14日21時32分=2023年=
寅さんの故郷「葛飾柴又」探訪記④
「寅さん記念館」「山田洋次ギャラリー」を見た後、帝釈天の参道で少し遅い昼食と、デザートとしてだんごを食べることにした。まずは、腹ごしらえ。ロケ地にもなり、山田組が通ったという天丼店「大和家」に入った。
↓大和家の天丼

天丼は、大エビ1尾、白身魚1尾の天ぷらがご飯にのった「天丼」(1200円・税込み)は、渥美清さんが好きだったという。数種類をブレンドした油で、天ぷらがカリッと揚げられている。たれはちょっと甘すぎる感じがするが、とてもおいしい。
→大和家に飾ってあった山田監督の色紙

店内には山田洋次監督の「旅先でいつも想う 故郷柴又 なつかしい大和家の 天ぷらの味」という1970年10月に書いた色紙が飾られていた。「純情篇」(1971年1月15日公開)を撮っていたころに書いた色紙だろう。
↓高木屋老舗(両側に店舗がある)

↓高木屋老舗の草だんご(2本500円)

↓壁の至るところに飾ってあった「男はつらいよ」のキャストとの写真


↓寅さん専用の予約席

次は和デザートだ。『男はつらいよ』シリーズの柴又ロケの度に、スタッフ、キャストの休憩や衣装替えの場所として利用された「高木屋老舗」の草だんごを食べにいった。大和家の隣の店だ。2本500円でお茶付き。昔はこの辺でも、ヨモギが採れたのだと思う。
店内の壁には、渥美清さんや山田洋次監督、出演者がロケの合間に撮った写真が至るところにあり、寅さんファンは必ずここに立ち寄るという。また、寅さん専用の予約席があった。
似たような話だが、今年の春、バスツアーで鳥取駅近くのホテルに泊まった際、駅前の「すなば珈琲」1号店に行ったら、マツコ・デラックスの指定席というのがあった。マツコさんがMCを務める番組『月曜から夜ふかし』で鳥取問題が取り上げられ、それがきっかけで同店が誕生することになったため、感謝の気持ちからマツコさんがいつ来店してもいいように指定席を設けているのだという。多分、有名人の指定席は、高木屋老舗の方が早いと思う。もう、渥美さんは亡くなってしまったので、椅子に座る人はいないけれど。
↓1作~4作までのロケ地となった「とらや」

だんごを2本食べたら満腹で、「とらや」にも入りたかったが、ギブアップ。第1作から第4作まで、「とらや」は寅さんの実家のロケで使われており、店の前にもパネルが掲示されている。ロケ当時の屋号は「柴又屋」だったが、1989年の建物の建て替えに伴い「とらや」に店の名前を変えた。そのため、映画の「とらや」は「くるまや」に変えざるを得なかったという。
今日の
最低気温22.9度、最高気温33.8度。曇り。夜一時雨。
○……ついに「アレ」が実現し、阪神タイガースが18年ぶりのセ・リーグ制覇を果たした。
阪神は昨夜、宿敵巨人を破り、球団初のシーズン2度目の10連勝。マジック1で迎えた今日14日の巨人戦で勝てば球団最速で優勝が決まるというシチュエーション。
風呂から上がってテレビを付けると、7回が終わって4-1で阪神がリードしていた。8回表は大城の2ベースで坂本がホームインし、4-2に迫ったが、島本が連続三振に切って取った。この回から球場は阪神ファンの声援で異様な雰囲気。今年の阪神は投手がいいし、攻撃は全員野球でまとまった。優勝を目前にして思いっきり投げている。巨人は今年、若くて勢いのある投手を打てなかったな。
いよいよ9回表、巨人の攻撃である。この回を押さえれば阪神に18年ぶり、6回目の歓喜がやってくる。
阪神の抑えは岩崎。対する巨人の岡本は、岡本はセカンドフライで1アウト。続く坂本はレフトスタンドに強烈なホームランを叩き込んで、意地を示した。これで4-3となり、俄然と面白くなってきた。その後、2死3塁まで迫ったが、最後の打者がセンターフライに倒れゲームセット。なんと11連勝で優勝を決めた。
↓岡田監督の胴上げ


岡田監督が何度も宙を舞った。阪神タイガースおめでとう。今年は強かった。
岡田監督は優勝インタビューで「勝負は9月だと思っていたが、ちょっと勝ちすぎた」というほど。つまり、日本シリーズに焦点を当てると、早く勝ちすぎて試合までの間隔が空きすぎることを心配しているのだ。しかし「“あれ”はセ・リーグ優勝のことであり、日本シリーズは考えていなかった」と笑わせた。ぜひ、日本一になってほしい。
↓大和家の天丼

