13日20時05分=2023年=
寅さんの故郷「葛飾柴又」探訪記③
今回の旅で一番楽しみにしていた「寅さん記念館」と「山田洋次ミュージアム」に入った。入館料は2館見て400円と格安でうれしい。
↓山田洋次監督の胸像と「こんにちは、母さん」のポスター

↓ミュージアムの館内

まずは、「山田洋次ミュージアム」から。入り口を入ると、山田監督の胸像が出迎えてくれる。そして、監督の最新作で9月1日公開の映画「こんにちは、母さん」のポスターが展示されていた(この映画も後日リポートする)。
↓書き込みがされた脚本

1969年の映画「喜劇一発大必勝」の台本があり、書き込みや訂正の跡を見ると、監督は脚本をどれほど練り上げたかが分かる。
↓「「松竹大船撮影所」のジオラマ

↓山田組が使った撮影器具

中に進むと、1936年から2000年に存在していた「松竹大船撮影所」のジオラマがあった。敷地3万坪、事務所、録音室、食堂、現像所など49棟が建っている。ここで「男はつらいよ」をはじめとする数々の映画が生まれたのだ。ジオラマをよく見れば、木下恵介監督や、小津安二郎監督、渥美清さんなどのミニチュア人形がいるというが、探しても分からなかった。
↓寅さんそっくりの埴輪(レプリカ)

↓「武士の一分」で使用された鳥かご

ちょっと変わった展示物としては、寅さんそっくりの埴輪(レプリカ)。2001年8月4日、渥美清さんの命日に、柴又の八幡神社古墳から出土したという。埴輪が帽子をかぶっているのは珍しい。映画「キネマの天地」で、寺島しのぶが演じる円山歩が務める編集部のデスクにこの埴輪が登場しているらしい。
↓寅さん記念館入り口

次は「葛飾柴又寅さん記念館」へ。スーパー堤防の地下を利用して1997年11月にオープンした施設。映画「男はつらいよ」の世界を満喫できる記念館である。実際に使用されていたセットや小道具など、貴重な資料の数々を陳列している。
↓とらや(くるまや)の実物セット



中でも撮影セットの実物が素晴らしい。くるま菓子舗は1969年の第1作から48作まで26年間にわたってこのセットで撮影された。「映画史上、類をみないことであり、この記念館で永久保存されることになった。渥美清をはじめ、日本映画を代表するスタアや名優たちが手をふれたり、腰をおろしたりした室内をじっくり眺めてほしい」と山田監督が書いている。
↓柴又帝釈天

↓タコ社長の朝日印刷所

ほかに柴又帝釈天、タコ社長の朝日印刷所も素晴らしい。
↓柴又の商店街のジオラマ


↓寅さんが愛した鈍行列車

撮影セットのジオラマも楽しい。帝釈天参道のせんべいや、だんごの店が並んでいる。
↓記念写真のブース

記念写真を撮影するブースがあって、寅さんとならんだ写真が撮れる。背景をくるまや店内、矢切の渡し、柴又帝釈天、帝釈天参道の4つから選べる。くるまや店内で寅さんと並んだ写真を撮ってきた。
↓寅さんの服装や小物

↓トランクの中

↓全国のロケ地マップ

↓ギネスの認定証

そのほか、寅さんの洋服スタイルや小物、トランクの中身、懐かしの鈍行列車、全国に及ぶロケ地マップ、ギネスブックの認定証(ひとりの俳優が演じた最も長い映画シリーズ)などがあり、楽しいひとときを過ごすことができた。
柴又の話はもう少し続く。
今日の
最低気温23.4度、最高気温31.6度。曇り。

○……帰る途中の京成小岩駅前で、牛めし松屋に併設したカレー専門店「マイカリー食堂」に入った。全国に140店舗を展開しているという。
ロースカツカレー(690円)にマンゴーラッシー&生野菜(290円)を付けて、980円という安さ。辛さは5段階から選べ、ご飯の量も3段階から選べる。
カツはでかいし、カラッと揚がっている。カレーソースもうまい。上越の松屋も「マイカリー食堂」併設店になってくれないかな。
↓山田洋次監督の胸像と「こんにちは、母さん」のポスター

