20日15時04分=2023年=
「四国・山陽の旅」⑤ ~高知県立牧野富太郎植物園~
今回の旅で、阿波おどりの次に楽しみにしていたのが、現在NHKの連続テレビ小説「らんまん」のモデル、牧野富太郎博士の故郷にある「県立牧野富太郎植物園」だ。
今年は新潟市新津の県立植物園で開かれた「牧野富太郎展」を見に行ったし、長岡市の市立科学博物館の企画展「牧野富太郎博士が見た新潟の植物」も見に行った。そして、4月には東京・練馬区立の「牧野富太郎記念庭園」を訪ねた。博士が1926年(大正15年)から、亡くなった1957年(昭和32年)までの30年余りを過ごした住居と庭の跡地に、博士が亡くなった翌年の1958年(昭和33年)に開園したという。
【ブログ内記事】
◇朝ドラの主人公、牧野富太郎の記念庭園へ(2023年4月18日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5693.html
◇企画展「牧野富太郎博士が見た新潟の植物」(2023年6月11日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5748.html
◇牧野富太郎展(2023年7月13日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5778.html
東京の「牧野富太郎記念庭園」は約2500平方mあり、都心としては広い施設だ。そして、今回訪ねた博士の生まれ故郷、高知県高知市の「県立牧野植物園」は、8ヘクタールもあり、3000種類以上の植物が栽培されている。規模、質ともに素晴らしい施設である。一周して見るには最低でも2時間はかかる。博士逝去の翌年、1958(昭和33)年4月に高知市の五台山に開園した。東京の「牧野富太郎記念庭園」と同じ開園年である。
↓牧野植物園入口

↓植物園の看板

やっぱり、牧野博士を知るにはこの施設を訪れないとだめだ。テレビの影響もあって、訪れている人は多い。庭園は広いので混雑しているところはほとんどなく、強烈な暑さを除けば快適に鑑賞できた。
↓パスタランチ「海老のトマトクリーム」

まずは、おしゃれなレストランがあったので、昼食にした。2人で同じパスタランチ「海老のトマトクリーム」(1400円、サラダ付き)にを食べた。これが絶品。魚介類が新鮮で驚くほど。海老の香りがすごいし、ホタテは大きな物を食べやすく切ってあって、とてもやわらかい。パスタのゆで具合もぴったり。今までに食べたことがない美味しさだった。
↓植物園からの展望

↓庭園内

↓らんまんの看板


園内を歩き始めると、「らんまん」に出てくる植物に「らんまんで紹介されました」という掲示があった。
↓スエコザサの説明

↓墓線の歌と、それを取り囲むスエコザサ

スエコザサは、既に見ているが、博士の句碑の周りに植えられていた。
↓バイカオウレン

第1話で出てくるバイカオウレンは、この植物園のロゴマークになっている。花季は12月~3月なので、一度でいいから見てみたい。
↓食虫植物ムジナモ

食虫植物ムジナモは今回初めて見た。主人公が池に落ちた際、偶然に発見した植物である。ヨーロッパ、インド、オーストラリアの一部にのみ分布している植物だが、牧野は日本で初めての発見者になった。この後、牧野は谷田部教授から植物学教室への出入りを禁じられる苦境に立たされるが、ムジナモの詳細な植物図を完成させ、「植物学雑誌」に発表する。牧野の精密な図は世界に衝撃を与え、牧野の名が世界に知られるきっかけとなった。
↓ヒトツバタゴ

↓ヤッコソウ(複製))

↓ジョウロウホトトギス

ドラマの出演者も昨年10月に見に来ていたようで、サイン色紙が飾ってあった。
↓神木隆之介(万太郎役)

↓浜辺美波(妻・スエ)

↓松坂慶子(タキ役)

牧野博士の書斎もテレビと同じ。晩年の富太郎が「繇條書屋(ようじょうしょおく)と名付けた書斎が復元されていた。大正11年から亡くなるまで住んでいた練馬区の居宅内にあった。昭和24年当時を復元したという。蔵書は5万冊、標本多数。
↓博士の晩年の書斎を再現

◇高知県立牧野植物園
・所在地
・開園時間:9時~17時
・入園料:一般730円
・電話:088-882-2601
・URL:https://www.makino.or.jp/
今日の
最低気温26.3度、最高気温35.3度。晴れ。雨降らず。