天丼は、大エビ1尾、白身魚1尾の天ぷらがご飯にのった「天丼」(1200円・税込み)は、渥美清さんが好きだったという。数種類をブレンドした油で、天ぷらがカリッと揚げられている。たれはちょっと甘すぎる感じがするが、とてもおいしい。
→大和家に飾ってあった山田監督の色紙

店内には山田洋次監督の「旅先でいつも想う 故郷柴又 なつかしい大和家の 天ぷらの味」という1970年10月に書いた色紙が飾られていた。「純情篇」(1971年1月15日公開)を撮っていたころに書いた色紙だろう。
↓高木屋老舗(両側に店舗がある)

↓高木屋老舗の草だんご(2本500円)

↓壁の至るところに飾ってあった「男はつらいよ」のキャストとの写真


↓寅さん専用の予約席

次は和デザートだ。『男はつらいよ』シリーズの柴又ロケの度に、スタッフ、キャストの休憩や衣装替えの場所として利用された「高木屋老舗」の草だんごを食べにいった。大和家の隣の店だ。2本500円でお茶付き。昔はこの辺でも、ヨモギが採れたのだと思う。
店内の壁には、渥美清さんや山田洋次監督、出演者がロケの合間に撮った写真が至るところにあり、寅さんファンは必ずここに立ち寄るという。また、寅さん専用の予約席があった。
似たような話だが、今年の春、バスツアーで鳥取駅近くのホテルに泊まった際、駅前の「すなば珈琲」1号店に行ったら、マツコ・デラックスの指定席というのがあった。マツコさんがMCを務める番組『月曜から夜ふかし』で鳥取問題が取り上げられ、それがきっかけで同店が誕生することになったため、感謝の気持ちからマツコさんがいつ来店してもいいように指定席を設けているのだという。多分、有名人の指定席は、高木屋老舗の方が早いと思う。もう、渥美さんは亡くなってしまったので、椅子に座る人はいないけれど。
↓1作~4作までのロケ地となった「とらや」

だんごを2本食べたら満腹で、「とらや」にも入りたかったが、ギブアップ。第1作から第4作まで、「とらや」は寅さんの実家のロケで使われており、店の前にもパネルが掲示されている。ロケ当時の屋号は「柴又屋」だったが、1989年の建物の建て替えに伴い「とらや」に店の名前を変えた。そのため、映画の「とらや」は「くるまや」に変えざるを得なかったという。
今日の足跡
最低気温22.9度、最高気温33.8度。曇り。夜一時雨。
○……ついに「アレ」が実現し、阪神タイガースが18年ぶりのセ・リーグ制覇を果たした。
阪神は昨夜、宿敵巨人を破り、球団初のシーズン2度目の10連勝。マジック1で迎えた今日14日の巨人戦で勝てば球団最速で優勝が決まるというシチュエーション。
風呂から上がってテレビを付けると、7回が終わって4-1で阪神がリードしていた。8回表は大城の2ベースで坂本がホームインし、4-2に迫ったが、島本が連続三振に切って取った。この回から球場は阪神ファンの声援で異様な雰囲気。今年の阪神は投手がいいし、攻撃は全員野球でまとまった。優勝を目前にして思いっきり投げている。巨人は今年、若くて勢いのある投手を打てなかったな。
いよいよ9回表、巨人の攻撃である。この回を押さえれば阪神に18年ぶり、6回目の歓喜がやってくる。
阪神の抑えは岩崎。対する巨人の岡本は、岡本はセカンドフライで1アウト。続く坂本はレフトスタンドに強烈なホームランを叩き込んで、意地を示した。これで4-3となり、俄然と面白くなってきた。その後、2死3塁まで迫ったが、最後の打者がセンターフライに倒れゲームセット。なんと11連勝で優勝を決めた。
↓岡田監督の胴上げ


岡田監督が何度も宙を舞った。阪神タイガースおめでとう。今年は強かった。
岡田監督は優勝インタビューで「勝負は9月だと思っていたが、ちょっと勝ちすぎた」というほど。つまり、日本シリーズに焦点を当てると、早く勝ちすぎて試合までの間隔が空きすぎることを心配しているのだ。しかし「“あれ”はセ・リーグ優勝のことであり、日本シリーズは考えていなかった」と笑わせた。ぜひ、日本一になってほしい。
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