に言う。「エデンの園を追われたアダムとイヴが悲しみに暮れている時、彼らを慰めようと、天使が舞い降りて、舞い落ちる雪をスノードロップに変えて言いました。『もうすぐ春が来るから絶望してはいけませんよ』」。
そして、スノードロップの花言葉は「希望」「慰め」「逆境の中の希望」。
そして、志保が言った言葉。「子どもに向き合うことは、自分に向き合うこと」。発達障害を自ら持つ志保らしい言葉だった。
長岡市の越後丘陵公園に電話すると、3月下旬から4月中旬にスノードロップが咲くという。「待雪草」「雪のしずく」「雪の草」「雪の耳飾り」という別名もあり、どれも素敵な名前だ。うつむき気味に咲く真っ白な花が可憐だ。雪が消えたら見に行こうと思う。
↓「リエゾン」(全11巻)はコミックが原作
今日の
最低気温1.9度、最高気温7.2度。曇り一時雨。

○……iPhoneのカメラってすごいと思う。いろいろな裏技があるが、その一つは連写機能。カメラの「写真」モードで、シャッターボタンを左側にスライド(スワイプ)させると連写ができる(iPhone11以降)。これをバーストモードというらしい。かなりの高速連写だ。動きの早いペットや子供の撮影によさそう。
次は動画撮影。写真モードのまま、撮影ボタンを長押しすると赤色に変わって動画撮影ができる。横にある音量を下げるボタンでも動画が撮れるらしい。これは知らなかった。
もう一つ。写真モードから丸いシャッターボタンを右側にスライドすると中央のボタンが赤色に変わって動画撮影に入る。そのとき、右側に白い丸ボタンができるので、それを押すと、動画撮影中の静止画撮影ができる。花火の撮影や、一瞬のチャンスなどの際、とても便利だ。上の動画撮影と組み合わせることもできる。
おまけ。動画モードで撮影する際、撮影ボタンを上にスワイプすると、ズームになる。片手でズーム撮影も可能になる。これも知らなかった。
本作では郊外の児童精神科クリニック「さやま・こどもクリニック」を舞台に、自らも発達障害を抱える院長と研修医の凸凹コンビが、発達障害をはじめ、様々な生きづらさを抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿を描いている。
主演は朝ドラ「エール」で熱演し、夏の甲子園球場で「栄冠は君に輝く」を独唱した感動を思い出す山崎育三郎。自ら発達障害(ASD)を抱え、誰よりもその苦悩を理解する佐山(山崎育三郎)は、叔母が営んでいた小さな児童精神科クリニックを引き継いでいる。佐山とともに、発達障害の子どもに向き合う研修医・遠野志保役を演じる松本穂香も、発達障害(ADHD)を抱えている。病院で研修医時代、ある重大な失敗を犯してしまい、「医者になることを諦めろ」と言われたが、佐山との出会いが運命を変えた。ここまでが1話目。

2話目は、志保は「さやま・こどもクリニック」で研修医になる。ある日、川島雅紀(戸塚純貴)が佐山に相談にやってくる。川島が訪問介護を行っているうつ病患者は小学4年生の娘・悠里と2人で暮らしているのだが、どうやら悠里が不登校で、発達障害(ADHD)の疑いもあるという。佐山の指示で、川島とともに滝川の家を訪ねた志保は、ごみだらけの部屋を目にする。後日、クリニックにやってきた父はキチンとして別人のよう。「悠里のために頑張る」という前向きな父の言葉に、佐山は逆に不安を感じる。「うつ病の人が、自分の未来を明るく話すのは要注意」だからだ。数日後、クリニックに警察から電話が入る。児童相談所は2人を無理やり引き離そうとするが……。
3話目。「さやま・こどもクリニック」に、発達障害の疑いのある6歳の女児、柿崎希が母親とやって来る。佐山は志保に、予診を行うように指示する。希は誰彼構わず話しかけては、一方的に早口で話し続けてしまう傾向がある。後日、志保は診断の結果、「ASD・自閉スペクトラム症」であることを伝える。だが、母は激しく動揺して、通常学級に入れるつもりだと言い張って診断書を断る。ボールを使ってゲーム感覚で人の話を聞きながら話をすることを教え始めると、徐々に成果が出てくるが……。
↓スノードロップ(著作権フリー画像)

3話目に出てくる花、スノードロップの話が良かった。早春、可憐なスノードロップの花が咲きはじめ、希が跳びはねて喜んだ。佐山が希の母に言う。「エデンの園を追われたアダムとイヴが悲しみに暮れている時、彼らを慰めようと、天使が舞い降りて、舞い落ちる雪をスノードロップに変えて言いました。『もうすぐ春が来るから絶望してはいけませんよ』」。
そして、スノードロップの花言葉は「希望」「慰め」「逆境の中の希望」。
そして、志保が言った言葉。「子どもに向き合うことは、自分に向き合うこと」。発達障害を自ら持つ志保らしい言葉だった。
長岡市の越後丘陵公園に電話すると、3月下旬から4月中旬にスノードロップが咲くという。「待雪草」「雪のしずく」「雪の草」「雪の耳飾り」という別名もあり、どれも素敵な名前だ。うつむき気味に咲く真っ白な花が可憐だ。雪が消えたら見に行こうと思う。
↓「リエゾン」(全11巻)はコミックが原作
今日の足跡
最低気温1.9度、最高気温7.2度。曇り一時雨。

○……iPhoneのカメラってすごいと思う。いろいろな裏技があるが、その一つは連写機能。カメラの「写真」モードで、シャッターボタンを左側にスライド(スワイプ)させると連写ができる(iPhone11以降)。これをバーストモードというらしい。かなりの高速連写だ。動きの早いペットや子供の撮影によさそう。
次は動画撮影。写真モードのまま、撮影ボタンを長押しすると赤色に変わって動画撮影ができる。横にある音量を下げるボタンでも動画が撮れるらしい。これは知らなかった。
もう一つ。写真モードから丸いシャッターボタンを右側にスライドすると中央のボタンが赤色に変わって動画撮影に入る。そのとき、右側に白い丸ボタンができるので、それを押すと、動画撮影中の静止画撮影ができる。花火の撮影や、一瞬のチャンスなどの際、とても便利だ。上の動画撮影と組み合わせることもできる。
おまけ。動画モードで撮影する際、撮影ボタンを上にスワイプすると、ズームになる。片手でズーム撮影も可能になる。これも知らなかった。
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Comment
いつもブログを楽しみにしています。リエゾンの紹介ありがとうございました。
早速TVerで3話分視聴しました。私は少しだけ特別支援学校で勤務していましたが、見ごたえのある内容でした。これからもよろしくお願いします。
早速TVerで3話分視聴しました。私は少しだけ特別支援学校で勤務していましたが、見ごたえのある内容でした。これからもよろしくお願いします。
実は、私も友達から紹介されて「リエゾン」を見たんですよ。
孫が発達障害なので、どう接したらいいのかが分かったし、どういう状態になるのかがよく分かりました。
TVerで見られて良かったです。
お役にたててうれしいです。
孫が発達障害なので、どう接したらいいのかが分かったし、どういう状態になるのかがよく分かりました。
TVerで見られて良かったです。
お役にたててうれしいです。