26日15時52分=2023年=
「四国・山陽の旅」⑪ ~円通寺、大原美術館~
3泊4日(8月12~15日)の四国・山陽の旅のレポートも、今回が4日目の最終日となる。朝からポツポツ雨が降り出した。もう少し天気が続いてほしいと願った。
↓アイビーも雨でしっとり濡れた

↓朝6時のニュース

朝6時のニュースでは、和歌山県潮岬付近に上陸したという。中心から半径130キロ以内では、風速25m以上の暴風という予報だ。どのルートを選ぼうが、帰りは台風第7号のど真ん中を突っ切って帰らなければならない。ならば、日没前に家に着きたい。
朝食は6時30分から食べられるということなので、早めに食堂に行った。ビュッフェ方式は好きではないけれど、ここの料理はおいしかった。
ホテルを午前7時過ぎに出発。朝一番に行くにはふさわしい円通寺に向かった。円通寺は越後の良寛が若い頃、修行をした寺として知られる。
↓円通寺

↓円通寺からの眺望

↓円通寺の庭

円通寺の歴史は古く約1200年前まで遡る。現在の倉敷市玉島の地に行基菩薩によって星浦観音の霊場が開創され、 その後、元禄11年(1698年)徳翁良高禅師によって曹同宗寺院として開山された。越後の出雲崎で生まれた良寛は若い頃、越後で国仙(こくせん)と出会い、国仙が住職を務めていた備中国の円通寺に修行に来て、国仙に師事した。円通寺は良寛が22歳から12年間、修行した禅寺として知られている。
↓円通寺本堂

円通寺本堂は茅葺きで歴史を感じる風格が漂っている。倉敷市指定重要文化財である。
↓良寛像

良寛像があったほか、山頭火と良寛の句碑があった。
↓山頭火の句碑

山頭火は句は円通寺に足を運んで良寛について詠んだ一句。「岩のよろしさも良寛さまのおもいで」
↓良寛の句碑

良寛は「うらを見せ おもてを見せて 散るもみじ」
◇円通寺
・岡山県倉敷市玉島柏島451
・086ー522ー2444
↓大原美術館


いよいよ最後の観光地訪問である。最後にふさわしい「大原美術館」を訪ねた。雨が少し降ってきたが、室内なので問題なし。大原美術館は、日本初の私立西洋美術館として知られる。倉敷の実業家大原孫三郎が援助していた洋画家児島虎次郎に託して収集した美術品を展示している。
ルノワールの「泉による女」、児島虎次郎の「朝顔」、モディリアーニの「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」、そしてモネの「睡蓮」が印象に残った。
今回の旅では、大原美術館以外にも、いくつかの「睡蓮」との出会いがあった。
初日に行った大塚美術館には、モネの「睡蓮:バラ色のハーモニー」が展示されていた。2日目は高知県北川村の「モネの庭」マルモッタン。フランス・ジヴェルニーにある「モネの庭」から睡蓮を譲り受けた。絵ではなく本物の睡蓮だ。同じ日、高知県の牧野富太郎植物園では、食中植物ムジナモが展示してあった場所に、日本古来の睡蓮であるヒツジグサが生育していた。
↓大塚国際美術館で展示されていたモネの「睡蓮:バラ色のハーモニー」

◇大原美術館
・所在地:岡山県倉敷市中央1-1-15
・電話: 086-422-0005
・公式サイト:https://www.ohara.or.jp/
今日の
最低気温24.8度、最高気温35.3度。晴れ。
○……臀部に擦過傷ができ、椅子に座るだけで痛い。四国・山陽の旅で、長時間助手席に座っていたため、皮膚が擦れたのだと思う。10日経っても治らないので、皮膚科へ行って治療してもらった。治るまで2~3週間かかるという。
↓尾道ラーメン

