31日23時09分=2023年=
白鷺城こと「姫路城」へ
バスツアー「姫路城・出雲大社と足立美術館3日間」は、初日に姫路城、2日目に出雲大社と足立美術館、最終日は鳥取砂丘、出石町、丹後ちりめん歴史館を見て回った。走行距離1700km弱の強行軍だ。とても自分の運転では行ける距離ではない。定番のツアーのようで、4、5、6、7月にも同様の内容で募集している。
バスガイドの女性は、俳句の夏井いつきさんを思わせる声と話し方だった。歴史や地理に精通しているだけではなく、芸能界やテレビ番組などを自在に引用して説明するベテランぶりを発揮していた。
直江津のバスセンターを23日午前6時に出発。途中で能生と糸魚川の参加者を拾って、糸魚川から北陸道へ。琵琶湖の東側を通り、滋賀県の米原JCTから名神自動車道へ入る。出発時は雨は降っていなかったが、途中から雨の予報が出ていたので、SAのコンビニで傘を買った。
神戸JCTから山陽自動車道へ。山陽姫路西ICで降りて、姫路城へ向かった。駐車場に到着したのは午後2時30頃。途中、食事やトイレ休憩も入れて8時間半。でも、1人客は2席を1人で使っているので、足が伸ばせてラクだった。
↓姫路城の入り口

さあ、遠くに姫路城が見えた。ずいぶん遠い。平成5年12月、奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産となった城だ。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれる。白漆喰総塗籠造りの鮮やかな白の城壁がまぶしい。大天守と東、西、乾の小天守が渡櫓で連結された連立式天守が特徴だという。
↓桜と姫路城

江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存しているのは奇跡的。第二次世界大戦での空爆が不発弾だったり、いろいろな幸運があったことと、中村重遠大佐の尽力などが重なった。途中、「明治の大修理」や、「昭和の修理」を経て、今日のような美しい城姿を見ることができる。

↓天守閣へ


駐車場から城の入口まで来るのに10分ほどかかった。そこから見た姫路城はとても大きく、高い場所にある。駐車場から天守閣に上って帰ってくるまで2時間の日程。バスの中で知り合った1人旅の男性2人と一緒に天守閣を目指した。平日なのに観光客が多く、天守閣の中はのろのろ歩き。時間内に最上階の6階まで行けるかどうか心配だった。
↓天守閣からの眺め

↓天守閣の内部

雨が降っていたものの、あちこちに桜が咲いていてきれいだった。一足先に花見ができたとはラッキーだった。雨に濡れた桜も風情があっていい。
城の美しさはもちろん、石垣も美しかった。二の丸の野面積み、本丸や二の丸の算木積みなど、作られた時期によって異なる積み方がみられた。
↓播州皿屋敷

駐車場へ向かう途中、「播州皿屋敷」「お菊井」と書かれた銘板があった。まったく知らなかったが、ここが井戸に現れるお菊の亡霊が「いちまぁ~い…にまぁ~い…さんまぁ~い…」と皿を数える光景で有名な場所なのだった。つまり、お菊が投げ入れられた井戸なのだという。
でも、待てよ。あの話は「播州皿屋敷」ではなく、「番町皿屋敷」だったよな。「番町皿屋敷」の舞台は江戸時代なのだが、これに類似した話が、これより100年以上前の室町時代にすでに存在していたのである。ということは、姫路の方が先で、それが広がったものだろうか。
今日の
最低気温4.9度、最高気温22.7度。晴れ。
↓リボンの騎士

↓エヴァンゲリオン

↓オムライスが有名な店

○……昼食は宝塚北PAに立ち寄った。リボンの騎士のフィギュアがあったり、エヴァンゲリオンの初号機が置いてあった。名物のオムライスを食べたかったが、卵の高値のため数量限定販売で、既に売り切れていたのが残念。
田舎のSAとは違って、フードコートは人であふれていた。席がなく、立ったまま食べている人もいた。
バスガイドの女性は、俳句の夏井いつきさんを思わせる声と話し方だった。歴史や地理に精通しているだけではなく、芸能界やテレビ番組などを自在に引用して説明するベテランぶりを発揮していた。
直江津のバスセンターを23日午前6時に出発。途中で能生と糸魚川の参加者を拾って、糸魚川から北陸道へ。琵琶湖の東側を通り、滋賀県の米原JCTから名神自動車道へ入る。出発時は雨は降っていなかったが、途中から雨の予報が出ていたので、SAのコンビニで傘を買った。
神戸JCTから山陽自動車道へ。山陽姫路西ICで降りて、姫路城へ向かった。駐車場に到着したのは午後2時30頃。途中、食事やトイレ休憩も入れて8時間半。でも、1人客は2席を1人で使っているので、足が伸ばせてラクだった。
↓姫路城の入り口

さあ、遠くに姫路城が見えた。ずいぶん遠い。平成5年12月、奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産となった城だ。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれる。白漆喰総塗籠造りの鮮やかな白の城壁がまぶしい。大天守と東、西、乾の小天守が渡櫓で連結された連立式天守が特徴だという。
↓桜と姫路城

江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存しているのは奇跡的。第二次世界大戦での空爆が不発弾だったり、いろいろな幸運があったことと、中村重遠大佐の尽力などが重なった。途中、「明治の大修理」や、「昭和の修理」を経て、今日のような美しい城姿を見ることができる。

↓天守閣へ


駐車場から城の入口まで来るのに10分ほどかかった。そこから見た姫路城はとても大きく、高い場所にある。駐車場から天守閣に上って帰ってくるまで2時間の日程。バスの中で知り合った1人旅の男性2人と一緒に天守閣を目指した。平日なのに観光客が多く、天守閣の中はのろのろ歩き。時間内に最上階の6階まで行けるかどうか心配だった。
↓天守閣からの眺め

↓天守閣の内部

雨が降っていたものの、あちこちに桜が咲いていてきれいだった。一足先に花見ができたとはラッキーだった。雨に濡れた桜も風情があっていい。
城の美しさはもちろん、石垣も美しかった。二の丸の野面積み、本丸や二の丸の算木積みなど、作られた時期によって異なる積み方がみられた。
↓播州皿屋敷

駐車場へ向かう途中、「播州皿屋敷」「お菊井」と書かれた銘板があった。まったく知らなかったが、ここが井戸に現れるお菊の亡霊が「いちまぁ~い…にまぁ~い…さんまぁ~い…」と皿を数える光景で有名な場所なのだった。つまり、お菊が投げ入れられた井戸なのだという。
でも、待てよ。あの話は「播州皿屋敷」ではなく、「番町皿屋敷」だったよな。「番町皿屋敷」の舞台は江戸時代なのだが、これに類似した話が、これより100年以上前の室町時代にすでに存在していたのである。ということは、姫路の方が先で、それが広がったものだろうか。
今日の足跡
最低気温4.9度、最高気温22.7度。晴れ。
↓リボンの騎士

↓エヴァンゲリオン

↓オムライスが有名な店

○……昼食は宝塚北PAに立ち寄った。リボンの騎士のフィギュアがあったり、エヴァンゲリオンの初号機が置いてあった。名物のオムライスを食べたかったが、卵の高値のため数量限定販売で、既に売り切れていたのが残念。
田舎のSAとは違って、フードコートは人であふれていた。席がなく、立ったまま食べている人もいた。
- 関連記事
スポンサーサイト