15日22時18分=2023年=
パリ五輪のマラソン選考会(MGC)は男女とも熱戦 横田29位、畔上34位
上位2選手がパリ五輪の出場権を得る「一発選考」の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」が15日、雨の中、東京・国立競技場発着のコースで行われた。テレビで観戦していたが、男女とも最後まで分からない素晴らしいレースだった。
↓上越出身の畔上和弥選手(トヨタ自動車)=中央=

男子は61選手が出場。この中には上越出身の畔上和弥(トヨタ自動車)もいた。今年の大阪で2時間8分29秒の自己新をマークし、ワイルドカードで初のMGC出場を決めた。期待していたが、今回は34位に終わった。また、青学のユニホームに妙高市のマークを付けて箱根駅伝を走った五泉市出身の横田俊吾(JR東日本)は、29位だった。雨の中のレースが影響を与えたものだろうか。
↓スタートから飛び出した川内優輝選手

男子は川内優輝選手がスタートから飛び出し、中間点もトップで通過。25キロ地点は川内選手が2位の集団との差を40秒ほど開いていた。だが、そのまま逃げ切れるほど、代表選考レースは甘くない。
2位集団はほとんど変わらず東京オリンピック6位入賞の大迫傑選手など40人余りの選手がつけていた。30キロも川内選手が先頭で通過し、2位の集団には30秒ほどの差である。2位の集団の先頭には大迫傑選手が上がってきた。さあ、何かが起こりそうな気配である。
↓川内選手が追いつかれる

35キロ過ぎ、川内優輝選手が2位集団に追いつかれ、7人が一団となってデッドヒートを繰り広げる激しい展開に。そして39キロ過ぎ、小山直城選手が抜け出してトップに立った。2位集団は赤崎暁選手と大迫傑選手、それに川内優輝選手の3人で、代表はこの4人に絞られた。さあ、残り3キロでどんな展開が待っているか。波乱もあるのか。
40キロを過ぎると、トップが小山直城選手、2位が赤崎暁選手、3位が川内優輝選手、4位が大迫傑選手となった。まだまだ分からない激しいレースとなった。
↓小山直城選手が1位

↓男子2位は赤崎暁選手

最後は小山直城選手が余裕を持って逃げ切って2時間8分のタイムで優勝した。赤崎暁選手が2位に入り、この2人パリ五輪の代表に内定した。大迫傑選手は5秒差の3位、川内優輝選手は大健闘の4位でゴールした。
女子は24人の選手が出場した。レース展開を書いてみると、すごいレースだったことが分かる。20キロの時点で、トップ集団は、松下菜摘選手、加世田梨花選手、岩出玲亜選手、一山麻緒選手、前田穂南選手、細田あい選手、鈴木優花選手、池田千晴選手、鈴木亜由子選手、安藤友香選手の10人。
23キロ過ぎで一山麻緒選手と細田あい選手の2人が先頭集団から抜け出した。25キロでも一山麻緒選手の先頭は変わらないが、そのすぐ後ろに細田あい選手が付けた。
30キロを通過し、細田あい選手が先頭に立ち、そのすぐ後ろに一山麻緒選手が付けた。それから10秒遅れて、加世田梨花選手、鈴木優花選手の2人が追いかける展開。さぁ、面白くなってきた。
33キロ付近で東京五輪8位入賞の一山麻緒選手が細田あい選手を抜いてトップに立った。
35キロを通過し、トップは一山麻緒選手、2位が細田あい選手、さらにその後ろから加世田梨花選手と鈴木優花選手の2人が追いかける展開となった。
36キロ過ぎから鈴木優花がスピードを上げ、38キロ過ぎで一山麻緒選手を抜いて先頭に立った。3番手には細田あい選手、4番手には加世田梨花選手。
↓1位でゴールした鈴木優花選手

↓代表に決まった2人

そして、鈴木優花選手が2時間28分で笑顔のゴール、一山麻緒選手が2位に入り、2人がオリンピックの代表に内定した。念願の代表に内定して、2人とも号泣していたが、インタビューでは晴れやかな笑顔を見せてくれた。
今日の
最低気温13.9度、最高気温20.6度。曇り一時雨。

○……今日は上越走友会の創立30周年記念式典と祝賀会の日。1993年(平成5年)4月11日、上越地区のランニング好きが直江津海岸の船見公園に集まり、練習会を行うことになったのがきっかけ。翌94年、新年会の席上、上越走友会という名称に決まった。会員数は37人だった。これが上越走友会の始まりだった。
それから30年。上越走友会の高齢化が進み、走れなくなった会員も多い。会員数も減り、20周年のときは30人が参加したが、今回は20人。
式典と祝賀会は高陽荘で行われた。久しぶりに会う走友も多く、再会を喜び合った。コロナ禍のため、マラソン大会が3年間中止になった影響は大きい。マラソン大会がないと、目標がなくなり、練習にも身が入らない。走らないうちに筋肉が落ち、走れなくなってしまうのだ。私もその一人。
式典と祝賀会が無事終わり、先ほど電車で家に帰ってきたところ。今回は司会の大役を仰せつかり、無事に進行できてホッとしている。
↓上越出身の畔上和弥選手(トヨタ自動車)=中央=

