10日22時22分=2023年=
善光寺に戻ってきた「おびんずるさん」
長野市の善光寺で盗まれた「おびんずるさん」が無事に戻ってきた。友人から誘いがあり、盗難後の公開初日の今日、善光寺へ行ってきた。「おびんずるさん」を信仰しているわけではないが、善光寺の長い歴史の中でも珍しい出来事の現場に遭遇できて良かった。
↓善光寺本堂

正式には「びんずる尊者像」といい、釈迦の弟子である。その像は善光寺本堂の入り口に安置され、病気などで悪い部分をさすると治るとされる「なで仏」として人気を集めていた。
↓「おびんずるさん」の公開を待つ参拝者の行列

盗まれた木造は60キロほど離れた松本市内で、車の中から見つかった。容疑者は盗みの疑いで逮捕され、木像について「びんずるに恨みがあった」「どこかに埋めてやろうと思った」と話しているという。「びんずるがいると地震や事件が起きる」などと意味不明のことを言っているという。
↓本堂へ運び込まれる白い布で包まれたおびんずるさん


木像は傷などもなく、6日に警察署から善光寺に戻されたという。善光寺ではセンサーを増設したり、警備体制などを検討した上で、再び本堂に置くことになった。初日の10日午後0時10分頃、白い布で包まれた「おびんずるさん」が本堂に運ばれるという珍しい光景を見ることができた。まるでミイラか透明人間のような状態で、人が抱えて運ぶとは思っていなかった。木像は元の場所に再安置され、20分ほど法要が行われた後、0時30分頃から一般参拝者の参拝が許された。
↓安置されたおびんずるさん(法要の前)

事件があったばかりなので、今日は万全の警備体制が敷かれていた。本堂内は写真撮影禁止なので、スマホやカメラを構える人がいると、すかさず警備の人か寺の人が注意を呼びかけた。
↓報道陣に囲まれる住職

「おびんずるさん」に再び会いたいと、多くの人が行列を作っていた。盗難により善光寺の「おびんずるさん」が全国に知られ、知名度も上がった。今日も報道関係者が大勢集まっていた。参拝客が増え、お賽銭もたくさん上がっただろうし、まさに「災い転じて福となす」「人間万事塞翁が馬」「怪我の功名」だったかな。
↓ニュースでも全国放送された


今日の
最低気温3.2度、最高気温20.8度。晴れ。
○……善光寺へ行く途中、標高600m前後の所でちょうど桜が満開だった。いま、北海道で見頃を迎えたので、ちょうど同じぐらいだ。

○……善光寺の仲見世通りにあったスタバ。2020年3月にオープンしたようだ。しっくい仕上げの壁に瓦ぶきの造りで、景観に合わせた宿坊のような和風の店構えで、スタバだと分かって驚いた。2階には小上がりもあるそうだ。
↓善光寺本堂

正式には「びんずる尊者像」といい、釈迦の弟子である。その像は善光寺本堂の入り口に安置され、病気などで悪い部分をさすると治るとされる「なで仏」として人気を集めていた。
↓「おびんずるさん」の公開を待つ参拝者の行列

盗まれた木造は60キロほど離れた松本市内で、車の中から見つかった。容疑者は盗みの疑いで逮捕され、木像について「びんずるに恨みがあった」「どこかに埋めてやろうと思った」と話しているという。「びんずるがいると地震や事件が起きる」などと意味不明のことを言っているという。
↓本堂へ運び込まれる白い布で包まれたおびんずるさん


木像は傷などもなく、6日に警察署から善光寺に戻されたという。善光寺ではセンサーを増設したり、警備体制などを検討した上で、再び本堂に置くことになった。初日の10日午後0時10分頃、白い布で包まれた「おびんずるさん」が本堂に運ばれるという珍しい光景を見ることができた。まるでミイラか透明人間のような状態で、人が抱えて運ぶとは思っていなかった。木像は元の場所に再安置され、20分ほど法要が行われた後、0時30分頃から一般参拝者の参拝が許された。
↓安置されたおびんずるさん(法要の前)

事件があったばかりなので、今日は万全の警備体制が敷かれていた。本堂内は写真撮影禁止なので、スマホやカメラを構える人がいると、すかさず警備の人か寺の人が注意を呼びかけた。
↓報道陣に囲まれる住職

「おびんずるさん」に再び会いたいと、多くの人が行列を作っていた。盗難により善光寺の「おびんずるさん」が全国に知られ、知名度も上がった。今日も報道関係者が大勢集まっていた。参拝客が増え、お賽銭もたくさん上がっただろうし、まさに「災い転じて福となす」「人間万事塞翁が馬」「怪我の功名」だったかな。
↓ニュースでも全国放送された


今日の足跡
最低気温3.2度、最高気温20.8度。晴れ。
○……善光寺へ行く途中、標高600m前後の所でちょうど桜が満開だった。いま、北海道で見頃を迎えたので、ちょうど同じぐらいだ。

○……善光寺の仲見世通りにあったスタバ。2020年3月にオープンしたようだ。しっくい仕上げの壁に瓦ぶきの造りで、景観に合わせた宿坊のような和風の店構えで、スタバだと分かって驚いた。2階には小上がりもあるそうだ。
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