○……尾道では至るところに「尾道ラーメン」の店が出ていて、どこも大行列ができていた。食べたくもあったが、35度を超える灼熱地獄の中、長時間並んだ上、熱いラーメンを食べる気にはなれなかった。
↓アイビーも雨でしっとり濡れた

↓朝6時のニュース

朝6時のニュースでは、和歌山県潮岬付近に上陸したという。中心から半径130キロ以内では、風速25m以上の暴風という予報だ。どのルートを選ぼうが、帰りは台風第7号のど真ん中を突っ切って帰らなければならない。ならば、日没前に家に着きたい。
朝食は6時30分から食べられるということなので、早めに食堂に行った。ビュッフェ方式は好きではないけれど、ここの料理はおいしかった。
ホテルを午前7時過ぎに出発。朝一番に行くにはふさわしい円通寺に向かった。円通寺は越後の良寛が若い頃、修行をした寺として知られる。
↓円通寺

↓円通寺からの眺望

↓円通寺の庭

円通寺の歴史は古く約1200年前まで遡る。現在の倉敷市玉島の地に行基菩薩によって星浦観音の霊場が開創され、 その後、元禄11年(1698年)徳翁良高禅師によって曹同宗寺院として開山された。越後の出雲崎で生まれた良寛は若い頃、越後で国仙(こくせん)と出会い、国仙が住職を務めていた備中国の円通寺に修行に来て、国仙に師事した。円通寺は良寛が22歳から12年間、修行した禅寺として知られている。
↓円通寺本堂

円通寺本堂は茅葺きで歴史を感じる風格が漂っている。倉敷市指定重要文化財である。
↓良寛像

良寛像があったほか、山頭火と良寛の句碑があった。
↓山頭火の句碑

山頭火は句は円通寺に足を運んで良寛について詠んだ一句。「岩のよろしさも良寛さまのおもいで」
↓良寛の句碑

良寛は「うらを見せ おもてを見せて 散るもみじ」
◇円通寺
・岡山県倉敷市玉島柏島451
・086ー522ー2444
↓大原美術館


いよいよ最後の観光地訪問である。最後にふさわしい「大原美術館」を訪ねた。雨が少し降ってきたが、室内なので問題なし。大原美術館は、日本初の私立西洋美術館として知られる。倉敷の実業家大原孫三郎が援助していた洋画家児島虎次郎に託して収集した美術品を展示している。
ルノワールの「泉による女」、児島虎次郎の「朝顔」、モディリアーニの「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」、そしてモネの「睡蓮」が印象に残った。
今回の旅では、大原美術館以外にも、いくつかの「睡蓮」との出会いがあった。
初日に行った大塚美術館には、モネの「睡蓮:バラ色のハーモニー」が展示されていた。2日目は高知県北川村の「モネの庭」マルモッタン。フランス・ジヴェルニーにある「モネの庭」から睡蓮を譲り受けた。絵ではなく本物の睡蓮だ。同じ日、高知県の牧野富太郎植物園では、食中植物ムジナモが展示してあった場所に、日本古来の睡蓮であるヒツジグサが生育していた。
↓大塚国際美術館で展示されていたモネの「睡蓮:バラ色のハーモニー」

◇大原美術館
・所在地:岡山県倉敷市中央1-1-15
・電話: 086-422-0005
・公式サイト:https://www.ohara.or.jp/
今日の足跡
最低気温24.8度、最高気温35.3度。晴れ。
○……臀部に擦過傷ができ、椅子に座るだけで痛い。四国・山陽の旅で、長時間助手席に座っていたため、皮膚が擦れたのだと思う。10日経っても治らないので、皮膚科へ行って治療してもらった。治るまで2~3週間かかるという。
↓尾道ラーメン

○……尾道では至るところに「尾道ラーメン」の店が出ていて、どこも大行列ができていた。食べたくもあったが、35度を超える灼熱地獄の中、長時間並んだ上、熱いラーメンを食べる気にはなれなかった。
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