16日23時13分=2023年=
81歳、ボブ・ディランのライブへ
ボブ・ディランの初来日から今年が45周年だという。そしてコロナ禍で順延となっていたコンサートツアーが7年ぶりに始まった。昨年はいい席が取れていたのに、コロナで中止となって無念。リベンジとなる今回は、アリーナ席が取れず、バルコニー席3階の2列目。かなりステージから遠いが、仕方ない。さて、今回は8年ぶりのオリジナル・アルバム「ラフ・アンド・ロウディ・ウェイズ」を中心にしたツアーで、2021年から北米からスタートしたワールド・ツアーの一環だ。
↓チケット

↓シアター入り口

会場の東京ゴールデンシアターは、2020年に開業したばかりで、もちろん初めてだ。東京の湾岸エリアの一角「有明」に作られたイベントホール。8000人収容で、客席フロアが4層になっている。ステージから最も離れた席でも約54mで、ライブの迫力を存分に味わうことができる設計だ。会場はもちろん満席で、外国人も多い。
↓所持品審査で長い行列ができた。スマホまでロックされた

↓大きな液晶画面にディランのツアーが表示

驚いたのは持ち込みチェックの厳しさ。携帯電話、スマホ、ビデオカメラ、録音機、双眼鏡などは一切持ち込めず、スマホは電源を切って専用のケースに入れロックをかけられてしまう。金属探知、バッグの中身の点検など、入場するまでにけっこう時間がかかった。
現在81歳のディランだが、今回の日本ツアーは大阪、東京、名古屋で計11公演。前回7年前も「今回が最後」と言われていたが、声は昔と変わっていないし、ツアーで歌い続ける体力も、新しいアルバムを発表する能力も健在。90歳ぐらいになって、再びやってくるかも。
同じ81歳のポール・アンカも5月23日に来日公演をするし、78歳のエリック・クラプトンも日本武道館で来日公演の真っ最中だ。ディラン自身も、「まだまだやれる」という感じだと思う。
今回のセットリストは、東京と大阪で14曲目が異なっているだけで、ほぼ同じ曲をやっている。「*」は最新アルバムの曲で、実に半数以上の9曲もある。最新アルバムを事前に買って聞いておかないと、知らない曲だらけになってしまっていた。
①Watching the River Flow
②Most Likely You Go Your Way and I’ll Go Mine
③I Contain Multitudes*
④False Prophet*
⑤When I Paint My Masterpiece
⑥Black Rider*
⑦My Own Version of You*
⑧I’ll Be Your Baby Tonight
⑨Crossing the Rubicon*
⑩To Be Alone With You
⑪Key West (Philosopher Pirate)*
⑫Gotta Serve Somebody
⑬I’ve Made Up My Mind to Give Myself to You*
⑭Not Fade Away(The Checkers cover)
⑮Mother of Muses*
⑯Goodbye Jimmy Reed*
⑰Every Grain of Sand
それにしても、昔の曲も散りばめてあったが、「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリング・ストーン」「ミスター・タンブリンマン」などのヒット曲をやらない徹底ぶり。ディランは常に進化していて、新しい自分を聞いてほしいと言っているようなものだ。昔の曲をやればうけるだろうけれど、ディランはそれに甘んじない。
↓帰りに配布された号外風の新聞

最後の方でバンドのメンバー紹介をしただけで、MCは一切なし。舞台装置もなし。舞台照明は赤いのがつきっぱなしでスポットライトもない。17曲を計1時間40分の連続演奏。そして、極めつけは「アンコールなし」。純粋に音楽と歌詞を聞かせたいわけで、観客のウケは狙わない。最後の「Every Grain of Sand(砂のすべて)」は、崇高で宗教的ともいえる難解な曲を最後にもってくるなど、さすがノーベル賞受賞者だな。
↓コンサートが終わって帰る人々

