06日23時01分=2023年=
熱気に圧倒された「毘沙門堂裸押し合い大祭」
「日本三大奇祭」の一つ、浦佐毘沙門堂の裸押し合い大祭を見に行ってきた。コロナ禍で4年ぶりの裸押し合いである。堂内は上半身裸の男衆が体をぶつけあい熱気に包まれているが、見ている方は大変だ。ラッシュアワー並みの混雑で、写真を撮ろうとスマホを高く掲げているのも辛い。寒さに耐えながら3時間半も立ちっぱなしで疲れた。
約1200年前、平安時代の征夷大将軍、坂上田村麻呂がこの地にお堂を建立し、守護仏の毘沙門天を祀り、祝宴の中で歌い踊って士気を鼓舞したのが始まりだとされる。お堂の奥に安置された毘沙門天像を我先に参拝しようという人たちが押し合ったことが今日の祭りの姿になったという。
↓「北越雪譜」にも記載

「北越雪譜」にも記載された1200年の歴史を持つ祭りで、ぜひとも見たいと思っていた。平成16年に文化庁から「記録作成等の措置をすべき無形の民族文化財」に選択された。重さ約30~50kgの大ローソクを使用することから「大ローソク祭り」とも言われる。
↓稚児行列(午後2時ごろ)

祭りは午後5時からまで夜遅くまで続くので、ホテルにチェックインしてから早めの夕食を食べ、日本酒で体を温め、防寒を万全にしてでかけた。
↓ずらりと並んだロウソク

普光寺の山門を上がると長廊下があり、大ローソクがずらりと並んでいる。右側に毘沙門堂、突き当りに不動明王うがい鉢がある。ここで男衆は肩まで水に入って身を清めるのだ。
↓ねこしき

午後5時には、毘沙門堂内での押し合いで転倒しても大丈夫なように編んだわらを敷き詰める「ねこしき」が行われた。わらはふっかふかである。これが行事の始まりだ。この時間帯はまだ空いている。場所取りをしているカメラマンが多い。
↓「サンヨ、サンヨ」と大声で唱えながら毘沙門堂へ
↓ろうそくに点灯

↓堂内

一般参加者は上半身裸で、さらしを巻き、4人1組で肩や腕を組み、「サンヨ、サンヨ」と大声で唱えながら毘沙門堂へ進む。途中で水行を行い、太子堂前まで練り歩く。水行を行った後、毘沙門堂内に入り押し合いに参加する。
↓裸押し合い
内陣の上にいる青年団員が「まくぞ、まくぞ」と叫びながら、木札を堂内に投げ入れる。参加者は木札を取ろうと手を上げながら、中央の良い場所を取るために押し合う。堂内中央正面から引き上げられた人だけが内陣に上がり毘沙門天に参拝できる。
押し合いが行われる護摩祈祷は5回行われる。毘沙門天の御利益をを得ようと、押し合いは午後9時過ぎまで続く。さらに木札を取った人の撒与品授与式などがあり、終わるのは11時頃だという。

8時30分頃まで頑張って見ていた。動画もずいぶん撮影してバッテリーが残り少なくなったし、寒さが厳しくなってきたので、切り上げることにした。
↓スマホで撮る人が多く、撮影も楽ではない

ずっと立ちっぱなしで足も痛い。見に来ている人は、女性が多い。6割ほどが女性。男の裸を見に来ているのかと思っていたが、参加者の妻や恋人、同僚や同級生の女性なんだろうな。見る方も大混雑で押されるとは思わなかった。
↓多くの露店が出ていた

帰りの毘沙門堂から浦佐駅へ続く道路沿いには多数の露店が出ていて、にぎわっていた。温かいものが食べたくて、ぽっぽ焼きとたこ焼きを買って駅近くのホテルに戻った。
〈決定版〉浦佐毘沙門堂の裸押し合い大祭
↓追加動画(決定版) 撮影した動画を編集し、後日アップしました
今日の
最低気温0.3度、最高気温11.2度。晴れ。


○……5日朝の「おはよう日本」に、ギタリストの押尾コータローさんが出ていた。東日本大震災の被災地で演奏を今も続けていて、東北応援ソング「ナユタ」を演奏した。
ハーモニックスから始まる幻想的な美しい曲だった。押尾さんはスタンダードチューニングの曲は少なく、オープン・チューニングを多用する。Dチューニングが多いが、いろいろなチューニングを使っている。12弦ギターのようなきらびやかな響きが特徴だ。
↓大谷翔平の1本目のホームラン。膝を付いているのに……

