30日21時51分=2023年=
上田市のレトロな映画館「上田映劇」
長野県上田市で100年の歴史を誇る映画館「上田映劇」で映画を見てきた。上田市役所から近く、上田城址公園や上田駅からも近い場所。街なかなので、無料駐車場はない。
↓レトロな外観の上田映劇

↓入り口に看板が

公式サイトによると、明治時代には末広座という芝居小屋があり、そこに大正6年に建てられたのが上田映劇の前身の「上田劇場」。天井は格天井と呼ばれ、関東大震災で焼けてしまう前の帝国劇場と同じつくりをしている。その天井は、今も残っている。
↓ホール内

↓格天井。高田世界館に似ている

上田劇場は昭和に入り映画が中心に上映されるようになると「上田映画劇場」と名称を変え、現在の「上田映劇」となった。だが、上田映劇は2011年(平成23年)4月をもって定期上映を終了した。しかし、劇場の復活を願った市民によって「上田映劇再起動プロジェクト」が2018年にスタートし、創立100周年を記念し、約6年ぶりとなる定期上映を再開しという。
大泉洋主演による映画『青天の霹靂』(2014年公開)の撮影が行われ、昭和40年代にタイムスリップした主人公が拠点とする「雷門ホール」の看板がそのまま残されているという(このブログを書くのに調べて知った。残念)。まさに、映画の町を象徴する映画館になっている。
↓「晴天の霹靂」の撮影で浅草の雰囲気満点に衣替え(上田映劇のHPより拝借)

さて、ここで何の映画を見たかというと、モンゴルの映画「セールス・ガールの考現学」。モンゴル映画は初めてかも。なんだか、エロチックなポスターなので不思議な感じ。映画の感想は後日。
今日の
最低気温25.3度、最高気温34.4度。晴れ。連日猛暑が続く。
○……今日NHKで、日本最大級のトレイルランニングレース「ウルトラトレイルマラソンフジ」の放送があった。なんと100マイル(160km)の超ウルトラマラソンを、富士山周辺を巡るトレイルコースを使う過酷なレース。話には聞いていたが、その実態をテレビで見るのは初めて。
↓2400人が一斉スタート

エイドステーションはわずか9か所。累積標高は7230m。160kmもありながら、トップランナーは1分、1秒も無駄にせず、食事の時間を惜しんで走る。2400人が参加するが、ほとんどの選手が完走が目的。だが、トップランナーは20時間前後で走り切る。
↓トップをずっと譲らずに走るチョウ選手。タイムは19時間35分24秒

スタートは中国のチョウ・ジアジュが、キロ3分30分ペースでいきなり飛び出た。迎え撃つは日本の精鋭、土井や万場、川崎らで、それぞれの作戦を持って追う。
↓1位のチョウ・ジアジュ

↓2位の川崎

↓女子1位のシャン・フージャオは2時間14分51秒

制限時間が迫り、坂は四つんばいになって上り、下りは尻ですべって進む。何度も倒れて座り込みながらもゴールを目指す女性ランナーの姿に胸を打たれた。
↓斜面を尻ですべって進む女性ランナー。ギリギリの闘いだ。

↓レトロな外観の上田映劇

↓入り口に看板が

公式サイトによると、明治時代には末広座という芝居小屋があり、そこに大正6年に建てられたのが上田映劇の前身の「上田劇場」。天井は格天井と呼ばれ、関東大震災で焼けてしまう前の帝国劇場と同じつくりをしている。その天井は、今も残っている。
↓ホール内

↓格天井。高田世界館に似ている

上田劇場は昭和に入り映画が中心に上映されるようになると「上田映画劇場」と名称を変え、現在の「上田映劇」となった。だが、上田映劇は2011年(平成23年)4月をもって定期上映を終了した。しかし、劇場の復活を願った市民によって「上田映劇再起動プロジェクト」が2018年にスタートし、創立100周年を記念し、約6年ぶりとなる定期上映を再開しという。
大泉洋主演による映画『青天の霹靂』(2014年公開)の撮影が行われ、昭和40年代にタイムスリップした主人公が拠点とする「雷門ホール」の看板がそのまま残されているという(このブログを書くのに調べて知った。残念)。まさに、映画の町を象徴する映画館になっている。
↓「晴天の霹靂」の撮影で浅草の雰囲気満点に衣替え(上田映劇のHPより拝借)

さて、ここで何の映画を見たかというと、モンゴルの映画「セールス・ガールの考現学」。モンゴル映画は初めてかも。なんだか、エロチックなポスターなので不思議な感じ。映画の感想は後日。
今日の足跡
最低気温25.3度、最高気温34.4度。晴れ。連日猛暑が続く。
○……今日NHKで、日本最大級のトレイルランニングレース「ウルトラトレイルマラソンフジ」の放送があった。なんと100マイル(160km)の超ウルトラマラソンを、富士山周辺を巡るトレイルコースを使う過酷なレース。話には聞いていたが、その実態をテレビで見るのは初めて。
↓2400人が一斉スタート

エイドステーションはわずか9か所。累積標高は7230m。160kmもありながら、トップランナーは1分、1秒も無駄にせず、食事の時間を惜しんで走る。2400人が参加するが、ほとんどの選手が完走が目的。だが、トップランナーは20時間前後で走り切る。
↓トップをずっと譲らずに走るチョウ選手。タイムは19時間35分24秒

スタートは中国のチョウ・ジアジュが、キロ3分30分ペースでいきなり飛び出た。迎え撃つは日本の精鋭、土井や万場、川崎らで、それぞれの作戦を持って追う。
↓1位のチョウ・ジアジュ

↓2位の川崎

↓女子1位のシャン・フージャオは2時間14分51秒

制限時間が迫り、坂は四つんばいになって上り、下りは尻ですべって進む。何度も倒れて座り込みながらもゴールを目指す女性ランナーの姿に胸を打たれた。
↓斜面を尻ですべって進む女性ランナー。ギリギリの闘いだ。

- 関連記事
-
- 上越映画鑑賞会の例会上映「夜を走る」 (2023/08/01)
- モンゴルの映画「セールスガールの考現学」 (2023/07/31)
- 上田市のレトロな映画館「上田映劇」 (2023/07/30)
- 村上藩がモデルの映画「大名倒産」 (2023/06/26)
- 高齢者の孤独に切り込んだ映画「茶飲み友達」 (2023/06/23)
スポンサーサイト