今日の
最低気温10.6度、最高気温17.6度。くもり一時晴れ。
○……今日は東京も黄砂が降ったらしく、遠くが霞んでいた。それで、NHKの7時のニュースで、天気予報士が「いやでスナ(砂)」というシャレを放っていた。
「黄砂に降参」「黄砂は不幸さ」なんていうのはどうか。
↓チケット

↓シアター入り口

会場の東京ゴールデンシアターは、2020年に開業したばかりで、もちろん初めてだ。東京の湾岸エリアの一角「有明」に作られたイベントホール。8000人収容で、客席フロアが4層になっている。ステージから最も離れた席でも約54mで、ライブの迫力を存分に味わうことができる設計だ。会場はもちろん満席で、外国人も多い。
↓所持品審査で長い行列ができた。スマホまでロックされた

↓大きな液晶画面にディランのツアーが表示

驚いたのは持ち込みチェックの厳しさ。携帯電話、スマホ、ビデオカメラ、録音機、双眼鏡などは一切持ち込めず、スマホは電源を切って専用のケースに入れロックをかけられてしまう。金属探知、バッグの中身の点検など、入場するまでにけっこう時間がかかった。
現在81歳のディランだが、今回の日本ツアーは大阪、東京、名古屋で計11公演。前回7年前も「今回が最後」と言われていたが、声は昔と変わっていないし、ツアーで歌い続ける体力も、新しいアルバムを発表する能力も健在。90歳ぐらいになって、再びやってくるかも。
同じ81歳のポール・アンカも5月23日に来日公演をするし、78歳のエリック・クラプトンも日本武道館で来日公演の真っ最中だ。ディラン自身も、「まだまだやれる」という感じだと思う。
今回のセットリストは、東京と大阪で14曲目が異なっているだけで、ほぼ同じ曲をやっている。「*」は最新アルバムの曲で、実に半数以上の9曲もある。最新アルバムを事前に買って聞いておかないと、知らない曲だらけになってしまっていた。
①Watching the River Flow
②Most Likely You Go Your Way and I’ll Go Mine
③I Contain Multitudes*
④False Prophet*
⑤When I Paint My Masterpiece
⑥Black Rider*
⑦My Own Version of You*
⑧I’ll Be Your Baby Tonight
⑨Crossing the Rubicon*
⑩To Be Alone With You
⑪Key West (Philosopher Pirate)*
⑫Gotta Serve Somebody
⑬I’ve Made Up My Mind to Give Myself to You*
⑭Not Fade Away(The Checkers cover)
⑮Mother of Muses*
⑯Goodbye Jimmy Reed*
⑰Every Grain of Sand
それにしても、昔の曲も散りばめてあったが、「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリング・ストーン」「ミスター・タンブリンマン」などのヒット曲をやらない徹底ぶり。ディランは常に進化していて、新しい自分を聞いてほしいと言っているようなものだ。昔の曲をやればうけるだろうけれど、ディランはそれに甘んじない。
↓帰りに配布された号外風の新聞

最後の方でバンドのメンバー紹介をしただけで、MCは一切なし。舞台装置もなし。舞台照明は赤いのがつきっぱなしでスポットライトもない。17曲を計1時間40分の連続演奏。そして、極めつけは「アンコールなし」。純粋に音楽と歌詞を聞かせたいわけで、観客のウケは狙わない。最後の「Every Grain of Sand(砂のすべて)」は、崇高で宗教的ともいえる難解な曲を最後にもってくるなど、さすがノーベル賞受賞者だな。
↓コンサートが終わって帰る人々

今日の足跡
最低気温10.6度、最高気温17.6度。くもり一時晴れ。
○……今日は東京も黄砂が降ったらしく、遠くが霞んでいた。それで、NHKの7時のニュースで、天気予報士が「いやでスナ(砂)」というシャレを放っていた。
「黄砂に降参」「黄砂は不幸さ」なんていうのはどうか。
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