○……大谷などメジャー陣が合流したWBCの日本代表との今日の試合で、大谷はさっそく怪物ぶりを見せた。なんと3ラン2本。そのうち、1本目はフォークボール打った後、片膝をついた状態からスタンドに入れた。2本目もバットが折れたのに、スタンドまで運んだ。パワーが違う。
約1200年前、平安時代の征夷大将軍、坂上田村麻呂がこの地にお堂を建立し、守護仏の毘沙門天を祀り、祝宴の中で歌い踊って士気を鼓舞したのが始まりだとされる。お堂の奥に安置された毘沙門天像を我先に参拝しようという人たちが押し合ったことが今日の祭りの姿になったという。
↓「北越雪譜」にも記載

「北越雪譜」にも記載された1200年の歴史を持つ祭りで、ぜひとも見たいと思っていた。平成16年に文化庁から「記録作成等の措置をすべき無形の民族文化財」に選択された。重さ約30~50kgの大ローソクを使用することから「大ローソク祭り」とも言われる。
↓稚児行列(午後2時ごろ)

祭りは午後5時からまで夜遅くまで続くので、ホテルにチェックインしてから早めの夕食を食べ、日本酒で体を温め、防寒を万全にしてでかけた。
↓ずらりと並んだロウソク

普光寺の山門を上がると長廊下があり、大ローソクがずらりと並んでいる。右側に毘沙門堂、突き当りに不動明王うがい鉢がある。ここで男衆は肩まで水に入って身を清めるのだ。
↓ねこしき

午後5時には、毘沙門堂内での押し合いで転倒しても大丈夫なように編んだわらを敷き詰める「ねこしき」が行われた。わらはふっかふかである。これが行事の始まりだ。この時間帯はまだ空いている。場所取りをしているカメラマンが多い。
↓「サンヨ、サンヨ」と大声で唱えながら毘沙門堂へ
↓ろうそくに点灯

↓堂内

一般参加者は上半身裸で、さらしを巻き、4人1組で肩や腕を組み、「サンヨ、サンヨ」と大声で唱えながら毘沙門堂へ進む。途中で水行を行い、太子堂前まで練り歩く。水行を行った後、毘沙門堂内に入り押し合いに参加する。
↓裸押し合い
内陣の上にいる青年団員が「まくぞ、まくぞ」と叫びながら、木札を堂内に投げ入れる。参加者は木札を取ろうと手を上げながら、中央の良い場所を取るために押し合う。堂内中央正面から引き上げられた人だけが内陣に上がり毘沙門天に参拝できる。
押し合いが行われる護摩祈祷は5回行われる。毘沙門天の御利益をを得ようと、押し合いは午後9時過ぎまで続く。さらに木札を取った人の撒与品授与式などがあり、終わるのは11時頃だという。

8時30分頃まで頑張って見ていた。動画もずいぶん撮影してバッテリーが残り少なくなったし、寒さが厳しくなってきたので、切り上げることにした。
↓スマホで撮る人が多く、撮影も楽ではない

ずっと立ちっぱなしで足も痛い。見に来ている人は、女性が多い。6割ほどが女性。男の裸を見に来ているのかと思っていたが、参加者の妻や恋人、同僚や同級生の女性なんだろうな。見る方も大混雑で押されるとは思わなかった。
↓多くの露店が出ていた

帰りの毘沙門堂から浦佐駅へ続く道路沿いには多数の露店が出ていて、にぎわっていた。温かいものが食べたくて、ぽっぽ焼きとたこ焼きを買って駅近くのホテルに戻った。
〈決定版〉浦佐毘沙門堂の裸押し合い大祭
↓追加動画(決定版) 撮影した動画を編集し、後日アップしました
今日の足跡
最低気温0.3度、最高気温11.2度。晴れ。


○……5日朝の「おはよう日本」に、ギタリストの押尾コータローさんが出ていた。東日本大震災の被災地で演奏を今も続けていて、東北応援ソング「ナユタ」を演奏した。
ハーモニックスから始まる幻想的な美しい曲だった。押尾さんはスタンダードチューニングの曲は少なく、オープン・チューニングを多用する。Dチューニングが多いが、いろいろなチューニングを使っている。12弦ギターのようなきらびやかな響きが特徴だ。
↓大谷翔平の1本目のホームラン。膝を付いているのに……

○……大谷などメジャー陣が合流したWBCの日本代表との今日の試合で、大谷はさっそく怪物ぶりを見せた。なんと3ラン2本。そのうち、1本目はフォークボール打った後、片膝をついた状態からスタンドに入れた。2本目もバットが折れたのに、スタンドまで運んだ。パワーが違う。
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