01日21時12分=2023年=
長岡市にある堀口大學と山本五十六の墓
秋の彼岸は過ぎてしまったが、長岡市に行ったついでに、堀口大學と山本五十六の墓がある長岡市の長興寺に行って手を合わせてきた。山本五十六連合艦隊司令長官の墓があることで知られているが、詩人・堀口大學も代々長岡藩士の家柄で、ここで育てられた“故郷”である。この2人とに井上円了を加えた3人を「長岡三傑」というらしい。
↓長興寺

2004年の中越地震で、ほぼすべての墓石が崩れ落ち、大きな被害が出たという。
↓山本五十六の墓

山本五十六の墓は、大きいのですぐ分かった。山本家の墓の中央に五十六の墓があった。
↓堀口大學の墓

堀口大學の墓は、ウィキペディアにも書かれていない。東京帝大在学中の堀口九萬一の長男として1892年に東京市(現在の文京区)に生まれた。「大學」という名前は、父が大学生であったこと、出生地が東京帝大赤門の近くであることに由来する。父は戊辰戦争で戦死した長岡藩士・堀口良治右衛門の長男であり、小・中学校は長岡町(現在の長岡市)で育てられたため、長岡市は事実上の故郷である。
そして、第2の故郷は母の実家があり疎開してきた妙高市・関川。そして終戦の翌年に引っ越し、多くの文化人と交流した上越市南城町3である。
高田城址公園には「高田に残す」という詩碑があり、ほかには、晩年を過ごした葉山の森戸神社境内に詩碑「花は色」がある。機会があったら見に行ってみたいものだ。
墓地は菩提寺の長興寺のほか、晩年住んでいた神奈川県葉山町の鎌倉霊園にもあるようだ。
↓教育委員会が建てた解説版と詩

長興寺の墓には長岡市教育委員会による「堀川大學先生の墓」と書かれた解説板と、その下に「新春 人間に」という詩が書かれている。墓の裏を見たら、外交官だった父の九萬一(くまいち)が明治29年10月に建立したと書かれている。福島第一原子力発電所に火が入って稼働した年、80歳のときに書いた詩である。原発事故を予言・警告するような素晴らしい詩だ。
「新春 人間に」
分かち合え
譲り合え
そして武器を捨てよ
人間よ
君は原子炉に
太陽を飼いならした
君は見た 月の裏側
表面には降り立った
石までも持って帰った
(以下、省略)
◇長興寺
◇所在地:長岡市稽古町1636
◇電話:0258-36-1341
今日の
最低気温19.0度、最高気温26.6度。曇り。朝晩一時雨。
↓まめ工房ぽっぽ

↓ぽっぽのあぶらげ(容器はえびせんでできていて、食べることができる)

↓豆撰

○……長岡市栃尾で、揚げたての「あぶらげ」を食べてきた。「まめ工房ぽっぽ」という店と、「豆撰(まめせん)」で食べた。揚げたてはうまい。ビールが飲みたくなった。
両店とも芸能人などのサインがたくさん飾ってあった。「豆撰」のあぶらげの写真を撮るのを忘れてしまった。
↓長興寺

2004年の中越地震で、ほぼすべての墓石が崩れ落ち、大きな被害が出たという。
↓山本五十六の墓

山本五十六の墓は、大きいのですぐ分かった。山本家の墓の中央に五十六の墓があった。
↓堀口大學の墓

堀口大學の墓は、ウィキペディアにも書かれていない。東京帝大在学中の堀口九萬一の長男として1892年に東京市(現在の文京区)に生まれた。「大學」という名前は、父が大学生であったこと、出生地が東京帝大赤門の近くであることに由来する。父は戊辰戦争で戦死した長岡藩士・堀口良治右衛門の長男であり、小・中学校は長岡町(現在の長岡市)で育てられたため、長岡市は事実上の故郷である。
そして、第2の故郷は母の実家があり疎開してきた妙高市・関川。そして終戦の翌年に引っ越し、多くの文化人と交流した上越市南城町3である。
高田城址公園には「高田に残す」という詩碑があり、ほかには、晩年を過ごした葉山の森戸神社境内に詩碑「花は色」がある。機会があったら見に行ってみたいものだ。
墓地は菩提寺の長興寺のほか、晩年住んでいた神奈川県葉山町の鎌倉霊園にもあるようだ。
↓教育委員会が建てた解説版と詩

長興寺の墓には長岡市教育委員会による「堀川大學先生の墓」と書かれた解説板と、その下に「新春 人間に」という詩が書かれている。墓の裏を見たら、外交官だった父の九萬一(くまいち)が明治29年10月に建立したと書かれている。福島第一原子力発電所に火が入って稼働した年、80歳のときに書いた詩である。原発事故を予言・警告するような素晴らしい詩だ。
「新春 人間に」
分かち合え
譲り合え
そして武器を捨てよ
人間よ
君は原子炉に
太陽を飼いならした
君は見た 月の裏側
表面には降り立った
石までも持って帰った
(以下、省略)
◇長興寺
◇所在地:長岡市稽古町1636
◇電話:0258-36-1341
今日の足跡
最低気温19.0度、最高気温26.6度。曇り。朝晩一時雨。
↓まめ工房ぽっぽ

↓ぽっぽのあぶらげ(容器はえびせんでできていて、食べることができる)

↓豆撰

○……長岡市栃尾で、揚げたての「あぶらげ」を食べてきた。「まめ工房ぽっぽ」という店と、「豆撰(まめせん)」で食べた。揚げたてはうまい。ビールが飲みたくなった。
両店とも芸能人などのサインがたくさん飾ってあった。「豆撰」のあぶらげの写真を撮るのを忘れてしまった。
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