○……今回の旅で、牧野植物園を見た前日の12日、NHKの「ライブエール」という番組で、牧野植物園から生放送であいみょんが主題歌を歌った。NHK+で見ることができた。改めて良い曲だと思った。
今年は新潟市新津の県立植物園で開かれた「牧野富太郎展」を見に行ったし、長岡市の市立科学博物館の企画展「牧野富太郎博士が見た新潟の植物」も見に行った。そして、4月には東京・練馬区立の「牧野富太郎記念庭園」を訪ねた。博士が1926年(大正15年)から、亡くなった1957年(昭和32年)までの30年余りを過ごした住居と庭の跡地に、博士が亡くなった翌年の1958年(昭和33年)に開園したという。
【ブログ内記事】
◇朝ドラの主人公、牧野富太郎の記念庭園へ(2023年4月18日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5693.html
◇企画展「牧野富太郎博士が見た新潟の植物」(2023年6月11日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5748.html
◇牧野富太郎展(2023年7月13日)
http://8446.blog79.fc2.com/blog-entry-5778.html
東京の「牧野富太郎記念庭園」は約2500平方mあり、都心としては広い施設だ。そして、今回訪ねた博士の生まれ故郷、高知県高知市の「県立牧野植物園」は、8ヘクタールもあり、3000種類以上の植物が栽培されている。規模、質ともに素晴らしい施設である。一周して見るには最低でも2時間はかかる。博士逝去の翌年、1958(昭和33)年4月に高知市の五台山に開園した。東京の「牧野富太郎記念庭園」と同じ開園年である。
↓牧野植物園入口

↓植物園の看板

やっぱり、牧野博士を知るにはこの施設を訪れないとだめだ。テレビの影響もあって、訪れている人は多い。庭園は広いので混雑しているところはほとんどなく、強烈な暑さを除けば快適に鑑賞できた。
↓パスタランチ「海老のトマトクリーム」

まずは、おしゃれなレストランがあったので、昼食にした。2人で同じパスタランチ「海老のトマトクリーム」(1400円、サラダ付き)にを食べた。これが絶品。魚介類が新鮮で驚くほど。海老の香りがすごいし、ホタテは大きな物を食べやすく切ってあって、とてもやわらかい。パスタのゆで具合もぴったり。今までに食べたことがない美味しさだった。
↓植物園からの展望

↓庭園内

↓らんまんの看板


園内を歩き始めると、「らんまん」に出てくる植物に「らんまんで紹介されました」という掲示があった。
↓スエコザサの説明

↓墓線の歌と、それを取り囲むスエコザサ

スエコザサは、既に見ているが、博士の句碑の周りに植えられていた。
↓バイカオウレン

第1話で出てくるバイカオウレンは、この植物園のロゴマークになっている。花季は12月~3月なので、一度でいいから見てみたい。
↓食虫植物ムジナモ

食虫植物ムジナモは今回初めて見た。主人公が池に落ちた際、偶然に発見した植物である。ヨーロッパ、インド、オーストラリアの一部にのみ分布している植物だが、牧野は日本で初めての発見者になった。この後、牧野は谷田部教授から植物学教室への出入りを禁じられる苦境に立たされるが、ムジナモの詳細な植物図を完成させ、「植物学雑誌」に発表する。牧野の精密な図は世界に衝撃を与え、牧野の名が世界に知られるきっかけとなった。
↓ヒトツバタゴ

↓ヤッコソウ(複製))

↓ジョウロウホトトギス

ドラマの出演者も昨年10月に見に来ていたようで、サイン色紙が飾ってあった。
↓神木隆之介(万太郎役)

↓浜辺美波(妻・スエ)

↓松坂慶子(タキ役)

牧野博士の書斎もテレビと同じ。晩年の富太郎が「繇條書屋(ようじょうしょおく)と名付けた書斎が復元されていた。大正11年から亡くなるまで住んでいた練馬区の居宅内にあった。昭和24年当時を復元したという。蔵書は5万冊、標本多数。
↓博士の晩年の書斎を再現

◇高知県立牧野植物園
・所在地
・開園時間:9時~17時
・入園料:一般730円
・電話:088-882-2601
・URL:https://www.makino.or.jp/
今日の足跡
最低気温26.3度、最高気温35.3度。晴れ。雨降らず。



○……今回の旅で、牧野植物園を見た前日の12日、NHKの「ライブエール」という番組で、牧野植物園から生放送であいみょんが主題歌を歌った。NHK+で見ることができた。改めて良い曲だと思った。
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