↓ミュージアムの館内

まずは、「山田洋次ミュージアム」から。入り口を入ると、山田監督の胸像が出迎えてくれる。そして、監督の最新作で9月1日公開の映画「こんにちは、母さん」のポスターが展示されていた(この映画も後日リポートする)。
↓書き込みがされた脚本

1969年の映画「喜劇一発大必勝」の台本があり、書き込みや訂正の跡を見ると、監督は脚本をどれほど練り上げたかが分かる。
↓「「松竹大船撮影所」のジオラマ

↓山田組が使った撮影器具

中に進むと、1936年から2000年に存在していた「松竹大船撮影所」のジオラマがあった。敷地3万坪、事務所、録音室、食堂、現像所など49棟が建っている。ここで「男はつらいよ」をはじめとする数々の映画が生まれたのだ。ジオラマをよく見れば、木下恵介監督や、小津安二郎監督、渥美清さんなどのミニチュア人形がいるというが、探しても分からなかった。
↓寅さんそっくりの埴輪(レプリカ)

↓「武士の一分」で使用された鳥かご

ちょっと変わった展示物としては、寅さんそっくりの埴輪(レプリカ)。2001年8月4日、渥美清さんの命日に、柴又の八幡神社古墳から出土したという。埴輪が帽子をかぶっているのは珍しい。映画「キネマの天地」で、寺島しのぶが演じる円山歩が務める編集部のデスクにこの埴輪が登場しているらしい。
↓寅さん記念館入り口

次は「葛飾柴又寅さん記念館」へ。スーパー堤防の地下を利用して1997年11月にオープンした施設。映画「男はつらいよ」の世界を満喫できる記念館である。実際に使用されていたセットや小道具など、貴重な資料の数々を陳列している。
↓とらや(くるまや)の実物セット



中でも撮影セットの実物が素晴らしい。くるま菓子舗は1969年の第1作から48作まで26年間にわたってこのセットで撮影された。「映画史上、類をみないことであり、この記念館で永久保存されることになった。渥美清をはじめ、日本映画を代表するスタアや名優たちが手をふれたり、腰をおろしたりした室内をじっくり眺めてほしい」と山田監督が書いている。
↓柴又帝釈天

↓タコ社長の朝日印刷所

ほかに柴又帝釈天、タコ社長の朝日印刷所も素晴らしい。
↓柴又の商店街のジオラマ


↓寅さんが愛した鈍行列車

撮影セットのジオラマも楽しい。帝釈天参道のせんべいや、だんごの店が並んでいる。
↓記念写真のブース

記念写真を撮影するブースがあって、寅さんとならんだ写真が撮れる。背景をくるまや店内、矢切の渡し、柴又帝釈天、帝釈天参道の4つから選べる。くるまや店内で寅さんと並んだ写真を撮ってきた。
↓寅さんの服装や小物

↓トランクの中

↓全国のロケ地マップ

↓ギネスの認定証

そのほか、寅さんの洋服スタイルや小物、トランクの中身、懐かしの鈍行列車、全国に及ぶロケ地マップ、ギネスブックの認定証(ひとりの俳優が演じた最も長い映画シリーズ)などがあり、楽しいひとときを過ごすことができた。
柴又の話はもう少し続く。
今日の足跡
最低気温23.4度、最高気温31.6度。曇り。

○……帰る途中の京成小岩駅前で、牛めし松屋に併設したカレー専門店「マイカリー食堂」に入った。全国に140店舗を展開しているという。
ロースカツカレー(690円)にマンゴーラッシー&生野菜(290円)を付けて、980円という安さ。辛さは5段階から選べ、ご飯の量も3段階から選べる。
カツはでかいし、カラッと揚がっている。カレーソースもうまい。上越の松屋も「マイカリー食堂」併設店になってくれないかな。
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