29日22時03分=2023年=
圧倒的な500万本!日本最大級の巾着田曼珠沙華群生
埼玉県日高市にある巾着田曼珠沙華公園には、500万本という日本最大級の曼珠沙華(彼岸花)が咲き誇っている。以前からぜひ行ってみたかった場所だったので、友人を誘い、片道130kmの長距離だが、日帰りで行ってきた。
↓見事な曼珠沙華の群生


↓バックをぼかしてみた

車は上信越自動車道から更埴JCTで関越自動車道に入り、軽井沢方面へ進む。藤岡JCTでは東京方面へ。鶴ヶ島ICで出口を出た。鶴ヶ島方面に進み、県道74号、県道15号を通り、高速を下りてから約40分で駐車場に着いた。所用時間は約3時間余。日帰りだとややきつい距離だ。
↓上から見ると…

↓茎の長さは70cmほどもあった

今年の「2023年巾着田曼珠沙華まつり」は、極暑の影響で、開花が1週間ほど遅れたという。曼珠沙華は「彼岸花」とも呼ばれ、秋の彼岸の頃に咲くのに、時期がずれてしまった。テレビのニュースでは「最低気温が20度以下にならないと咲かない」と言っていた。今日は天気もまずまずで、ちょうど満開のはずだったが、1、2日ピークを過ぎたようで、花が終わっている場所も少しあった。めずらしい白い曼珠沙華も数本あった。
↓白い曼珠沙華

今日はそれほど混み合っていなくて、駐車場入口で少し車が渋滞していた程度。公園内は平日のためか、人出はそれほど多くない。
駐車場料金500円、入園料500円(1人)を払い園内に入ると、木立の中、真っ赤な曼珠沙華の群生が目の前に広がっていた。「こんなものかなぁ」と思って、通路を進むと、その先も曼珠沙華が至るところに咲いている。「でも、これで500万本もないだろう。水増ししているのではないだろうか」などと思ってしまった。
↓チキンカレーとナン

しばらく写真を取りながら歩くと、広場にテントを張った飲食店や物産の店が何店も出店していた。ちょうど午前11時になったので、混み合わないうちに昼食にすることにした。私はインドカレーの店で、チキンカレーとナンを注文。これで600円は安く、ナンも大きくて、カレーの味も本格的。とてもおいしかった。
食事の後、まだ奥に曼珠沙華の群生があったので進んでいくと、いくら歩いてもずっと群生が続いている。テント村があった場所はまだ3分の1ぐらいのところで、残りは3分の2ほどもあった。とにかく広くて、さすが日本一の規模だった。
途中にあった看板によると、河原の曼珠沙華は上流部から流されてきた球根が自生して群落になったか、洪水のたびに流出して群生地をなしたものだという。群生は自然にできたもののようだ。
↓地図。蛇行している高麗川が「巾着」の形をしている

群生地の地図看板をみると、日高市内を流れる高麗川は、ほぼ円形に近い形に蛇行している。それは巾着の形をしているため、巾着田と呼ぶようになったらしい。近くの日和山(標高305m)から見ると、全体の群生が見渡せるという。公園は直径約500m、約22haの広さがある。
今年は4月に「ひたちなか海浜公園」の広大なネモフィラの群生(ブログ記事)を見て感動したが、巾着田の曼珠沙華も規模では負けていない。花が好きな人なら、一度は見ておく価値は十分にある。
◇巾着田曼珠沙華公園
◇所在地:埼玉県日高市高麗本郷125-2
◇公式サイト:
https://hidakashikankou.gr.jp/manjushage/
今日の
最低気温19.1度、最高気温26.3度。午前中、時々雨。午後は曇り一時晴れ。
↓高麗神社

↓外国語おみくじ

○……曼珠沙華公園を見た後、近くの高麗(こま)神社に立ち寄った。朝鮮半島に君臨していた高句麗国の王族、高麗王若光をまつる社だという。高麗王は再び故国の土を踏むことなく、この地で没したという。その遺徳をしのんで社が建てられたようだ。立派な神社だった。
おみくじが6種類あり、その中に「外国語おみくじ」というのがあった。日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語に対応しているという。おみくじも国際化が進んでいる。
↓満月と重なった中秋の名月