男子は61選手が出場。この中には上越出身の畔上和弥(トヨタ自動車)もいた。今年の大阪で2時間8分29秒の自己新をマークし、ワイルドカードで初のMGC出場を決めた。期待していたが、今回は34位に終わった。また、青学のユニホームに妙高市のマークを付けて箱根駅伝を走った五泉市出身の横田俊吾(JR東日本)は、29位だった。雨の中のレースが影響を与えたものだろうか。
↓スタートから飛び出した川内優輝選手

男子は川内優輝選手がスタートから飛び出し、中間点もトップで通過。25キロ地点は川内選手が2位の集団との差を40秒ほど開いていた。だが、そのまま逃げ切れるほど、代表選考レースは甘くない。
2位集団はほとんど変わらず東京オリンピック6位入賞の大迫傑選手など40人余りの選手がつけていた。30キロも川内選手が先頭で通過し、2位の集団には30秒ほどの差である。2位の集団の先頭には大迫傑選手が上がってきた。さあ、何かが起こりそうな気配である。
↓川内選手が追いつかれる

35キロ過ぎ、川内優輝選手が2位集団に追いつかれ、7人が一団となってデッドヒートを繰り広げる激しい展開に。そして39キロ過ぎ、小山直城選手が抜け出してトップに立った。2位集団は赤崎暁選手と大迫傑選手、それに川内優輝選手の3人で、代表はこの4人に絞られた。さあ、残り3キロでどんな展開が待っているか。波乱もあるのか。
40キロを過ぎると、トップが小山直城選手、2位が赤崎暁選手、3位が川内優輝選手、4位が大迫傑選手となった。まだまだ分からない激しいレースとなった。
↓小山直城選手が1位

↓男子2位は赤崎暁選手

最後は小山直城選手が余裕を持って逃げ切って2時間8分のタイムで優勝した。赤崎暁選手が2位に入り、この2人パリ五輪の代表に内定した。大迫傑選手は5秒差の3位、川内優輝選手は大健闘の4位でゴールした。
女子は24人の選手が出場した。レース展開を書いてみると、すごいレースだったことが分かる。20キロの時点で、トップ集団は、松下菜摘選手、加世田梨花選手、岩出玲亜選手、一山麻緒選手、前田穂南選手、細田あい選手、鈴木優花選手、池田千晴選手、鈴木亜由子選手、安藤友香選手の10人。
23キロ過ぎで一山麻緒選手と細田あい選手の2人が先頭集団から抜け出した。25キロでも一山麻緒選手の先頭は変わらないが、そのすぐ後ろに細田あい選手が付けた。
30キロを通過し、細田あい選手が先頭に立ち、そのすぐ後ろに一山麻緒選手が付けた。それから10秒遅れて、加世田梨花選手、鈴木優花選手の2人が追いかける展開。さぁ、面白くなってきた。
33キロ付近で東京五輪8位入賞の一山麻緒選手が細田あい選手を抜いてトップに立った。
35キロを通過し、トップは一山麻緒選手、2位が細田あい選手、さらにその後ろから加世田梨花選手と鈴木優花選手の2人が追いかける展開となった。
36キロ過ぎから鈴木優花がスピードを上げ、38キロ過ぎで一山麻緒選手を抜いて先頭に立った。3番手には細田あい選手、4番手には加世田梨花選手。
↓1位でゴールした鈴木優花選手

↓代表に決まった2人

そして、鈴木優花選手が2時間28分で笑顔のゴール、一山麻緒選手が2位に入り、2人がオリンピックの代表に内定した。念願の代表に内定して、2人とも号泣していたが、インタビューでは晴れやかな笑顔を見せてくれた。
今日の足跡
最低気温13.9度、最高気温20.6度。曇り一時雨。

○……今日は上越走友会の創立30周年記念式典と祝賀会の日。1993年(平成5年)4月11日、上越地区のランニング好きが直江津海岸の船見公園に集まり、練習会を行うことになったのがきっかけ。翌94年、新年会の席上、上越走友会という名称に決まった。会員数は37人だった。これが上越走友会の始まりだった。
それから30年。上越走友会の高齢化が進み、走れなくなった会員も多い。会員数も減り、20周年のときは30人が参加したが、今回は20人。
式典と祝賀会は高陽荘で行われた。久しぶりに会う走友も多く、再会を喜び合った。コロナ禍のため、マラソン大会が3年間中止になった影響は大きい。マラソン大会がないと、目標がなくなり、練習にも身が入らない。走らないうちに筋肉が落ち、走れなくなってしまうのだ。私もその一人。
式典と祝賀会が無事終わり、先ほど電車で家に帰ってきたところ。今回は司会の大役を仰せつかり、無事に進行できてホッとしている。
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