○……今日は中秋の名月。道の駅あらいからきれいな満月が見えた。今年は中秋の名月と満月が重なる珍しい年だという。
↓見事な曼珠沙華の群生


↓バックをぼかしてみた

車は上信越自動車道から更埴JCTで関越自動車道に入り、軽井沢方面へ進む。藤岡JCTでは東京方面へ。鶴ヶ島ICで出口を出た。鶴ヶ島方面に進み、県道74号、県道15号を通り、高速を下りてから約40分で駐車場に着いた。所用時間は約3時間余。日帰りだとややきつい距離だ。
↓上から見ると…

↓茎の長さは70cmほどもあった

今年の「2023年巾着田曼珠沙華まつり」は、極暑の影響で、開花が1週間ほど遅れたという。曼珠沙華は「彼岸花」とも呼ばれ、秋の彼岸の頃に咲くのに、時期がずれてしまった。テレビのニュースでは「最低気温が20度以下にならないと咲かない」と言っていた。今日は天気もまずまずで、ちょうど満開のはずだったが、1、2日ピークを過ぎたようで、花が終わっている場所も少しあった。めずらしい白い曼珠沙華も数本あった。
↓白い曼珠沙華

今日はそれほど混み合っていなくて、駐車場入口で少し車が渋滞していた程度。公園内は平日のためか、人出はそれほど多くない。
駐車場料金500円、入園料500円(1人)を払い園内に入ると、木立の中、真っ赤な曼珠沙華の群生が目の前に広がっていた。「こんなものかなぁ」と思って、通路を進むと、その先も曼珠沙華が至るところに咲いている。「でも、これで500万本もないだろう。水増ししているのではないだろうか」などと思ってしまった。
↓チキンカレーとナン

しばらく写真を取りながら歩くと、広場にテントを張った飲食店や物産の店が何店も出店していた。ちょうど午前11時になったので、混み合わないうちに昼食にすることにした。私はインドカレーの店で、チキンカレーとナンを注文。これで600円は安く、ナンも大きくて、カレーの味も本格的。とてもおいしかった。
食事の後、まだ奥に曼珠沙華の群生があったので進んでいくと、いくら歩いてもずっと群生が続いている。テント村があった場所はまだ3分の1ぐらいのところで、残りは3分の2ほどもあった。とにかく広くて、さすが日本一の規模だった。
途中にあった看板によると、河原の曼珠沙華は上流部から流されてきた球根が自生して群落になったか、洪水のたびに流出して群生地をなしたものだという。群生は自然にできたもののようだ。
↓地図。蛇行している高麗川が「巾着」の形をしている

群生地の地図看板をみると、日高市内を流れる高麗川は、ほぼ円形に近い形に蛇行している。それは巾着の形をしているため、巾着田と呼ぶようになったらしい。近くの日和山(標高305m)から見ると、全体の群生が見渡せるという。公園は直径約500m、約22haの広さがある。
今年は4月に「ひたちなか海浜公園」の広大なネモフィラの群生(ブログ記事)を見て感動したが、巾着田の曼珠沙華も規模では負けていない。花が好きな人なら、一度は見ておく価値は十分にある。
◇巾着田曼珠沙華公園
◇所在地:埼玉県日高市高麗本郷125-2
◇公式サイト:
https://hidakashikankou.gr.jp/manjushage/
今日の足跡
最低気温19.1度、最高気温26.3度。午前中、時々雨。午後は曇り一時晴れ。
↓高麗神社

↓外国語おみくじ

○……曼珠沙華公園を見た後、近くの高麗(こま)神社に立ち寄った。朝鮮半島に君臨していた高句麗国の王族、高麗王若光をまつる社だという。高麗王は再び故国の土を踏むことなく、この地で没したという。その遺徳をしのんで社が建てられたようだ。立派な神社だった。
おみくじが6種類あり、その中に「外国語おみくじ」というのがあった。日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語に対応しているという。おみくじも国際化が進んでいる。
↓満月と重なった中秋の名月

○……今日は中秋の名月。道の駅あらいからきれいな満月が見えた。今年は中秋の名月と満月が重なる珍しい年だという。
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